昨夜遅く、北習志野駅近くで

スタッフが落とした鍵が小さな穴をすり抜けて側溝の中へ。蓋が分厚いうえピタリと収まっていて、二人がかりでもピクリとも動かず…。警察に電話したところ消防署に電話して下さいとの事で携帯で説明をしていたスタッフが「えっ？」と言って電話を切りました。「どうしたの？」「…消防車で来るって」
しばらくすると大きな消防車が到着し中から５～６人の隊員さん達が駆け寄って来ました。小さな穴を覗き込み、近くに棄ててあったボロボロのビニール傘のほねを使って鍵をすくい上げてくれました。到着から任務完了まで約３分。「こんな事で皆さまや消防車まで出動させてしまい本当にすみませんでした」とひたすら謝る僕等に「いいんですよ、ライトが無いと中が見えないですよね」とか「鍵が戻って良かったですね」とか「住所や名前や電話番号を聞きますけど、連絡することありませんから安心して下さい」とか皆さま本当に優しい笑顔で去っていかれました。僕等は消防車が見えなくなるまで頭を下げてお見送りした後「寒いね」「身体冷え切っちゃいましたね」「熱燗でも飲んでいく？」「行きましょうか」…そして僕等は居酒屋さんへ