減っていくもの

がんばって週に3回ジムだの運動だのいっても一向に
減らない体重は、少しのうなぎだの大福だのの贅沢品
には、ほいほいついていく調子のよさに、本気で殺意を
覚える主です。
包丁でさくっと削れないかしら・・・。

ふと思ったのですが、
「いいじゃーん、減るもんじゃないし！」とかいう台詞が
ありますが。

大体「減るもんじゃない」といわれるのは、例えば
かわいー！って頭なでる、とか、話をする、とか、
ちょっとセクハラもどきに付き合うとか、
ちょっとワンナイト火遊びウフンに足突っ込んでみる、とか
まぁ色々人それぞれなシチュエーションがあるもんです。

「減るもんじゃない」というのは、物理的なものを指してる
のでしょう。
体の一部が削り取られるわけではない。
見た目損なわれるわけじゃない。

しかし、減るもんじゃないしいーじゃん！という台詞が出てくる
場合、傾向として「心が磨り減る」事が多い気が、する。

人は生きてりゃ多かれ少なかれ、心をすり減らして生きている。
それを補うものが友達とのあほみたいに笑うひと時だったり、
彼氏彼女とのふとしたふれあいだったり、家族でご飯を食べる
ことだったり、そんな小さな事で心を満たしていく。

「いーじゃん、減るもんじゃないし！」という台詞を言われたら
「いや、減る！(σ゜Д゜)σ」ときっぱり答えましょう。
なにがー？と聞かれたら、答えは二つ


「心と時間」


みかけが減らなきゃ、何も問題なし！と判断するような
底が浅い誘いなんて、蹴ったって通常問題ないでしょ。

独りよがりにならない程度にねぇ。