はいはい日記

はじめてのblog、少しずつ前に進むのだ。

なでしこジャパン世界一

2011-07-21 06:15:26 | スポーツ
いささか出遅れ気味の話題だけれども、なでしこジャパンのワールドカップ決勝戦をテレビ中継で観戦した。

前評判では世界ランク1位のアメリカが優勢だと思ったし、実際決勝開始直後の猛ラッシュはいつまで持ちこたえられるのかと不安になるほど。堅守とともに、幾ばくかの運(バーやポスト直撃)もあって、前半を0-0で折り返したときは、これで少しは勝機もあるのかと思った。
後半鮮やかなカウンターで失点したが、ゴール前の混乱から宮間の同点ゴールで振り出しに戻る。その後は一時的になでしこが攻勢に出たが、逆転まではできずに後半終了。
延長に入ってからはアメリカが攻勢に出る。時間が経過する中、アメリカのエース、ワンバックに豪快な勝ち越し弾を食らう。ワンバックはこれで得点ランキングトップに並ぶ4点目。この試合の結果、なでしこが準優勝でも、せめて澤の得点王だけは残してくれ…と祈っていたが、延長後半にまさかの澤の同点ゴール! 得点王争いで単独トップに立ち、自身の得点王獲得をほぼ確実にするとともに、チームを敗戦の崖っぷちから再び甦らせる劇的弾。コーナーキックにピンポイントでアウトサイドで合わせるって、その超難度のシュートを決めるか!? しかもこの局面でそれを決めるか! 感動より驚きの方が大きかった。まさにプレイングレジェンド。
PKではGK海堀が大当たり。安心して見ていられたPK3-1だった。

表彰式でトロフィーを掲げる澤を見ても、ぜんぜん実感がわかない。ワールドカップ制覇に澤の単独得点王、MVPのおまけ付き。これは夢か現実か。あまりに凄すぎて、漫画でも気恥ずかしくて描けないような、できすぎた結末だった。

アメリカ側から見たら、攻めても攻めても点が取れず、勝ち越しても2度までも追いつかれ、PKでは相手GKの大当たりで完敗と、悪夢のような、信じられない敗戦だろうなあ。

ワールドカップ

2010-06-30 22:50:18 | スポーツ
日本代表の戦いが終わっちゃいましたな…
思えばカメルーン戦、デンマーク戦の先制点と、今回のワールドカップの日本代表の主役はまぎれもなく本田だった。が、オランダ戦とパラグアイ戦は本田が封じられてしまい日本は勝機を見出せなかった。
デンマーク戦は先制のFKばかりがリプレイされるけれども、それ以外のポストプレーの安定っぷりが凄まじかった。パラグアイはよく研究したのか、本田自身のキレが鈍っていたのか、本田にボールが渡るとことごとく身体を寄せられて潰されていた。選手交代は松井→岡崎から始まり、阿部→憲剛、大久保→玉田で3枚のカードを使い切ってしまったけれども、岡崎ではなく森本あたりを入れて、本田をトップから下げても良かった。いっそ本田→森本の交代というのは…この大会の流れからすると本田をベンチに下げるという選択肢をとる勇気はなかったろうな。

決勝トーナメントを急造FWで勝ち抜けるほどワールドカップは甘くなかった。今回は、偶然の産物かもしれないが、チームとしての出来が抜群で、実力以上の成績を挙げることができたと思う。4年後に向けて、日本代表の軸となるFWの登場が待たれる。

残念・・・

2010-02-14 22:19:52 | スポーツ
バンクーバーオリンピック、女子モーグルの中継を見ていた。
メダル獲得が期待されていた上村選手は大きなミスもなくうまく滑ったように見えた。ただ、その上に行った選手たちが凄すぎた。コブを攻めるスピードが表彰台の3人はスコアが示すとおり別格だった。もちろん、上村選手の前後に滑ってミスした選手たちも凄い攻めっぷりで、無事にゴールできれば間違いなく高スコアだったろう。
上村選手のこれまでの頑張りを思えば、棚ボタでもメダルが貰えればいいと思ったが、結果は4位。なんとも残酷な結果だけれども、本人の力は出せていたと思うし、残念だけど、仕方ないと思う。巡り合わせというか、運というか、縁というか、何かがないのかな。
あと、里谷選手も2ndのエアでバランスを崩してしまったが、コース中盤の攻めっぷりは光って見えた。

競技の結果が出た後、上村選手本人が出演したCMがたくさん流れてきて、心が痛んた。

2009年F1ニューマシン

2009-01-17 18:40:05 | スポーツ
フェラーリのF60を皮切りに今シーズンのF1を戦うニューマシンが発表されている。
そのF60を初めて見て、ボディ周りにゴテゴテ付いていたフィンやボード、チムニー(煙突)の類が整理されたのは好ましい変化だと思ったが、前後ウィングの幅はなんだこりゃって感じ。フロントウィングはやけに幅広になり、形状はフラットになってるし、何よりリアウィング細っ!すげーアンバランスに見える。近年のF1が空力的に敏感になりすぎ、コース上の追い抜きが困難になっているのを改めるための改良とのことだが、これで本当にバトルが促進されるのだろうか。

