二年前のあの日

2017-08-21 20:09:08 | 日記
たぶん、ちょうど二年前。



フランスに初めて来た時。

ラファエルのいるシャブリに行って、
みんなとごはんたべて、
ラファエルの友達のパーティに呼ばれて、

その時私はフランス語も話せずに、早く帰りたいなぁって思って、それをこのブログにも書いた事を覚えとる。

それがとてつもなく悲しくて悔しくて孤独で、ラファエルともそのあとは疎遠になったな。


あの後日本に帰って、

大阪で一年パン屋で働きながら、
ドトールコーヒーでフランス語を毎日一人で勉強した。
仕事終わってからの2時間。
休みの日の5時間。
フランス語に吹き替えられたジブリもたくさんみた。フランス映画も観た。


そのあと、フランスに戻ってフランス語を二ヶ月勉強して、パン屋で働いて、フランス人が使うフランス語を身につけた。


そんな時間を過ごしたから、

二年ぶりに行ったシャブリではラファエルやラファエルの家族、ラファエルの友達(二年前にも会った人達)と、楽しく話すことができた。



この前のイケメンの彼と二年前の話をした。

「君は二年前、はいかいいえ しか言わなかったよね。何飲むって聞いても、なんでもいいって感じだった。二年ですごく変わったね。すごく嬉しい」

「ça fait plaisir 」




なーんというか、

泣きそうになった。あー。今日という日があってよかった。

っていうか。


私は私を超えれたんやな〜って。


そう思ったら生きていくって楽しいなって。心から思えた




二年前の私にありがとうって言いたいよね

そういうひとつひとつが自信に変わる。
まだなんか出来る!って



私はフランスに住んで観たけどまだわからない事だらけで、自分のことも、世界のことも、外国のことも知れば知るほどわからなくなる。

だからまだ止まれないよねー。


いまの自分や環境や生活や居場所に満足するのはまだ早い。



昨日はシェシバタの社長とパリで偶然飲ませてもらった。


私、高校卒業した時にパティシエになりたくてケーキ屋さんに就職しようと思って、地元から一番近い場所で有名なシェシバタのお店に、親に連れてってもらって働かせてくださいと言いに行った事があるんやけどね

その時に、この写真左のイカツイおっちゃんが出てきて私に言ったのよ。

「君が思いほど甘く華やかな世界じゃない」


私はその言葉を深く受け止めて、結局パティシエの道はやめてスポーツクラブに就職した。



その時のおっちゃんと、まさかパリでまた出会うとは。人生は面白い。


おっちゃんにその事を話したら


「その顔なら俺は雇っとったはずやけどなぁ。その目と骨格はそうとうやり手そうやでな。きっとかなり気が強そうな感じやったんやない?」

って言われた






まぁ、今も気は強いけど…当時は痛みを知らずして強さだけをもっとったかもね。




まぁ、結果として、

あの時のおっちゃんと私はパリであえてお酒を一緒に飲めたってゆう事実が面白いよね。




きっと。


私はフランスに来るべきして来たんやと思う出来事がたくさんあった1週間でした。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