路地裏であいましょう。  

(lily's alley)

 ふわふわと。
 ゆらゆらと。
 ただよいながら、つよくなる。

探偵の部屋。

2017年06月28日 | 日々のこと。

雨でした。

ほんでわたしは。

午後遅くなってから、

村上春樹さんが訳した、

レイモンド・チャンドラーを読んでいました。





肌寒い雨の午後には。

疲れた心とからだには。

『 カナディアンベーコンとスクランブルエッグとトーストとコーヒー 』

なぜかこのメニューにぐっとくるわたし。

これって実は小説の中にでてくるメニューなんですけど。





あたたかくて乾いた大きな手が作る、

『 ベーコンとスクランブルエッグとトーストとコーヒー 』には、

なんか特別なチカラがある気がするんですね。

なんかうまく言えないんだけど。

治癒力のようなもの。勇気のようなもの。





心やからだが疲れてるなーと思うとき。

こんなのをキッチンでささっと作ってくれるひとがいたら。

わたしなんでもするわーと、一応は思ってみるのでした。





そもそも。

物語の中の探偵の部屋( 兼、事務所 )は。

たぶんわたしにとって究極の場所なんだと思います。

タフで優しい探偵さんに、

「 ふっ、アタシいつもはこんなことしないのよ 」的なこと言われて。

そんですっかり営業時間外なのに特別待遇で。

小さな仮眠部屋にかくまわれちゃうのが理想。

・・・笑ってやって。





そういえば。

レイモンド・チャンドラーを教えてくれた人って。

いったい今どこで、どうしているんだろう。

オイルライターの匂いを探すみたいに。

このごろ思い出せないことばかりが、

どんどんふえていくような気がするんです。

・・・やだ、加齢?



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