YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

ステムベアリング調整

2017年09月28日 | YB125SP整備

YBRの時にステム(ハンドルが付いている首の部分)の整備を
していたわけだが、新車購入のYB125SPは特に気にせずそのまま
運用してた。
実は先週、時間を作ってステムベアリングの締め具合の調整
を行ったら、大変具合が良くなったので公開するよ。

大まかな手順は以下の通り。
ステムの構造を理解していたり、分解整備の経験があれば
簡単な作業だろう。

画像はYBRの時の物を流用しているけどYBも同じ。
ベアリングを押す力加減を少し緩める作業。
YBRの時はフォーク等まで外してフリーの状態にして3/4回転も
緩めてやっとゴリゴリした感触が無くなった経験があるけれど、
今回はベアリング確認や再グリスアップでは無いから、色々外す
事はしないで少しだけ緩めて様子見してみた。

結果、嘘のようにハンドル操作で曲がりやすくなり、ヒラヒラと
車体を倒し込めるように改善された。
まるで20kgくらい車重が軽くなったかと錯覚するくらい。
特にセルフステアリング時やとっさの切り返しに差が出た。
1/4回転程度なら押しつけ不足にならない感触だったので、
このまま運用して行くことにしたよ。

ただし、例えば中古車など整備の前歴が分からずメーカー生
産時のステム調整なのか否か分からない時や、既にステム
ベアリングが摩耗してて要交換な状態では効果を保証できない。
実行したい時は調整して様子見する事をお勧めします。
もしもブレーキング時にカタっとハンドルに軽い衝撃が感じら
れるようであれば緩めすぎなので、少し締めこみ側へ再調整
してあげてください。

YBR/YB特有のちょっと固めなステム調整をやり直す裏技でした。



2 コメント

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ハンドル キューキュー音 (中年ライダー リターンズ)
2018-02-07 20:42:39
中古YB125SPを購入し、1年半で1万km程走行し 現在1万5千kmです。いつもセルフ整備の参考にさせて頂いております。
ハンドルを切るとキューキュー音がしており若干抵抗を感じておりました。
この記事を発見して、恐らくステムベアリングではないかと、思っておりました
この記事通りに作業を進め90度程アジャスターナットを緩めました
工具は、主様紹介のキタコ150mmピンスパナを購入しました。
組み付け直してハンドルを切るとキューキュー音は改善されていませんでした。
よくよく調べて見ると アクセルワイヤー等とそれらのルートとの摩擦音でした。
シリコンスプレーを吹きかけハンドルを切ると驚くほどハンドルが軽くなっていました、キューキュー音も無くなりました。
たぶん、アクセルワイヤー等の摩擦抵抗と閉めすぎのステムベアリングの抵抗が一度に解消されたのだと思います。
この記事のおかげで、とても有意義な整備をする事が出来ました。ありがとうございました
擦れ音 (雷太)
2018-02-07 21:41:59
ハンドルが軽くなったそうで、おめでとうございます。
ワイヤー類の擦れ音は発生個所が特定しにくく、ブレーキングでフォークが縮んだ時にスピードメーターワイヤーのガイド(Fフェンダーに付いている部品)が鳴る現象もあり、これをブレーキやフォークの異常と勘違いする場合もありますね。
単純かつ対策がとりやすいくせに、特定までが意外と手こずる盲点だと思います。

それでは良いバイクライフを!

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