曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

無間地獄行きのTPPバスには絶対乗らない!

2016年10月16日 13時48分06秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                   

 

                   「植草一秀の『知られざる真実』」

                             2016/10/15

無間地獄行きのTPPバスには絶対乗らない!

           第1566号

   ウェブで読む:http://foomii.com/00050/2016101521000035545
   EPUBダウンロード:http://foomii.com/00050-36152.epub
────────────────────────────────────
新潟県知事選の投票日を迎える。

原発推進の安倍政権が必勝態勢で臨んだ選挙である。

この選挙の最大の特徴は、民進党が実質的に原発推進候補の支援に回ったこと
である。

民進党最大の支持母体である連合。

連合新潟は原発推進候補と見られている森民夫氏の推薦に回った。

このために、民進党は原発再稼働阻止候補として出馬の意思を表明した民進党
支部長である米山隆一氏の推薦を拒絶した。

米山氏は民進党を離党し、共産、生活(自由)、社民と市民団体の推薦を受け
て出馬した。

無風選挙と言われた今回の知事選だが、新潟県民の意識は違った。

JX通信社が10月8、9日に実施した調査では次の結果が示された。

<終盤情勢>森氏・米山氏が横一線=JX通信社 新潟県知事選独自調査

https://goo.gl/LkeE7X

今回知事選で最も重視する争点の第1位として、原発再稼働=35.7%が示
されたのである。

第2位は「景気や雇用で」22.4%。

第3位が「医療や福祉」、第4位が「人口減少対策」だった。

原発再稼働については、10月7~9日に共同通信社が実施した調査で、

柏崎刈羽原発の再稼働について、

賛成          8.4%

どちらかと言えば賛成 15.8%

どちらかと言えば反対 24.4%

反対         36.5%

という結果が示された。



「どちらかと言えば」も含めて計算すると、

賛成が 24.2%

反対が 60.9%

である。

しかも、賛成では「どちらかと言えば」が多く、反対では「明確に反対」が多
かった。

JX通信社調査での泉田県政に対する評価は、

評価する         31%

どちらかと言えば評価する 47%

どちらかと言えば評価しない11%

評価しない        11%



評価が78%、評価しないが22%だった。



この状況下で、米山氏が新知事に選出される可能性が浮上している。

民進党が原発推進候補の実質支援に回り、自公と組んで原発推進知事を誕生さ
せようとする選挙で、

共産、自由、社民、そして市民団体が支援する候補が真正面から対峙して選挙
戦を戦い、勝利することになれば、驚天動地の偉業ということになる。

民進党は米山氏の出馬を妨害し、実質的に原発推進候補の支援に回りながら、
選挙戦が始まり、米山氏猛追の情報が広がると、代表の蓮舫氏が慌てて米山氏
の応援演説に現地入りした。

「こうもり」

と言えば、こうもりに失礼にあたる。

出馬を妨害した元民進党支部長が当選し、民進党が擁立している東京10区と
福岡6区の候補者が二人とも落選すれば、就任間もないのに、蓮舫氏引責辞任
の声が出るのは必至だ。

そのことを警戒して慌てて米山氏支援に現地入りしたのだと見られるが、こん
な「こうもり政党」、「鵺(ぬえ)政党」など、早く消えて、既得権グループ
と主権者グループに分裂するべきだ。

10月15日、東京港区の芝公園23号地で、

TPPを批准させない10.15一万人行動

が開催され、8000人もの市民が日本全国から参集した。

共産党からは小池晃書記局長をはじめ4名もの国会議員が駆けつけ、社民党か
らは福島みずほ元代表が、自由党からは山本太郎共同代表が駆けつけてTPP
批准阻止に向けての強い決意を表明した。

しかし、民進党は一人も議員を出席させなかった。

日本の世直しは、まず民進党の解党・分離から始める必要がある。

芝公園から銀座を通り、東京駅近くの鍛冶橋まで、大規模なデモ行進も実施さ
れた。

百害あって一利なしのTPPを絶対に批准させない!

