organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

Pasta Lunch

2013-05-23 | 食べ物のこと

お友だちと銀座の"JIMI"という野菜がおいしいという
レストランでパスタランチをした。
前菜もいろいろあって色もきれいで楽しめた。
最後はこの本日のパスタ。
小えびと聞いていたはずなのになかなか見つからない。
パスタの上に大量に乗っかっている海藻の迫力に圧倒される。
お店の方に聞き忘れたが、お刺身のつまにもある、どうやら
乾燥めかぶのようなのだが・・・
めかぶを乾燥させて細くカットした、関西では「めひび」と
いうらしく、我が家でよく使う土佐のふのりの色違いのようなもんだ。
(いえいえ、いささか大雑把すぎます)
お味噌汁など汁ものに最適と重宝しているが、こんな使い方もあるのか
とおもしろがってしまった。
大量のめかぶの下にパスタ、その下に大きめのブロッコリーやカブなどが
ごろんごろんと敷かれている。ようやく最後の方になって
海藻に圧倒されていたかのような、小さな小さなえびが見つけられた。
「野菜の選び方、扱い方」などを出版されている著者が
お料理のアドバイスをしていて、お野菜も彼の「築地御厨」のもの
なんだそうだが、そうなんだ~という感じであった。
まぁリーズナブルで、お店がゆったりとして、せこせこしていないのと
高層階なので空を見ながらのランチは気持ちがよかった。





あやめ雪かぶのサラダ

2013-05-13 | 食べ物のこと

デパ地下で頭の方が薄紫色したかぶを買って来た。
ほんのりと色がついて、白とのコンビが新鮮でおいしそうだ。
この「あやめ雪」というかぶは、お日さまがあたる部分が紫色に変化するそうで
あくまでも小かぶとして開発された品種なのだそうだ。
かぶは好きでよくサラダにも使うが、このあやめ雪は凝縮した甘みのあるお味で
元気な葉とともに、おいしくいただいた。
おいしく、栽培しやすく、たくさん収穫できるように、さらに
消費者のニーズや地球環境の変化に沿って品種改良がされ続けていく。
この先どれだけの新種ができるのだろう。
でも種のことは素人には計り知れない奥の深さがある。
わたしたちにとってはF1種、固定種と、どちらにもたいせつな意味があると同時に
日本の自給率の低さとも関わりがあるだろう。
自給自足ができない者としては、ただただあたらしい野菜たちを新鮮に感じ
それとともに、固定種の野菜たちも大切にしたいと思ってしまう。
「野菜を食べているとまぁるくなる」ということばを以前聞いたことがあるし
その通りだなぁと思ってしまう。
だからどんな野菜たちも、おいしくいただけるだけで感謝であり
まぁるくまぁるく生きていたいなぁと思う。





名優ぞろいのオトナな映画

2013-05-09 | 暮らしのこと

「マリーゴールドホテルで会いましょう」という映画がおすすめだ。
といってもこの映画はうんと若い人たちには、なかなかピンとこないだろう。
それにしてもワクワクするような名優ぞろいの豪華キャストで
「恋におちたシェークスピア」の監督 ジョン・マッデンの作品だ。
豪華キャストというのは、いつまでも驚異的若さのジュデイ・テンチ、
マギー・スミスにクールな俳優ビル・ナイ、トム・ウィルキンソン
などなど、すばらしい役者たちだ。
ビル・ナイがいい。
好きな映画ベスト10に入るだろう「ラブ・アクチュアリー」や
60年代に実在した海賊ラジオ局をモデルにした群像音楽コメディーの
サイコーにおもしろい映画「パイレーツ・ロック」にも出演している。
ビル・ナイはおちゃめでカッコイイ役が似合う。
まぁビル・ナイだかなんだかよくわからない船長役の「パイレーツ・
オブ・カリビアン」にもでているのだが。
この「マリーゴールドホテルで会いましょう」も群像コメディ映画
といってもいいだろうが、登場人物はみな初老だ。
7人それぞれがそれぞれの事情を抱え男女がイギリスでの生活をやめ、
インドのジャイプールの豪華なはずの、実はボロボロのホテルで
長期滞在していくうちに、あたらしい生き方をみつけていくという
ユーモアに満ちたこころ豊かになる映画だ。
インドのホテルの夢見る若い経営者の青年とのギャップもまたいい。
イギリスでは紅茶にビスケットを浸して食べるが、どのくらい浸すのかを
イギリスのデイムの称号を持つジュデイ・テンチが説明するシーンでは
思わず笑えてしまうし、マギー・スミス役のあからさまな人種差別発言も
イギリスだけではなく、こういう人、割どこにでもいるけど
イギリス人だから妙に納得って思えてしまった。
何かをするのには年齢に関係はなくて、遅いということはなく
人の勇気と力強さを感じる感動作といえるだろう。
見終わってからいい映画をみたなぁと思えるおすすめ映画だ。
ラストシーンのジュデイ・テンチの後ろ姿がたまらなく印象的で
すばらしかった。





ポピー

2013-05-05 | 花や色のこと

きょうはポピーの花が見られた。
赤やピンクのポピーが風に揺られて繊細に漂う。
花の可憐さとは反対に蕾はちょっとグロテスクに思えるが
パピルス紙みたいな花びらがのっぽの茎から顔を出し
ゆらゆらしていて奇麗だ。
芝生に咲く踏んでしまいそうな小さな小さな花たちも
つつましいけど愛らしかった。
どんな花も美しい。





花菖蒲

2013-05-04 | 花や色のこと

端午の節句は別名菖蒲の節句と言うそうだが
それもそのはず、お店で菖蒲を売っているのが目につくようになっていた。
邪気払い厄除けに軒先に挿したり、枕の下に敷いて寝たりということも
あるそうだが、軒先なんかではいまだに見かけたことがない。
わざわざ購入する人のほとんどが菖蒲湯なんじゃないだろうかと思う。
菖蒲、あやめ、花菖蒲はとても似ていて、区別が難しい花たちだが
きょうはきれいな花菖蒲を見た。
明日のお節句にはまたも柏餅をいただくことにしよう。