中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

兼業・副業の形での起業が2割!!

2017年06月25日 05時00分00秒 | 2017年版「中小企業白書」
zおはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」125ページ「第2-1-20図 男女別、年代別に見た、起業する際に検討している企業形態」をみましたが、今日は126ページ「第図 男女別、年代別に見た、起業する際に検討している起業パターン」をみます。

下図から起業する際に検討している起業パターンについて、男女別、年代別に見ると、起業希望者・起業準備者全体の約6割が「勤務していた企業を退職し、その企業とは取引関係を持たない形で起業」と回答している一方で、「勤務していた企業を退職することなく、兼業・副業の形で起業」 と回答している割合が全体の約2割となっていることがわかります。

また、男女別に見てみると、「勤務していた企業を退職することなく、兼業・副業の形で起業」、「過去に企業での勤務経験はない」の項目について、男性に比べて女性の方が割合が高くなっている。

次に、年代別に特徴を見てみると、34歳以下の年代は、「過去に企業での勤務経験はない」の割合がほかの年代に比べて高く、「勤務していた企業を退職することなく、兼業・副業の形で起業」の割合がほかの年代に比べて低くなっている。

他方で、35~59歳、60歳以上の年代については、「勤務していた企業を退職し、その企業とは取引関係を持たない形で起業」の割合が34歳以下の年代に比べて高くなっている。

このように、性別や年代によって、検討している起業パターンが異なっていることが分かりますが、兼業・副業の形で起業している方が2割もあるとは驚きですね。

退職して起業するのは簡単ですが、実際に、お金を稼ぐのは大変なことなので、事業の見通しが立つまでは兼業・副業するのが無難な選択ではないでしょうか!

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