そして、明日の新潟県知事選では、原発再稼働阻止候補である米山隆一氏を必
ず新知事の地位に押し上げなければならない。

選挙は最後の最後の一瞬まで力を尽くすことが何よりも大事だ。

気を緩めずに全力でこの戦いを勝ち抜かねばならない。



芝公園での中央集会では、私も呼びかけ人の一人としてTPP批准阻止を訴え
た。

TPPについて正確な情報が報道されていないため、TPPについて正しい理
解をしている国民が依然として少ない。

分かりやすい表現でTPPを表すなら

「とんでもない ペテンの プロジェクト」

ということになる。

この頭文字を取ったのがTPPである。

TPPを一言で表現すると

「ハゲタカの ハゲタカによる ハゲタカのための条約」

ということになる。

そして、このTPPがターゲットとしているのは、他ならぬ日本なのだ。



ハゲタカとは強欲巨大資本、多国籍企業

いわゆる「1%」の勢力のことだ。

このハゲタカは、1980年代以降、日本を経済植民地にするために、さまざ
まな工作活動を行ってきた。

そのなかのひとつが

「年次改革要望書」

で、大分有名になった。

この工作活動のなかで

りそな銀行の乗っ取りや郵政民営化などが実行されてきた。

TPPはハゲタカによる日本経済植民地化戦略の最終兵器である。



このTPPによって、一体何がもたらされるのか。

これが一番重要だ。

だが、次に述べるTPPの特性で、TPPが発効する時点では、必ずしもTP
Pの全貌が明らかでない。

このことがTPP論議を極めて難しくしている。

しかし、各種分析を行えば、TPPによって何がもたらされるのかを正確に予
測することはできる。

その予測内容を正しく主権者に知らせることが重要だ。



TPPによってもたらされる重要な変化は次の6つだ。

1.日本農業が「農家の農業」から「ハゲタカの農業」に改変させられる

2.日本の医療が一握りの富裕層のための医療に改変させられる。

  一般市民は病気になっても十分な医療を受けられない病苦地獄に突き落と
されることになる。

3.労働規制撤廃で「一億総非正規化」に転換させられる。

  安倍政権が唱える「一億総活躍」の正体は「一億総非正規化」だ。

4.食の安全・安心が崩壊させられる

5.各種共済事業、農協、生協、労働組合が解体させられる

6.郵政マネー、年金マネー、企業内部留保金、政府外貨準備の約1000兆
円がハゲタカによって収奪される

このような重大な変化が予測されるのである。



TPPのもう一つの問題は、TPP協定文書の記述が膨大かつあいまいで、協
定書を読んでも全貌と詳細が明らかにならないこと。

さらに、協定文書に至る経緯が秘密保持規定で隠蔽されるため、闇に覆われて
いる。

いわば、レーダーに映らない「ステルス爆撃機」のような存在なのだ。

そして、この「ステルス爆撃機」の最大の恐ろしさは、これが

「ISD条項」という「核弾頭」を搭載していることである。

このISD条項という核弾頭により、日本の諸制度、諸規制は、今後、強制的
に改変させられることになる。

かつて沖縄は、サンフランシスコ講和条約で日本から切り捨てられ、

「銃剣とブルドーザー」

によって蹂躙された。

これからの日本は

「安倍政権とISD条項」

によって蹂躙されることになる。



稲田朋美防衛相は以前に産経新聞で、

「TPPは日本文明の墓場行きのバス」

だと述べた。

かなり正しいが、認識が甘い。

正しくは、

「TPPは灼熱地獄、無間地獄行きのバス」

なのである。



国民を無理やり無間地獄行きのバスに乗り込ませ、行き先も告げずにバスを発
車させることが許されるわけがない。

どうしてもバスを発車させると言うなら、乗り込ませるのは

「安倍一族」

に限定するべきだ。

今国会でのTPP批准を何としても阻止しなければならないが、問題の本質が
安倍政治の暴走にあることを見落としてはならない。

2017年初頭にも実施されるかもしれぬ次の衆院総選挙において、安倍政権
を打倒し、原発稼働、憲法破壊、TPP推進、辺野古基地建設、消費税増税を
すべて拒絶する、

「平和と共生」の政治確立を実現する新しい政権

を樹立しなければならない。

このために私も微力ながら力を尽くす。

このことをもって連帯の決意表明とさせていただいた。

 

http://news.blogmura.com/ ←にほんブログ村 政治ブログに
クリックお願いします。(*_*)??Σ(・□・;)



『政治』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「日印原子力協定」締結に反... | トップ | 新潟知事選が立証したオール... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。