本が好き♪図書館ブログ

私立高等学校図書館からの
メッセージ&日常のあれこれ

映画 「ダーリンは外国人」

2010-04-14 | 本の紹介
公開を楽しみにしていた映画を観てきました。

「ダーリンは外国人」

映画の原作となっているコミックエッセイ小栗左多里著『ダーリンは外国人』を以前読んだことがあり、
とても面白かったのです。
原作はエピソードごとに完結しているし、これといったストーリーもないので、
コミックが実写化されるとどんな感じになるのだろうかと・・・

漫画家を夢見るイラストレーター・さおりと、
“漢字”の美しさに一目ぼれして来日したアメリカ人・トニー。
国際カップルの日常をユーモアたっぷりにつづった作者小栗左多里の自伝的コミックエッセイです。
語学オタクのトニーのキャラクターが私は気に入っていました。
言葉に敏感ですから、日本人が何気なく使っている言葉を突き詰めて知ろうとするのです。
「ぶん殴るの"ぶん"って何?」

国際結婚というと、異文化ギャップが問題などとよく言われ、
映画の中でも「やっぱり外国人とはうまくいかないよ。」という言葉があります。
生まれ育った環境からすると、多少そういうこともあるかもしれませんが、
同じ日本人同士だって分かりあおうとしなければうまくいきませんよね。
違う人間同士が、少しずつ自分の考えを譲り合って近寄ろうとすることが大事、
日ごろの自分への反省を込めて映画を見ました~。

この本は本校図書館にも置いてあります。
図書館に毎月入れている本の雑誌『ダ・ヴィンチ』の付録にこの書き下ろしが付いてきます。

我が家は外国に住んだこともあるし、外国に外国人の友達もいるし、
家にもいろいろな国の方が来たりしたので、外国人に対してあまり抵抗はありません。
やはり語学好きの娘が留学した時、帰国はパリジャンと一緒かと思っていました。。。
本校に「ダーリンは外国人」の先生がいらっしゃいます♪

こんな本も読みました。

『日本人の知らない日本語』蛇蔵&海野凪子


これは日本語学校の先生が、外国人留学生に日本語を教える日々を描いたコミックです。
マジメな外国人生徒たちの、外国人ならではの日本語の使い方やギモンの数々、
爆笑です♪
「立って言ってください。」「た!」・・・
ある方からよく「お疲れの出ませんように。」と声をかけていただくのですが、
その本当の意味を知りました。
こういう美しい日本語、自然に口から出るようになりたいです。
1・2巻を注文中です。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アリゾナS)
2010-04-15 11:46:25
外国に住んで改めて自分は、日本のことや日本語について無知であるということを痛感します。アニメクラブの顧問などもしてるのですが、そこで、日本語を教えて欲しいとリクエストがあったので、はじめたのですが、難しすぎたのか、わたしがちゃんと彼らの要望を把握できなかったのかで、生徒が全然付いてこれませんでした(笑)。おりがみや、自分の好きな文字と絵を描かせたりするのは、楽しかったみたいです。
アリゾナSさま (holy)
2010-04-15 21:16:47
私、アリゾナSさんがアメリカの高校の司書になるまでの過程についてとっても興味があります。
やはりダーリンは外国人ですか?
私も、外国暮らしをして、より一層日本について考えるようになりました。
日本の伝統文化や歴史に興味のある外国人にいろいろ聞かれても、詳しく知らないことが多かったのです。
外国人の名前に漢字を当てはめて書いてあげると、喜ばれました♪
金髪でもいいよ。 (黒髪好きな元本一の子のパパ)
2010-04-15 22:13:39
中学の時、英語が苦手だった我が愚息。塾にも行っていなかったので、当然受験はマジやばいって感ジー↑
丁度いとこの娘さんが大学生で英語の家庭教師のアルバイトをしていました。しかもすぐ裏に住んでいるので、少し安くしてもらい直接英語の家庭教師をお願いしました。
結構厳しい先生でビシビシしごいてましたが、おかげで英語の成績は人並みになり、おかげで本一に入学できたのが3年前。
その娘(こ)が現在職に就いているのが、外国人に日本語を教える先生です。当時先生の空きが無く就職が厳しかったようでしたが、その学校を学生時代からお手伝いしていたのと、就職に必要な資格を取っていたので、運良く就職が出来たのです。東京で一人暮らしをしているので、あまり帰ってきませんが、元気で頑張っているようです。
うちの子もそのおかげで、苦手だった英語が好きになったようで、あの時頼んで良かったと思っています。
冗談でこの映画のCMを見て。逆に金髪の嫁さん連れて来たらどうする。という話で盛り上がったのですが、まあその前に日本人の彼女もいないですからね。
合コンには是非お父さんも呼んで下さい。
パパさま (holy)
2010-04-15 23:29:22
親戚のお嬢さんが、まさにこの日本語学校の先生なのですね。
この先生になり就職するのはなかなか難しいと聞きました。
私たちが普段あまり気にしていない日本語にもちゃんと意味があるのですね。
我が家も、金髪のお嫁さんでももちろんOKです♪
合コン・・・「飲み会」じゃない合コンですね!

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