ライフ&キャリアの制作現場

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63.ゆるやかにまとめて伴走する

2016-11-25 23:46:53 | 仕事 職業 働く
 ある全国規模のNPO法人の地方組織のリーダーをしている。リーダーと言っても、行事(イベント、会議、研修会等)の準備や運営、予算管理などが主な役割だ。NPO法人なので、原則として営利目的の活動は行わず、行事といってもNPOの目的に沿った「普及広報活動」の一環である。

 毎年秋に、このNPOの全国一斉イベントがある。内容は、主に一般生活者向けのセミナーであるが、本部から大まかな方針が示されたあとは、セミナー等の内容の企画、講師の人選、広報、集客、準備、運営、総括まで、役員を中心に協力して進めないと廻して行けない。自分も含めて役員は皆、基本的に本業を持ちながらのボランティア活動になるし、役員間の命令系統や主従関係はないので、いかにイベントの実施に向けて関係者をまとめて行くかは、リーダーの力量による。

 私の場合、リーダーは率先して皆をリードすべき、役員は行事運営への協力を優先すべきという考えを緩和して、「やりたい人に任せてみる」ことにした。勿論、自分自身も関与するし、大まかな方針、満たすべき基準、予算等は明示するし責任も持つが、それ以外の具体的な事柄は、委員会を作ってそのメンバーに大幅に任せることにした。

 結果、秋のイベントは、自分としては大きな収穫があったと思っている。想定外の出来事や思うようにいかなかった事、様々な意見もあったが、来場者のアンケートによれば大変好評だった。それよりも収穫だったのは、委員や役員から来年はこうしようという建設的なアイデアや気づきが多く出てきたことだ。

 組織運営はリーダー一人の力では続かない。なるべく多くのモチベーションのある人を緩やかに巻き込み、任せてまとめて目標に向けて伴走する。そんな時間や場作りをする。自分なりのリーダーシップのとり方が見えてきた。また、自分の任期後の組織運営の形もできてきたように思う。

 

 

 
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