Soliloquies-Hitorigoto

3人で綴るひとりごとたち。その1。

うろこ雲

2010年09月09日 | 毎日
先週の金曜日、夕方の空を見上げたら、高い位置にうろこ雲。
 あれ、いわし雲とどう違うのだろうと思ったら、辞書によると同じものだって。
 巻積雲のこと。さば雲、まだら雲とも。
 まだまだ暑くても、秋の気配。

水曜日は雨。
 久しぶりに雨が降ったと思ったら、大雨。
 都心の地下探検(?)の不思議な夢を見る。
 たぶん、雨音と、この間見たNHKスペシャル「首都水没」のせいだと思う。

「ZOO」
違いすぎるカザリとヨーコの双子に、腐敗する様子を毎日写真に撮って被害者の恋人を演じ続ける犯人に、偽の物語を信じて父親の存在が見えなくなってしまう子どもに、毎日ひと部屋ずつで人が切り刻まれる7つの部屋に、森の中の白い家に、次世代を作っては止まっていくロボットに、クローゼットの中からの盗み聞きに、ハイジャック中の飛行機の中で売りつけられる安楽死の薬に、生き物を操って首を落とさせる声に、痛みを感じない老人をめぐる不出来なサスペンス。
確かに、遠くて、刺激的で、中毒を起こす、消費される小説なのだと思います。

 
 

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