ふつうの暮らしとリハビリテーションとケア

もし、障害を負ってしまったらどうするか?
今までの生活は??
暮らしを支えるリハビリテーションとケアを考えます。

満員御礼、だけど・・・

2008年09月16日 | おもてなしの話
この3連休、島根のおじ様に会いに、
島根海洋博物館アクアスに行ってきた。


さすが3連休、多くの人が島根のおじ様に会いに来ておられ、
なんと臨時の臨時駐車場に車を止めるほど・・・(汗)

レストランもお土産屋も人であふれている・・・

入館券売り場では、券を買うのに行列が館の外まで続いている。
そんな調子なので、職員さんも忙しくしている。

↑こんな感じ

しかし、これを批判するつもりはまったくない。
なぜなら、明らかに職員さんのキャパを越えた人。

水槽一つを見るのに並んで見るような人の多さ。
目玉のシロイルカ(島根のおじ様)ショーにいたっては、
立ち見どころか次のショー(一時間おき)の為に並んでる。

順路説明の職員さんの説明・誘導なんて誰も聞かない状況。

そんなことなので、笑顔で対応は無理・・・
グッズ売り場にいたっては、入るのにさせ勇気がいる人出。
臨時のお会計までできている。

完全に職員のキャパを上回ると、職員もパニック、
お客もパニック。

さて、これを病院・介護施設に置き換えるとどうだろう?
世間一般の病院・施設の印象って、
「忙しい」「態度が冷たい」「ちょっと待って」
などが上がるだろう。

しかし、考えてもらいたいが、
看護師が多く配置している病棟でも7(患者)対1(看護師)である。
特養においては3(入所者)対1(介護職員)である。

そう、最初っから職員のキャパを越えた人数設定だとしたら?
「忙しい」「態度が冷たい」の裏にはなにがあるのか?

人の為に何かしたい!と選んだ職業。
なのに人に優しくできない職場・社会的環境だとしたら・・・?

999円

2007年09月26日 | おもてなしの話
急に気温が下がる(汗)
今日から「秋です」ってな感じですなあ・・・

さて、前回書いた交流会。
それが終了した後、懇親会へ繰り出した。

士会のこと、協会のこと、リハビリテーションのこと、
はたまた雑談・・・

楽しい時間を過ごした。

で、足は進み(笑)
2次会・3次会へ・・・

ホテルに戻ったのが日付が変わって1時間ばかり過ぎた頃(笑)

で、朝8時過ぎに目が覚めるが、もう一眠りして(笑)
9時頃朝食へ。
軽い二日酔いで、やはり30過ぎて午前様はつらい・・・

10時にチェックアウトをして、
大型家電販売店や大型書店など、思いつきでいろいろ見て回る。

その後、最後のお立ち寄り先、「大型業務用スーパー」へ。
これはカミさんの業務命令(汗)

なにせここは業務用の卸が専門だけあって、
一パックが大量だが価格が安い!

肉類を中心に買い込む。

で、会計へすすむ。
4026円のお買い物。

で、ここで記憶が定かではなくなるのだが・・・
うっすらと残る記憶では5026円を払った記憶がある。

さらに怪しくなるのは弁当の割り箸をもらった。

で、おつりが999円、と渡される。
頭が混乱する。

この辺が夜遊びすぎたところだが(汗)、
ふと、割り箸が1円?なんて考えて受け取った。

受け取って、「???」なんて思っていると、
レジのお兄ちゃん「ニヤニヤ」。

これ見てカチン!と来たものだ。
「もう1円あれば、千円でお渡しできますが・・・」
の一言があれば印象は随分違うだろう。

しかし、当方も二日酔いの頭で1円足りなかったところ。
いろんな偶然が重なったとはいえ、

もう一言で、彼に対する評価は全然違った。
おまけに「ニヤニヤ」。

ニヤニヤ顔が生来のものなのかもしれない。
しかし、このシチュエーションでは逆効果。

もう、彼が打っているレジに行くことはないだろう。

しかし、「この一言足りない」というのは、
私も仕事でやってるんだろうなあ・・・
と反省した999円であった。

でも、彼のレジにはもう行かない(笑)




