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自民別働隊の小池新党に騙されるな

2016年11月08日 10時04分10秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                  

 

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                   「植草一秀の『知られざる真実』」

                             2016/11/06

自民別働隊の小池新党に騙されるな

           第1585号

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11月6日のNHK日曜討論は5党でなく8党で実施された。

当然のことだ。

今後の政党討論は8党を堅持するべきである。

日本維新は野党の顔をしているが、完全なる「隠れ与党」勢力である。

2008年以降、いわゆる「第三極」を人為的に創作する活動が続いてきた。

本ブログ、メルマガでは、この問題を当初から取り上げてきた。

2008年夏にフジテレビが「CHANGE」と題する政治ドラマを制作し
た。

2008年7月14日付本ブログ記事

「「偽装CHANGE」VS「真正CHANGE」」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/vs_c0a7.html

に次のように記述した。

「国民を侮蔑する政治権力は、政治プロパガンダドラマ「CHANGE」を利
用して、国民を誘導しようと企んでいる。

1.官僚利権打破の旗を掲げる中川秀直氏を軸とする自民党「上げ潮派」、

2.小池百合子氏を軸とするTPLおよび小泉チルドレン、

3.竹中氏の影武者である高橋洋一氏を軸とする「脱藩官僚の会」、

4.橋下徹知事を軸とする知事グループ、

5.民主党分断工作を担う前原誠司氏を軸とする民主党「凌雲会」グループ、

これらの各勢力を政治プロパガンダドラマ「CHANGE」で連結し、次期総
選挙での反自民票の受け皿にしようとの策略が練られている。

国民の幸福を目的とする政治行動ではない。政治権力を維持するために国民を
利用しようとするプロジェクトである。飯島勲氏がプロジェクトリーダーであ
る。」



TPLとは猪口邦子、小池百合子、佐藤ゆかり議員が結成したグループ「トー
キョー・プロジェクツ・オブ・バイ・フォー・レディース」の略称である。

フジテレビドラマ「CHANGE」は、飯島勲氏が監修、渡辺喜美行革相の秘
書田中良幸氏が政治指導を担当して制作された。

与党の意向を反映したドラマだったのである。

渡辺喜美氏が中心になって創設された「みんなの党」を立ち上げるための政治
ドラマであったとも言える。

「みんなの党」は2009年夏に創設されたが、鳩山由紀夫政権の樹立を阻止
できなかった。

「みんなの党」が期待された成果を上げ得なかったことを受けて、既得権勢力
は2012年になると橋下徹勢力を大宣伝し始めた。

これが「第三極」勢力の人為的創作であった。

2012年の総選挙で本当の第三極であったのは「国民の生活が第一」(未来
の党)である。

国会議員数は大政党の規模を維持していた。

民主党が消費税大増税に突き進み、国民に対する背徳政党に堕落した。

この民主党から、主権者との契約を守り抜こうとした議員が離党して創設した
のが「国民の生活が第一」だった。

民主党、自民党、そして、国民の生活が第一

による戦いが2012年総選挙の本来の姿であった。



メディアは連日連夜、橋下維新の大宣伝に明け暮れた。

この大宣伝を推進した最大勢力がNHKである。

現職議員7名の橋下維新を誇大宣伝し続けた。

2012年9月12日に開催された維新の結党パーティーをメディアが大報道
した。

他方、国民の生活が第一は2012年7月に現職国会議員49名で創設された
大政党である。

この新党「国民の生活が第一」が東京のホテルニューオータニで結党記念パー
ティーを開催したのが10月25日。

パーティーには日本維新の会の創設パーティーを超える4000人以上の支援
者が集結した。

ところが、この日に合わせて石原慎太郎東京都知事が辞任表明し、メディアは
国民の生活が第一の結党記念パーティーを一切伝えなかった。

その後、国民の生活が第一は「未来の党」に名称を変更して2012年12月
の総選挙に臨んだが、政権公約を発表したのが12月2日である。

この日に中央高速笹子トンネル崩落事故が発生した。

フジテレビ夜の報道番組は、全時間をトンネル事故に充当して、未来の党の公
約発表にまったく触れなかった。

総選挙に向けて各党の公約発表を大きく取り扱ってきたメディアが未来の党に
ついては一切報道しなかった。

