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民進党の解体はもはや時間の問題だ

2016年09月18日 15時46分36秒 | 政治経済、社会・哲学、ビジネス、

                  

 

「植草一秀の『知られざる真実』」

                             2016/09/17


民進党の解体はもはや時間の問題だ

          第1542号

   ウェブで読む:http://foomii.com/00050/2016091720000035108
   EPUBダウンロード:http://foomii.com/00050-35714.epub
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日本政治を暗転させたのは民主党悪徳10人衆である。

渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、野田佳彦
岡田克也、前原誠司、安住淳、枝野幸男、玄葉光一郎

の10名だ。

このなかでの第一級戦犯が

菅直人氏と野田佳彦氏である。

この10人が中心になって、鳩山由紀夫政権を破壊した。

そして、権力を強奪し、ポストを弄び、たらい回しにしたのである。

「悪徳」

の中核は、

「政策転覆」

にある。

鳩山政権の使命は日本政治刷新だった。

既得権勢力が支配する日本政治を

主権者が支配する日本政治に変える。

これが鳩山政権の使命だった。

米国が支配する日本

官僚が支配する日本

大資本が支配する日本

を刷新する。

これが鳩山政権の目標であり、存在意義だった。



その具体策が、

辺野古の県外、国外移設

官僚天下りの根絶

企業団体献金の全面禁止

であった。

この基本政策をすべて転覆したのが、上記「悪徳10人衆」である。

菅直人氏は日本政治刷新の路線を明示した小沢-鳩山ラインが、既得権勢力か
ら総攻撃された状況を観察して、手のひらを返した。

敵に寝返り、権力を強奪したのである。

これが2010年6月政権の本質である。

菅直人氏は、基本政策路線を全面転換した。

辺野古基地建設を推進

企業団体献金全面禁止を封印、

そして、何の党内論議を経ぬままに、突如として

消費税増税の方針を提示したのである。



2010年6月17日の参院選公約発表会見においてのことだ。

政調会長の玄葉光一郎氏は、

「マニフェスト発表の場で首相自身の言葉で言ったのだから、当然、公約にな
る」

と明言。

さらに、

「2012年度の増税実施可能性」

を述べた。

政権交代の偉業破壊は2010年6月に始動した。

権力を強奪した菅直人政権は7月10日の参院選で惨敗。

日本政治が音を立てて転落し始めたのはこの瞬間からだ。

「参院選が菅政権に対する信任投票」

と明言していたのであるから、この瞬間に菅直人氏は辞職すべきだった。

ここで、小沢一郎政権が誕生していれば、日本政治の運命は激変していたはず
である。



しかし、菅直人氏は1年以上も首相の椅子にしがみつき、後を継いだのが野田
佳彦氏だ。

この野田政権が「シロアリ退治なき消費税増税」を強行決定した。

「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしいんです」

と絶叫した人物が、

「シロアリを退治しないで消費税を上げる」

ことに突進した。

増税法を強行制定したのが2012年8月。

そして、野田政権は2012年12月に衆院総選挙に突き進んだ。

権力を自民党に献上すること

そして、

消費税増税決定を許さず新党を結成した小沢一郎氏が率いる「国民の生活が第
一」をせん滅するための解散総選挙だった。

日本政治を破壊した主犯が野田佳彦である。

その野田氏が民進党の幹事長として再登場した。

「火中の栗を拾う者」

ではなく

「焼け野原に現れた放火犯」

でしかない。



2009年8月30日の総選挙で民主党が大勝。

鳩山由紀夫政権が樹立された。

政権樹立は小沢-鳩山ラインの功績によるものである。

この選挙戦のさなか、野田佳彦氏が行った街頭演説が、のちに

「野田佳彦のシロアリ演説」

として知られるようになる。

この演説を含めて、2009年8月総選挙に向けて、当時の民主党が具体的に
どのような公約を掲げていたかを示す三大演説がある。

この内容を改めて確認しておきたい。

「消費税増税前に野田佳彦岡田克也三大演説再確認」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-f909.html