蛍光灯とおもてなし

2007年08月15日 | おもてなしの話
毎日暑い・・・
暑いを通り越して熱い・・・
子供達は毎日プールで真っ黒け(笑)

さて、先日とぼとぼと廊下を歩いてると、
Life係長!と呼ぶ声がする。

振り返ると、そこには主任さん。
ん?どうしたんですか?と聞く。

実は・・・
先日管理職の方に、外部業者への対応が不十分といわれ・・・
不十分といわれても、どうしたらいいかわからなくて・・・
とのこと。

フムフム、と聞く。

さて、我々の仕事ってどういう仕事なんだろう?
確かに日本の社会保障の一翼を担っているよね・・・
でも、振り返ると、たくさんある職業のうちの一つじゃない。
選ばれたわけでもなく、選んだのは自分でしょ。
それは、業者さんもそうなのよね。

紛れもなく、業者さんも一人の生活者。
業者さんがいて初めて、我々も業務が行えているのよね・・・

やっぱそこには感謝が必要でしょ?
このクソ暑い中、たとえ包帯一個、トロミアップひと缶、
このクソ田舎まで運んでくれている。

「暑い中、ありがとうございます・・・」
という気持ちがまず大事でしょ。

そういうのを「おもてなし」ともいうけれど、
主任さんはどういうスタイルでおもてなしをします?

おもてなしをする場合、やっぱり「お茶」ってすごくて、
例えば千利休の「わびさび」、秀吉の豪華絢爛驚きのお茶、
それぞれにスタイルがあるのよね。

でも、それは一石一丁にできるものではなく、
常に考え続けてナンボなのよね・・・

で、それを考えるとき、参考なのは本。
それも食べ物の話。

食べ物を間にしたとき、そこには緊張感があるでしょう?
ということで紹介したのが
「蔵人―クロード」と「あんどーなつ」。

おいしんぼは薀蓄がすごいし(笑)
クッキングパパはとても読みきれる量でもないし・・・

といいながら、振り返ると、
施設のホールの蛍光灯が切れている・・・

切れているばかりか、
誰も「換えよう!」と言ってくれない・・・(泣)

時はお盆。
ご家族さんの面会も多い。

その中で、しかも住居費、
いわゆるホテルコストをいただいている中で蛍光灯が切れてる・・・

そればかりか部分的に外してもある。
経費削減、それも大事だが、
怖いのは「利用者さんのアメニティを削ってまで業務遂行」
が主目的となってはかなわない。

蛍光灯が半分外してあるレストランで食べようと思うか?

まず、材料その他の手抜きを疑ってしまうだろう。
それと同じこと。

「蛍光灯が切れてるのに気付かないって事は・・・?」
「ひょっとして預けているおばあさんの変化も気付かない?」
なんて思われても仕方ない。

おもてなしを説明しながら、
そんなところで冷や汗をかいたのでした

欲しがるので・・・

2007年07月31日 | おもてなしの話
台風五号が心配・・・
夏季休暇とガチンコ(苦笑)

さて、先日福祉機器と介護機器のデモに、
とある販売会社の方が見えました。

介護機器は、使用済み紙オムツを真空パックしにして、
ニオイどころか、ノロなどウィルス・細菌すらもらさなくする、
という画期的なモノだった。

使用済みゴム手袋や、そういう感染症の方の汚染シーツもパックでき、
おお!すげえ~・・・!と感動しきりであった。

機械上部から使用済み紙おむつを入れてスイッチを入れれば、
自動的にパックされて、機械下部から出てくるというシンプルなもの。

そのパックは開けようと思えば破ることもでき、
また、機械に手を挟まれても簡単に抜くことができた。
#その会社のHPも機械の画像も見つかりませんで・・・
#わかればアップしますね・・・

お値段を聞くと、また微妙な値段(汗)
リースもあるとのことで、こちらは検討できるかな?

