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追悼 日野原重明先生

2017-07-18 | 本の紹介
生涯現役医師として著作や講演など活動してきた聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が、
105歳でお亡くなりになりました。

1911年、明治44年のお生まれです!
聖路加国際病院に勤められ、早くから予防医学に取り組み人間ドックを先駆的に開設し、
成人病に代わる呼称「習慣病」を提案され、今では「生活習慣病」に名称が変わっています。
87年からは小学生を対象に「いのちの授業」を続け、
90歳で出版された『生きかた上手』はベストセラーになっています。
また、絵本『葉っぱのフレディ』のミュージカルの脚本も執筆されました。
私は他に『いま伝えたい 大切なこと -いのち・時・平和ー』
十代のきみたちへ ─ぜひ読んでほしい憲法の本』を読みました。

先生の講演会DVDを見たり、TVのドキュメンタリーを見たこともありますが、
一貫して「命の大切さ」を強く訴えておられました。
先生の「「いのち」とは自分が自分の意志で活用できる「時間」である。」
という言葉が強く心に残っています。
長生きの秘訣は「粗食」だそうで、朝食にはコーヒー、牛乳、オリーブオイル、
そして昼食はクッキー2枚と牛乳、食事をとるのは夕食だけとか!

100歳を越えてなお現役医師、という先生の生きる姿勢から元気をいただきました。
「自分のためにでなく、人のために生きようとするとき、その人は、もはや孤独ではない。」
ご冥福をお祈りいたします。
合掌


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