自民党はトンネル事故を素材にして「国土強靭化の公共事業拡大」を最大宣伝
した。

トンネル事故は人為的に創出されたものである疑いがある。

現在、メディアは小池新党を宣伝し始めているが、これらはすべてつながって
いる。

「隠れ与党」の「第三極」を膨張させる策謀なのだ。

安倍自公政権に正面から対峙する勢力が国会過半数を占有することがないよ
う、「隠れ与党」の「第三極」を拡大させる策謀が進展している。

「維新勢力」、「小池新党勢力」は基本的に自民別働隊であることをしっかり
認識しておかねばならない。



2012年12月に総選挙が実施された最大の目的は、小沢新党を潰すことに
あった。

年明けの選挙になれば、小沢新党が多額の政党交付金を受け取る権利を獲得す
る。

これを阻止するために年内選挙が強行された。

2012年8月、野田佳彦政権は消費税率を引き上げる大増税法案を強行制定
した。

野田氏は、2009年8月の総選挙の際に、街頭で次のように述べた。

「マニフェスト、イギリスで始まりました。
 ルールがあるんです。
 
 書いてあることは命懸けで実行する。
 書いてないことはやらないんです。
 それがルールです。
 
 書いてないことを平気でやる。
 これっておかしいと思いませんか。
 
 書いてあったことは四年間何にもやらないで、
 書いてないことは平気でやる。
 
 それは、マニフェストを語る資格はないというふうに、
 ぜひ、みなさん、
 思っていただきたいと思います。


 その一丁目一番地
 税金の無駄使いは許さないということです。
 
 天下りを許さないわたりを許さない。
 それを徹底してゆきたいと思います。
 
 消費税1%分は二兆五千億円です。
 十二兆六千億円ということは、
 消費税5%ということです。
 
 消費税5%分の皆さんの税金に、
 天下り法人がぶら下がっている。
 シロアリがたかっているんです。
 
 それなのに、シロアリを退治しないで、
 今度は消費税引き上げるんですか?
 
 消費税の税収が二十兆円になるなら、
 また、シロアリがたかるかもしれません。
 
 鳩山さんが四年間消費税を引き上げないと言ったのは、
 そこなんです。
 
 シロアリを退治して、
 天下り法人をなくして、
 天下りをなくす。
 
 そこから始めなければ、
 消費税を引き上げる話は
 おかしいんです。
 
 徹底して税金の無駄使いをなくしていく。
 それが民主党の考え方であります。」



この野田佳彦氏が2011年に首相に就任し、2012年8月に、シロアリを
一匹も退治しないまま、消費税大増税を強行決定した。

だから、民主党は主権者の支持を完全に失った。

解散総選挙をすれば民主党は自滅である。

野田佳彦氏はことによると、自民党との連立政権を樹立して、何らかの地位を
維持しようと考えたかもしれない。

既得権勢力にとって最大の脅威だったのは小沢新党である。

2009年の公約を堅持し、野田民主党の増税推進に徹底抗戦した。

そして、本来は野田一派が離党すべきところ、節を曲げて、自らが離党して新
党を結成したのである。

この新党が民主党に代わって主権者の支持を集める可能性が高かった。

だからこそ、既得権勢力はメディアを総動員して、この小沢新党を徹底攻撃し
たのである。

攻撃の手法は、

この新党を一切報道しない

というものだった。



だからこそ、新党結成パーティーを一切報道せず、

総選挙公約発表を一切報道しなかった。

その理由をこじつけるために、

石原慎太郎知事に辞任を発表させ、

笹子トンネル事故を創作したのだと見られる。

2012年12月に総選挙を実施したのは、小沢新党に政党交付金を渡さない
ことを最大の目的とした行動だった。



この延長上に、いまの小池百合子新党の動きもある。

「自民党と小池新党の確執」

は完全な三文芝居である。

小池新党を自民党と闘う新勢力に見せかけて、

「隠れ自公」

勢力の増大を図ることが目指されている。



いま大事なことは、

政策を基軸に

党派を超えて

政治勢力の結集を図ることだ。

民進党の議員と候補者は、単独で誰一人当選できない。

だから、民進党を放置することが重要である。

放置すれば、向う側からすり寄って来ざるを得ない。

原発、憲法、TPP、基地、格差

で公約を明示し、この公約で政治勢力の結集を図る。



一番分かりやすいのは

原発

かも知れない。

まずは、

「原発ゼロ」

を基軸に結集を図ってもよいだろう。

いわゆる

「新潟方式」

である。



これから「小池新党」の大宣伝が始まるだろう。

そして、ここに

「日本維新の会」が必ず重なってくるはずだ。

この扇動に踊らされるのは、既得権勢力の策謀にまんまと嵌ることである。

小池知事のメッキはすでに剥がれ始めている。

メディアに誘導されない、政策基軸の戦術を明確にする必要がある。

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