んで、他の施設は反応はどうでしたか?
と営業さんに聞いてみる。

う~ん、そうですねぇ・・・
反応がいいところは、すでに清潔だなあ・・・
と感じます。

逆に、反応が悪いところは、施設がにおって、
なんとなく空気がよどんでいて、
おむつ交換も素手でやったりと、
こういうところでは、売れたことがありません。

とのこと(汗)

逆に清潔な施設では、職員の皆さんが「いつ貸してくれるの?」
「値段は?」「リースは?」「メンテナンスは?」
と根掘り葉掘り聞いてきます。

う~む、外部の、第三者の意見は鋭い(苦笑)
営業さんであるがゆえに、いろんな施設を見ての感想なだけあって、
真実味がある。

そして・・・
また、反応が悪い施設に限って、
事務がこの機械を現場に紹介するのを嫌がるのです。
現場が欲しがるから、やめてくれって・・・(苦笑)

なるほどね、そうなのよ(苦笑)
私も複数の職場を経験したが、
現場をないがしろにする事務があるところに限って、
現場を事務のいいように扱おうとする。

もともと、患者さん・利用者さんを医療・介護技術者が看て、
それに対する医療・介護報酬が発生する。

その報酬を計算するのは、現場ではチト難しい。
んで、事務部がやってくれる。

逆に言うと、事務部が患者さんを見ても、報酬は発生しない。
ということになると、本来、現場と事務は対等であるべきなのだ。

それがどこで間違ってしまうのか、
事務が権力を発揮している状況のところがある。
そういう状況のところに限って、現場が疲れている、
そんな風に感じてしまう。

現場が欲しい=自分たちのため、ではなく、
多くが、これを使うと利用者さん・患者さんに還元できて、
結果的に我々も楽になって、業務もスリム化、時間外の削減、
なんてことを考えて事務に言ってみるのだ。

それを欲しがるからと、情報を最初から制限してくる事務の方。
同じ職場なのにねぇ・・・と、なんだか思い出話であった。

お見舞い、だけど・・・

2007年07月13日 | おもてなしの話
台風4号、接近中・・・(汗)
被害が出ませんように・・・(祈)

さて、先日知人のお見舞いに、町内の病院へ。
車で15分弱の距離。

入院の部屋は知っていたので、目当ての病棟へ。
ここで、看護師に聞かなきゃ良かったのよね・・・>面会許可。

L(私):あの~、○○さんに面会したいのですけど・・・

N(看護師):どちら様ですか?

L:Life reha careといいますが・・・

N:ここでお待ちください、面会を許可されるかどうか、聞いてきます。
(とじろじろ見られる。なんだか、俺、悪い人・・・?)

~~少々待つ~~

N:面会を許可されましたので、○○号室の一番奥のベッドです。

L:ありがとうございました・・・

といいながら、居室まで行ったのだが、
そんなことをするから、気にして起きて座って迎えられた。
入院している人が、面会人に気を使う瞬間だ。

この病院は個人情報保護に<力>を入れていて、
居室の名札はもちろん、ベッド周囲にも名前らしきものはない。
だけど、面会人の名前は聞かれるのだ(苦笑)
仕事関係なら、所属まで聞かれる(苦笑)

いったい誰のための「個人情報保護法」なのだろうか?
患者さんの情報を漏らさないのは「守秘義務」ですでにある。

が、このように応対されると、
なんだか面会に行ったのが悪いみたい・・・と感じてしまう。

さらに患者本人が面会人に気を使う状況まで起きている。

んで、どうも聞いてみると、
Drも自分の患者さんの部屋がわからないから、
手帳にメモって確認しているらしい・・・(汗)

これが本当なら、不必要な転記まで起きていて、
これが漏れたときには完全なシステムエラー(苦笑)

個人情報保護法、大事だけれど、
過剰に力を入れるのも、ほかにしわ寄せが行きまっせ・・・