さて、先日TVを見ていると、
外国人介護労働者のことをやっていた。
医療・介護の人材不足の話から、
外国人介護労働者の話へと進み、
その窓口が「国際厚生事業団」http://www.jicwels.or.jp/
であり、そこが仲介をしているということだった。
そして、さらに、この国際厚生事業団は、
厚生労働省から認可を受けた法人であり、
天下り・利権の一つであると紹介されていた。
理事長は元厚生労働省事務次官であった。
で、外国人介護労働者は、
ここを通じて希望のあった施設へ派遣される。
しかし、ここには斡旋手数料が必要。
外国人介護労働者に来て欲しいと思う施設は、
斡旋手数料をこの国際厚生事業団に支払う。
その金額は、外国人介護労働者一人につき138,000円。
原則二人一組なので、276,000円必要となる。
また、フィリピン雇用庁への手数料が一人43,000円。
さらに日本語研修期間への支払いが一日2000円、
計約36万円と上記ホームページに資料にある。
#一部受け入れ施設負担となっているが、
#その一部が36万?
日本語研修免除者については、
介護導入研修中の費用負担が約25万円。
滞在管理費が21,000円(年間一人当たり)
求人申し込み手数料31,500円(一受け入れ施設あたり)
外国人看護師もほぼ同様の金額となっている。
これでざっと計算しても、外国人介護労働者一人に、
相当なお金が国際厚生事業団に動く。
介護事業者とて、近年経営も楽ではない。
介護報酬3%アップ、介護職員の報酬アップへ!
というのもほとんど反映されていない。
この報酬アップも、アップ部分が「加算」であり、
加算を取るためには厳しい人員配置・書類を整備して初めて取れる。
どこも経営が厳しいため、人件費に使うどころではなく、
倒産を防ぐ為にちょっと一息という状況。
そういう状況にあって、
喉から手が欲しい人材も外国に頼りたくなる状況、
そこにこれだけのお金が必要。
何ゆえ現場がどんどん疲弊していかねばならないのだろう?
人参はぶら下げられるけれども、
決して食べることが出来ないシステム。
どうしても食べたかったら、
高額なお金を払わなくてはいけない。
いったい何がどうなって、こうなるのだろう・・・?
現場からどんどんお金は絞られ、疲弊していく・・・
外国人介護労働者のことをやっていた。
医療・介護の人材不足の話から、
外国人介護労働者の話へと進み、
その窓口が「国際厚生事業団」http://www.jicwels.or.jp/
であり、そこが仲介をしているということだった。
そして、さらに、この国際厚生事業団は、
厚生労働省から認可を受けた法人であり、
天下り・利権の一つであると紹介されていた。
理事長は元厚生労働省事務次官であった。
で、外国人介護労働者は、
ここを通じて希望のあった施設へ派遣される。
しかし、ここには斡旋手数料が必要。
外国人介護労働者に来て欲しいと思う施設は、
斡旋手数料をこの国際厚生事業団に支払う。
その金額は、外国人介護労働者一人につき138,000円。
原則二人一組なので、276,000円必要となる。
また、フィリピン雇用庁への手数料が一人43,000円。
さらに日本語研修期間への支払いが一日2000円、
計約36万円と上記ホームページに資料にある。
#一部受け入れ施設負担となっているが、
#その一部が36万?
日本語研修免除者については、
介護導入研修中の費用負担が約25万円。
滞在管理費が21,000円(年間一人当たり)
求人申し込み手数料31,500円(一受け入れ施設あたり)
外国人看護師もほぼ同様の金額となっている。
これでざっと計算しても、外国人介護労働者一人に、
相当なお金が国際厚生事業団に動く。
介護事業者とて、近年経営も楽ではない。
介護報酬3%アップ、介護職員の報酬アップへ!
というのもほとんど反映されていない。
この報酬アップも、アップ部分が「加算」であり、
加算を取るためには厳しい人員配置・書類を整備して初めて取れる。
どこも経営が厳しいため、人件費に使うどころではなく、
倒産を防ぐ為にちょっと一息という状況。
そういう状況にあって、
喉から手が欲しい人材も外国に頼りたくなる状況、
そこにこれだけのお金が必要。
何ゆえ現場がどんどん疲弊していかねばならないのだろう?
人参はぶら下げられるけれども、
決して食べることが出来ないシステム。
どうしても食べたかったら、
高額なお金を払わなくてはいけない。
いったい何がどうなって、こうなるのだろう・・・?
現場からどんどんお金は絞られ、疲弊していく・・・