1.2009年7月14日野田佳彦氏衆院本会議討論演説

http://goo.gl/5OlF8

2.2009年8月15日野田佳彦氏街頭演説

http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo

3.2009年8月11日岡田克也氏街頭演説

(誰の作為によるかは不明だが、この動画は削除されている。岡田氏は歳出の
見直しで財源確保は絶対に可能であると主張したが、のちに全面否定に転じ
た。)



2009年8月15日の、野田佳彦氏による「シロアリ演説」を改めて提示し
ておく。

「マニフェスト、イギリスで始まりました。
 ルールがあるんです。
 
 書いてあることは命懸けで実行する。
 書いてないことはやらないんです。
 それがルールです。
 
 
 書いてないことを平気でやる。
 これっておかしいと思いませんか。
 
 書いてあったことは四年間何にもやらないで、
 書いてないことは平気でやる。
 
 それは、マニフェストを語る資格はないというふうに、
 ぜひ、みなさん、
 思っていただきたいと思います。
  
  
 その一丁目一番地
 税金の無駄使いは許さないということです。
 
 天下りを許さないわたりを許さない。
 それを徹底してゆきたいと思います。
 
 
 消費税1%分は二兆五千億円です。
 十二兆六千億円ということは、
 消費税5%ということです。
 
 消費税5%分の皆さんの税金に、
 天下り法人がぶら下がっている。
 シロアリがたかっているんです。
 
 それなのに、シロアリを退治しないで、
 今度は消費税引き上げるんですか?
 
 消費税の税収が二十兆円になるなら、
 また、シロアリがたかるかもしれません。
 
 
 鳩山さんが四年間消費税を引き上げないと言ったのは、
 そこなんです。
 
 シロアリを退治して、
 天下り法人をなくして、
 天下りをなくす。
 
 そこから始めなければ、
 消費税を引き上げる話は
 おかしいんです。
 
 
 徹底して税金の無駄使いをなくしていく。
 それが民主党の考え方であります。」
 
 
 
この野田佳彦氏が2011年9月に首相に就任した。

民主党代表選で野田氏当選に奔走したのは財務省である。

野田氏は消費税増税を強行決定することと引き換えに財務省の支援を得たので
ある。

そして、消費税増税を強行決定した。

民主党内の「正統派」勢力の多くが野田民主党の強行に抵抗したが、野田氏が
強行突破したため、党を割り、新党を創設した。

「国民の生活が第一」

である。

当時の勢力規模は、正真正銘の「第三極」だった。



この状況下で野田佳彦氏は大惨敗必至の衆院総選挙に突き進んだ。

2012年内の総選挙に踏み切ったのは、「国民の生活が第一」の政党交付金
受領を妨害するためである。

メディアは「国民の生活が第一」のせん滅を目標に情報操作を展開した。

この新党の公約発表会見の日に、中央高速笹子トンネル崩壊事故が発生したの
は、偶然の所産ではない。

この選挙で第2次安倍政権が誕生し、メディアが2013年7月参院選での
「ねじれ解消」を熱烈推進したために、日本政治は崩壊した。

その結果が、現在の惨状、焼け野原なのだ。

この焼け野原に、放火犯がのこのこ現れた。



しかし、主権者にとって、これは新たなチャンスかもしれない。

これを「奇貨」として活用することを検討するべきだ。

それは言うまでもない。

民進党の解党、民進党の消滅である。

「鵺(ぬえ)」の民進党を消滅させ、本当の野党第一党を樹立することが日本
政治再建の原動力になる。

安倍政権は12月のプーチンロシア大統領の訪日を利用して、1月総選挙の作
戦を描いている可能性がある。

不意打ち総選挙がある可能性を念頭に入れて、

主権者主導の「反安倍候補一本化」作業を急がねばならない。

 


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