野元の詩

電車のなかで。トイレのなかで。ラーメン屋のなかで。一人の部屋のなかで。夜のなかで。あなたに、読んでほしい。

#457 街の川

2016-11-26 05:57:00 | 
『街の川』

夜がまだ沈殿している早朝の街には
川のせせらぎが流れている

自然はとうの昔に排他されたのに
早朝の少しの間だけ
川の音は町中に響き
小鳥は鳴き
どこからか森のささやきが聴こえてくる

これは幻聴か
私が自動販売機のボタンを押すと
ガコンと時計の針が進む音がした


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