野元の詩

電車のなかで。トイレのなかで。ラーメン屋のなかで。一人の部屋のなかで。夜のなかで。あなたに、読んでほしい。

無題

2017-07-23 16:37:47 | 
『無題』

くらいくらい月の底
ぽつんぽつん一人ぼっち
ダーン ダーン と愛のおと
近づいて 遠のいて 跳ねていく
ふと肩を叩かれて
後ろを振り返っても誰もいない
「なにをしているの?」
自分に問いかけても返事はなく
あちらこちらで花が咲いていく
ポピー
シクラメン
ひまわり
揚羽蝶
しだいに世界は明るくなっていく
そう、月の闇を太陽が拭ったのだ
ダーン ダーン と空におとが響く
これは愛のおと
近づいて 遠のいて 跳ねて跳ねて跳ねていく
この地には私とあなただけ
絶望と希望だけ
ここは現実と夢のはざま
肉体を持つものは誰もいない
この地には私とあなただけ
花が咲いては散っていく
ポピー
シクラメン
ひまわり
揚羽蝶
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