マダムLinのほろ酔いトーク

映画と小説の日々

針江生水の郷「川端」文化を訪ねて

2016-09-15 20:00:17 | Weblog

9月12日、午前6時半に友人と待ち合わせ、西に向かう。

目的地は滋賀県高島市新旭町針江。

比良山系の豊かな伏流水が溢れるように湧き、清流が町中を流れる。

清流にしか生息しない梅花藻が咲き、稚鮎が泳ぐ。

そこに伝わる「川端(かばた)」文化がある番組をきっかけに世間の注目を浴びた。

その番組とはNHKドキュメンタリー『里山・命めぐる水辺』。

写真家・今森光彦さんが撮影し2004年にハイビジョンスペシャルで放映されたのだという。

これが今森氏が注目した川端。

そんなことはまるで知らず、友人が申し込んでくれたガイドツアーにお供する。

 

9時半出発の街回りコースに参加したのは我々の他に福岡の女性の3人。京都の同窓会で「川端」の話を聞き、訪れたのだという。

内川端は人家の中にあるため、ガイドさん付きのツアーに参加しなければ見学できない。

それが里の暮らしを守り、里の活性化にもつながっているという。

住人はみな下の名で呼び合う知り合いで、悪いことはできない人のつながりを感じる。

ガイドをしてくれたのは、地元の年配の女性。

話題もつい主婦のおしゃべりに流れ、1時間半のガイドが2時間の散策となってしまった。

配られた紙コップで川端の水をいただき、創業100年というお豆腐屋さんでは1丁のお豆腐を三等分して奴でいただく。

買い求めた油揚げはさっそくみそ汁の具にしたり、香ばしく焼いて酒の肴に。

魚屋さんで味見して購入した佃煮は、毎日のお弁当の友になっている。

無人の露店があり、マスクやハンカチ、バンダナが。

更に行くと手芸品の販売も。手作り帽子が500円!

思わず購入、3000円の帽子はカバンにしまい、さっそく被ってみる。

 

年間を通して13度の水温を保つ水は、夏は冷蔵庫代わり。

これは地下水の豊富な大垣で育ったわたしの幼少時の記憶にもつながる。

パイプから自然に湧き出る地下水に、母は残りものを鍋に入れて浮かしていた。

水辺は子どものわたしのままごと遊びの場でもあった。

朝顔の花を絞っては色水を作り、ジュース屋のつもりになっていた幼いわたしに出会いそうだ。

帰りは近くの白鬚神社を参拝

湖畔でしばし寛ぎ、行く夏を惜しんだ。

 

見学の申し込みはこちらから。

http://harie-syozu.jp/guide

                                                     

 デジブック 『生水の郷』

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