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「行かずに死ねるか!」石田ゆうすけ

2017年05月21日 | 読書は心のお風呂

今日みたいな炎天下の下で読むのがぴったりな本。
「行かずに死ねるか!」

なんと自転車で世界一周!!!
7年4ヶ月の旅。

こんな壮大な旅を、よくぞこの1冊にまとめてくれた、というのが一番最初の感想です。

次に、
表現が絶妙!!

書きすぎてないのが最高!!

行間を読むという言葉があるが、
この本はまさにそう。

書間にある地図を見ながら、
石田さんの居る位置、向かう方向を確認する。

スマホ片手に、
場所、遺跡を写真検索し、その場所の景色を確認する。


まるで、自分が世界一周をしているかのような体験ができます。




世界一周自転車の旅といえば、特異な気がするが、
意外と世界には、同じ志の方がいるもんなんですね。

チャリダーと出会い、
チャリダーと別れ、
また、チャリダーと出会う。


旅の出来事は、ぜひ本を読んで楽しんでもらいたいです。


石田さんが、とても興味深い表現をされていたので紹介します。



非日常を求めて、
世界一周の旅、長期の旅へ出る。

読み手からすると、非日常の連続なんですが、
実際に旅をしていると、
非日常であるのは、最初の1、2年であって、
それ以降は、「旅が日常化」するそうです。


「自分が本当はどこに行きたいのか、何がやりたいのかわからなくなってくる」
という感覚は、長期旅行者が陥りそうな心理状況なんだそうです。


この感覚って、旅人に限ったものではないですよね。

ひょうっとしたら、こんな状態に陥って、
そこから抜け出すために、
旅に出るが、
結局、
このような感情が生まれるそうです。


と考えると、
旅に出ることが、
問題解決には、ならないのかもしれませんね。



こんな命を掛けた旅を疑似体験できる最高の一冊です。