おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の224ページ「第2-1-72図 安定成長型企業が融資を受ける際に利用した担保・保証等の条件」をみましたが、今日は226ページ「第2-1-74図 安定成長型企業が成長段階ごとに必要としている社内人材」をみます。
下図から安定成長型の企業が成長段階ごとに必要としている社内人材について見ると、全ての成長段階で、「経営者を補佐する右腕人材」の割合が最も高くなっていることが分かります。
白書は、いずれの社内人材についても、成長段階が進むにつれて、それぞれのニーズが高くなっていく傾向にあり、特に安定・拡大期については、「後継者候補となる人材」、「経営企画ができる人材」の割合が高くなっていることが分かる。
このことから、安定成長型の企業は、成長していくにつれて企業の将来や事業の今後の方向性や展開方法が課題として顕在化し、その結果、後継者候補となる人材や経営企画ができる人材をはじめとして、多様な人材を必要と考えるようになっていることが推察される、とあります。
続いて、安定成長型の企業が、各成長段階で取り組んだ人材確保の方法について見ると、いずれの成長段階においても「ハローワークその他の公的支援機関の活用」の割合が最も高くなっていることが分かります。
白書は、創業期においては、そのほか「家族・親族、友人・知人の採用」、「前職等関係者の採用」の割合が成長初期、安定・拡大期に比べて高くなっているが、成長段階が進むにつれてこれらの割合は低下しており、一方で、「ハローワークその他の公的支援機関の活用」、「インターネットや求人誌の活用」、「民間の人材紹介会社の活用」をはじめとした取組については、創業期、成長初期、安定・拡大期と成長段階が進むにつれて、回答割合が上がっている。
このことから、安定成長型の企業は成長していくにつれて、ハローワークやインターネット、求人誌をはじめとして、様々な方法で多様な人材を確保しようとしていることが考えられる、とあります。
待ちに待った右腕人材が雇えても、それは一時的・・・というのが、中小企業の実態のように感じます。なぜ人材が流出してしまうのか、これは非常に難しい課題のように感じますね!
昨日は2017年版「中小企業白書」の224ページ「第2-1-72図 安定成長型企業が融資を受ける際に利用した担保・保証等の条件」をみましたが、今日は226ページ「第2-1-74図 安定成長型企業が成長段階ごとに必要としている社内人材」をみます。
下図から安定成長型の企業が成長段階ごとに必要としている社内人材について見ると、全ての成長段階で、「経営者を補佐する右腕人材」の割合が最も高くなっていることが分かります。
白書は、いずれの社内人材についても、成長段階が進むにつれて、それぞれのニーズが高くなっていく傾向にあり、特に安定・拡大期については、「後継者候補となる人材」、「経営企画ができる人材」の割合が高くなっていることが分かる。
このことから、安定成長型の企業は、成長していくにつれて企業の将来や事業の今後の方向性や展開方法が課題として顕在化し、その結果、後継者候補となる人材や経営企画ができる人材をはじめとして、多様な人材を必要と考えるようになっていることが推察される、とあります。
続いて、安定成長型の企業が、各成長段階で取り組んだ人材確保の方法について見ると、いずれの成長段階においても「ハローワークその他の公的支援機関の活用」の割合が最も高くなっていることが分かります。
白書は、創業期においては、そのほか「家族・親族、友人・知人の採用」、「前職等関係者の採用」の割合が成長初期、安定・拡大期に比べて高くなっているが、成長段階が進むにつれてこれらの割合は低下しており、一方で、「ハローワークその他の公的支援機関の活用」、「インターネットや求人誌の活用」、「民間の人材紹介会社の活用」をはじめとした取組については、創業期、成長初期、安定・拡大期と成長段階が進むにつれて、回答割合が上がっている。
このことから、安定成長型の企業は成長していくにつれて、ハローワークやインターネット、求人誌をはじめとして、様々な方法で多様な人材を確保しようとしていることが考えられる、とあります。
待ちに待った右腕人材が雇えても、それは一時的・・・というのが、中小企業の実態のように感じます。なぜ人材が流出してしまうのか、これは非常に難しい課題のように感じますね!