だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

1945年、若き女医の実話

2017-06-17 21:20:16 | 映画
セスク・ゲイ監督「しあわせな人生の選択」(16)は、スペインのアカデミー賞と言われる、ゴヤ賞5部門を受賞した作品。では、フランスの映画賞は?

1975年に設立された、セザール賞。第42回セザール賞の作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞にノミネートされた作品が、公開されます。

フィリップ・メニヤル原作、アンヌ・フォンテーヌ監督「夜明けの祈り」(16)です。「ココ・アヴァン・シャネル」(09)、「美しい絵の崩壊」(13)…

「ボヴァリー夫人とパン屋」(14)などの脚本、監督を務めたフォンテーヌ監督。いつも女性目線の作品で、観客をドキドキさせてくれます。

第2次世界大戦末期、1945年12月のポーランド。赤十字で医療活動に従事する、若きフランス人女医マチルド(ルー・ドゥ・ラージュ)は…

忙しい毎日を送っていました。ある日、見知らぬシスターが助けを求めてやって来ます。担当外を理由に一度は断るものの、悲痛な面持ちの…

シスター・マリア(アガタ・ブゼク)に心動かされ、遠く離れた修道院へ行くことに。そこで目にしたのは、ソ連兵によって妊娠させられた7人のシスターたちでした。

かけがいのない命を救う使命感に駆られたマチルドは、数々の困難に直面しながらも、激務の合間を縫って修道院に通うのでした。果たして?

信仰と現実の狭間で苦しむシスターたち。実在した医師マドレーヌ・ポーリアックの実話。共演のシスター・マリアを演じたアガタ・ブゼクと…

修道院長マザー・オレスカを演じたアガタ・クレシャは、ポーランド出身の女優。戦争の陰に隠れたこうした悲劇は、まだまだあるんでしょうね。見ます。
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