僕は名もない凡人でいたい

バイオリン オペラ 文芸 旅行 絵……そして、日常。白血病闘病記も

自信があります

2013年07月31日 | 日記・エッセイ・コラム

今のわたしには、電車と歩きで会場へ行き、2時間座って、映画を観る体力がある。

その自信があります!

「1日って、映画館安い日なんだよね~」

と、数日前からアピールしていたら、夫が休みを取ってくれたの

【風立ちぬ】を見に行きます。

本も買ったのに、映画見る前に読み終わらなかったけど(笑)

楽しみぃ~


どしゃ降り

2013年07月30日 | 日記・エッセイ・コラム

夫と散歩中に突然の雷雨。

たったひとつの小さな折り畳み日傘を2人で使い、雨宿りできそうな、数少ない屋根を探して早歩きしました。(わたしはまだ走ることが出来ません)

昼間はノラ猫たちの寝床になっている白いBMW。

その駐車場に屋根を見つけて忍び込み、どしゃ降りをやり過ごしました。

持ち主が来たら、「雨が止んだらすぐに出ていくので、ちょっとだけ居させてください」とお願いするつもりで・・・・・・

5分ほどで雨足が緩み、なんとか家に帰りつくことができました。

助かりました

◇◆◇◆

昨夜から、無性に「ベルサイユのばら」が見たい気分になっています

あとでツタヤに借りに行こうかな

オープニング「薔薇は美しく散る」の歌詞は、主人公オスカルのことを歌っているのだとずっと思っていました。

実は、フランス革命で断頭台に散った実在の人物、マリー・アントワネットのことを書いていると知った時、わたしの中でストンとなにか、腑に落ちる音が鳴ったような気がしました。

改めて聞き直して、鳥肌が立ち、(おなじみの)目からどしゃ降りの塩水が流れ出ました・・・・・・

  「薔薇は美しく散る」 (作詞:山上路夫)

  草むらに 名も知れず

  咲いている花ならば

  ただ風を受けながら そよいでいれば

  いいけれど

  わたしは バラのさだめに 生まれた

  華やかに激しく 生きよと生まれた

  バラはバラは 気高く咲いて

  バラはバラは 美しく散る

    どの星が めぐる時

    散っていく わたしだろう

    平凡な 人生は

    叶えられない 身だけれど

    わたしは バラの命をさずかり

    情熱を燃やして 生きてく

    いつでも

    バラはバラは 気高く咲いて

    バラはバラは 美しく散る


移植から半年

2013年07月28日 | 闘病記

骨髄移植をして半年がたちました。

わたしたち夫婦は、わたしの病気を通してライフスタイルが変わりました。

子供が出来た時のことを想定してマンションを買い、幼稚園は近くにあるし、小学校もわりと近所、中学校はともくん(夫)が卒業したところになるね、と話もしていました。

でも、1年にわたる治療を終え、退院して家に帰った時、

「この部屋は2人で住むには広い」

と、夫もわたしも同じことを考えていました。

骨髄移植は前処置の放射線で100%不妊になります。

移植前に卵子を取り出して凍結保存をする手段もありましたが、保険適用外な上に、実際に白血病の女性が5年経過して卵子を体内に戻し、妊娠、出産にまで至ったケースは、日本ではたった1件しかないのだそうです。

その事実を知って、わたしは自分の年齢や金銭的なリスクを考え、卵子保存はしないという選択をしました。

夫の腕に赤ちゃんを抱っこさせてあげられないことが、悲しいです。

ひとつの大きな夢が消えました。

わたしとは違う理由で、病気で子供を産めない友人がいます。

彼女は、友達の言葉に傷ついていました。

「子供がいる人は偉いって言われた。わたしは欠陥品なの?」

最近、日本の政治が「子供を生み育て、働き続けよ」と、プレッシャーをかけている気がします。

女性を支援すると言いながら・・・・・・。

その真実は、税金を確保したいだけ(女性からも、将来大人になる子供からも)だと思います。

そういう根っこの部分に、わたしはイラッとします。

でもまぁ、社会で生きていくためには、働いて子供を産んで、たくさん税金を納める人が偉いのかも。

「偉い」って言葉も、結局他人との比較だものね。

だけど、子供がいない人が欠陥品だなんてことは、絶対にありません!

助けてもらった命です。

わたしみたいな人間でも、たまには役立つ時もあるんじゃないかな?!

たぶん。どこかで。・・・・・・でも、あんまり期待しないで。(笑)

新しい夢を描いて、希望を持って、死ぬまで生き抜こう

◇◆◇◆

移植半年記念。

「頑張ったご褒美をなんでも買ってあげる」

と、夫が言ってくれました

わたしは‘電子ピアノ’が欲しいです。

場所を取るのでずっと我慢していたのですが、バイオリンや歌の練習で、ピアノが無いことの不便さと言ったら! 

絶対音感のないわたしが、今までどうやって音取りをしてきたか?

なんと、ピアニカをプープー吹いて凌いできたのです

子供部屋が空いたし、音楽室を作っちゃおっかな?!

夫には悪いけど


演奏会です

2013年07月27日 | 音楽活動

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7月28日(おお!明日だ!)平塚で演奏会が行われます。

場所は、国の有形文化財にも指定されています明治期の素敵な洋館「八幡山の洋館」。

公園を散策し、生演奏で優雅なひととき・・・・・・。

そんな休日もいいですね

出演者の菊池さん(テノール)と神崎さん(ピアノ)は、東日本大震災のチャリティコンサートでの演奏がとても素晴らしく、わたしは涙を流して感動しました。

お近くの方、お時間のある方、足を運んでみてはいかがでしょうか

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こちらもハートフルな演奏会です。

入場無料とはお得です

このチラシでは曲がわからないけど、レパートリー多そうだなぁ。

バイオリンの人はプロではないそうですが、こんなに色々な時代の作曲家の曲を、1度の演奏会で弾き分けるのって、案外難しい気がします。

わたしなら感情がついていかないです

ヘンデルのカチッとした感じのあとの現代音楽家ラフマニノフを弾くのとか・・・・・・いや、その逆でラフマニノフのあとのヘンデルの方が難しいか。

ラフマニノフのバイオリン曲って知らないけれど、あるんですね