スズキがWRC撤退

2008-12-16 01:39:49 | スポーツ
スズキ、FIA 世界ラリー選手権 (WRC) 活動の休止について
ついにWRCにもサブプライム問題を端緒とする経済不安の波が波及してきた。
今年からWRCトップカテゴリにフル参戦していたスズキが1年で撤退とは、非常に残念。スバルも休止を検討している、という報道もあり、日本勢が撤退すると、残るのはシトロエンとフォードのみになる。フォードも主体は子会社のヨーロッパ・フォードとはいえ、アメリカ本社が大変な苦境に陥っているのは周知のとおり。
ホンダが抜けてもF1はさほど問題もなく存続するだろうけど、WRCはもともと参戦しているメーカー数が少ないので、撤退はシリーズに与える影響が大きい。このまま撤退が相次ぐと、トップカテゴリ消滅の危機に陥りかねない。

F1ブラジルGP

2008-11-03 04:11:36 | スポーツ
深夜に目が覚めてTVを点けたらF1最終戦ブラジルGPが残り20周余りだった。
マッサが優勝したものの、ハミルトンが最終ラップで5位に上がり1ポイント差でワールドチャンピオン獲得となった。個人的には「もう少し粘れよグロック~」という感じだったけど、まあいいもの見せてもらったわ。
ハミルトンは去年は世紀の大失速、今年タイトルを逃せばアロンソの史上最年少記録に届かないところだった。というか、今年取れないようだったら、この後もずっと取れないのではという嫌~な空気が流れかねなかった。チャンピオン獲得おめでとう。
マッサも千載一遇のチャンスを逃した感があるが、今回はいいレースだった。

星野ジャパン3連勝! と、放送事故?

2007-12-04 17:38:19 | スポーツ
星野監督涙の五輪切符/アジア予選 - 北京オリンピック 野球アジア予選 : nikkansports.com
テレビで見ていたけれど、序盤は1-0のキリキリした展開で、6回裏にダルビッシュが逆転2ランを喰ったときにはどうなることかと思ったけど、その後の猛攻でチャラ。点差ほどには力の差は無かったと思うけど、とにかく予選3連勝で北京行きを決めた。

…のだけど、デジタル放送では試合終了の場面を見ることができなかった。10時直前から突然「放送を受信できません」「現在放送されていません」という状態に陥り、音も画も全く出ない状態に陥った。一瞬、地上波のアンテナが壊れたのかと思ったが、同じデジタルでも他のチャンネルは何の問題もなく放送していて、HABだけが受信不能な状態。おなじHABでもアナログ放送に切り替えたら問題なく放送が見られたので、ウチの機器特有の相性問題なのか、よく分からない。ちなみに、同じ東芝製の VARDIA RD-S600 でも全く同じ症状だった。

アナログに切り替えて視聴できたので大問題ではなかったけど、デジタル特有のトラブルで足をすくわれた形。まったく信用おけないメディアだ。デジタル放送は報道ステーションが始まった10時24分の直前から復活したので、EPGまわりで何か問題があったのかもしれない。

今朝の新聞各紙を見ても全く触れられていないので、機器特有の問題なのかもしれないけど、国策で推し進めているデジタル放送の、技術面のお粗末さがかいま見られたような気がした。

画像は22:09、9回裏の上原登板直後の模様。2画面同時表示で、左側はアナログ放送 25ch の HAB、右側は地上デジタル放送 5ch の HAB。

中日ドラゴンズ悲願の日本一

2007-11-01 23:59:03 | スポーツ
プロ野球12球団のうち優勝経験のない旧近鉄、楽天を除いた11球団で最も日本一から遠ざかっていた中日ドラゴンズが53年ぶりの日本一になった。
ダルビッシュを打ち崩して1点を取れたのも大きいが、山井~岩瀬の「完全リレー」はすごかった。普通の試合なら、あるいは普通の監督なら、山井をもう一度マウンドに立たせて、打たれるかランナーを出すかしたら交代、というところなんだけど、迷わず9回頭から岩瀬を出したのは落合ならでは、か。
もしくは、それほどまでに、53年という歴史の重圧を感じていたのだろうか。3勝1敗の5試合目だから、個人記録にこだわって星を落としてもまだ余裕がある…なんて考えはなかったんだろうな。

F1最終戦

2007-10-26 00:07:01 | スポーツ
FMotorsports F1GP: F1 第17戦ブラジルGP 決勝結果
F1の最終戦ブラジルGPでは、フェラーリのライコネンが1ポイント差の大逆転でチャンピオンを獲得するという結果に終わった。

まあ、シーズン途中でマクラーレンにスパイ疑惑が持ち上がり、コンストラクターズ争いから除外されたにも関わらず、ドライバーズポイントは抹消されないという、ある意味不可解な裁定があったワケで、この時点でマクラーレンからチャンピオンが出るのは何だかなあという雰囲気は出来ていたと思う。上海ではハミルトンが理解不能とも言えるリタイア劇を演じ、その結果としてチャンピオン争いが最終戦にまで持ち込まれ、ライコネンの「奇跡」を呼び…と、ホント「誰がシナリオ書いたんだ?」と言いたくなるくらい無用にドラマチックな展開だった。

確かに第2スティント終盤のライコネンの劇走などは見応えがあったんだけど、ハミルトンについて、序盤のドライビングミス、原因不明のギアボックストラブル、3ストップで無駄なタイムロス等々、微妙な出来事連発の結果の7位だから、どれかが無ければ彼がすんなりチャンピオンになれたはずなワケで。

レース後にはウィリアムズとBMWザウバー、審議の対象に?なんてネタがあったけど、せっかくドラマチックにフェラーリ優勝が決まったんだから、これ以上の追及はないだろうと思った通りの結果
これが逆の立場なら、あっさり失格→フェラーリにタイトル移動、となってもおかしくないような…

まあ、F1は「世界最高峰のモータースポーツ」とされる一方、世界を股にかけた「興行」なんだなとつくづく感じさせられた。