前回はたった1行で物を売るために必要な条件(戦略)を紹介したが、今回はその戦略の反対?によるビジネス方法を提案したものを紹介する。つまり、一般の戦略に踊らされてはいけないという啓蒙の書だと平川氏は言う。著者は当方と同年代で理工科系出身、立教大学大学院の特任教授の経験もある。戦略コンサルタントの看板を自負しているが、彼は言う。「人はある限定されてきた状況のなかで、戦略的に考えることやゴールを作ってそれを達成することを必要としてきたが、しかし、同時に戦略的に考えたり、ゴールを志向することによって、本来自由な思考に委ねられるべき状況を限定的な文脈の中でしか考えることができなくなることもある。」
つまり、ビジネスそのものが立ち上がってくる起源的な場所に立ち戻る必要があるというが、これもどうか?
つまり、ビジネスそのものが立ち上がってくる起源的な場所に立ち戻る必要があるというが、これもどうか?