野元の詩

電車のなかで。トイレのなかで。ラーメン屋のなかで。一人の部屋のなかで。夜のなかで。あなたに、読んでほしい。

#522 砂糖菓子の正体

2017-05-17 19:51:00 | 
『砂糖菓子の正体』

わたしの正体を誰も知らない
最新のファッション誌にだって載ってない
まっ黒できたないモノ

いつもポッケのなかをさ迷っていて
嫌なことがあると隠れてグーパーグーパー
顔だけはいつも笑っている
仮面はお化粧で固めた特注品

おとこの人はいつも幻想を抱いている
おんなはいい匂いがして優しいって
でも、そんなのウソ
ついでに、おとこの人の夢もウソ
この世界はホントウのことのほうが少ない

わたしの正体はでろでろのでろーんとしたもの
部屋の脱ぎっぱなしの服にいつも住み着いている
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