不登校日記 

学校に行けなくなった息子が、学校に行けるまでを綴った日記

学習しろ

2008年10月20日 | 学校
「学習しろって」
とぶつぶつ。

何をブツブツ言っているのかと思ったら、クラスの友達が先生に何度も同じことを言われていることに対して、いい加減にしろ、という思いなんだそうだ。

先生に起こされても起こされても、10秒後にはまた寝てしまう子。
先生に注意されても注意されても、10秒後にはまた騒ぎ出す子。

先生は甘すぎるそうだ。何度言っても同じことを繰り返す子は外に出してしまえばいいのに・・・。怒りは爆発していた。

マズローの5段階欲求

2008年10月20日 | 学校
マズローの5段階欲求・・・
とブチブチ紙を見ながら言っている。私が、試験のために憶えていたものと同じものを覚えている。何で?そのまま聴いていたら、それ以外にもいろいろ。何を覚えているんだろう?

「何を覚えてるの?」
と聞いてみた。
「テスト」
と言った。

中間が始まるのかと思っていたら、明日は小テストがあるとか。
しばらく様子を見ていたら
「これで明日は満点だ」
と満足そうな顔をしていた。

勉強しているところになかなかお目見えしないのだが、とりあえず、試験前はちゃんと勉強しているようだ。

あれ?急に勉強?

2008年08月31日 | 日常生活
夏休み中遊び呆けていた次男が、今日はパソコンから離れている。何やってんだ?と見てみると、何と教科書開いてるジャン。

あれ?急に勉強?どうしたんやろ?赤い雪が降りそうだ。

「勉強やってんの?どうしたん?」
と声掛けたら
「テスト勉強」
だって。

2学期早々テストがある。普通始業式の日は、始業式だけで終わるのに、この学校は、始業式の日に実力テスト(夏休みテスト?)を行う。夏休みの宿題がしっかりできていれば、ちゃんとできるテストだ。このテストの結果で、2年生からの進級する科が決まる。成績が良ければ、自分の希望が通り、そうでなければ通らない可能性がある。だから、次男は、このテストでいい点数を取りたいらしい。

なら、夏休みの間、こつこつと頑張っておけばよかったのに・・・。前日に慌てて勉強したって、そんなに効果ないと思うよ。やった分、やらないよりはいいくらいで・・・。それも点数に跳ね返るかどうかわからないし・・・・。

まぁ、何でもいいじゃないか。勉強する気になって、自分でやってんだから。何も言わずにみとってやろう!


起きれるのか?

2008年08月25日 | Weblog
もう、夏休みも残すところ1週間。だというのに、相変わらず、昼夜逆転したまま。この悪習慣が残ったまま2学期を迎え、学校に行けないということになってしまったらどうしよう。何か心配。

「もうじき学校が始まるから、普通の生活に戻そう」
と話してみたが、空返事。全然耳に入っていない様子。

大丈夫かな~~~2学期!!!

もうじき夏休みが終わるが・・・

2008年08月19日 | 日常生活
お盆が終わると、急に夏休みが終わりに近づいたような気がする。

もうじき夏休みが終わるというのに、この夏休み何やってたんだろう。
私が見てる時はいつもネットでドラマを見ている。どこで探してくるのか、無料のドラマのサイトがあるらしく、あれやこれや見ている。あんなの全部見ようと思ったら、どれだけ時間があっても足りない。全く飽きないってことだね。

昔は、やりたいだけやらせれば、そのうち飽きてやらなくなる

なんてことを言ったりしたが、その言葉は通用しない。ネットは、膨大な量あり、一日中それにかかりっきりになったとしても、何年かかっても終わりは見えてこないような気がする。暇つぶしには絶好なものだ。これじゃ、いつになったら勉強に戻るのか~~~~。

やっぱり、親は欲張りです。子供が学校に行けないときは、元気でさえあれば、それでいいと思い、勉強をしようがしまいが何とも思わないようにしていたが、学校に行けるようになると、やっぱり勉強してほしいと思ってしまう。「思わないようにしていた」というのが本音で、やっぱり「思わなかった」と心から思っていなかったのかも・・・。長いこの時間を無駄にしてほしくはない。何か得るものがあったのならいいが・・・・。

面接

2008年08月18日 | Weblog
「あいつのせいで、休みの3日間最悪な気持ちで過ごした」
と泣いていたYさん。

上司が面接をするとき、仕事をする上で困っていることがあったら話してもらい、それを改善して、快適な職場環境を作っていくのが、それをする目的ではないか。それなのに、仕事をしたくなくなるような面接をされてしまってはつぶされてしまう。

YさんもNさんも係長の面接の時、ずいぶんひどいことを言われたらしい。上司のことを
「あいつのせいで・・・・」
などという言い方を部下にさせるようなことをしてはいけない。それに
「また・・・・」
などと言わせてしまうなんて・・・。

Nさんは意外とあっけらかんとした性格なので、
「私に辞めろってことですか?」
とあけすけに話したという。だが、Yさんは
「わかりました」
と言うしかなく、結局みんなに聴いてもらって慰めを受けた。ほかの人たちも分かっているので、特に先輩たちは「あいつ」「あんなやつ」呼ばわりしている。なかなか怖いものがある。係長の前ではにこにこして
「はい、わかりました」
と言っている先輩たちが、裏に回ると無茶苦茶なことを言ってる。こういうのを見ると、裏表のない私は人間不信になりそう。

それは別として、いつも職場であるいろいろな出来事を、もしこれが学校だったら・・・・とよく思う。

いろんなことがあっても、大人はそれなりにそれを処理することができる。が、子供だったら?今回のことが、先生と生徒だったらと思うとぞっとする。何か問題があって、先生に言ったら、解決するどころかその問題をもっと大きくされてしまった。先生によって傷つけられてしまった。こんなことあってほしくないが、残念ながらよくあること。なんか怖いな~~~~。

私は、係長の面接がまだなのだが、二人の先輩の話を聞いたら、怖くなってしまった。仕事ができなくなったらどうしようと。それで、この面接を受けなければならないのか、主査に聴きに行った。どうしても受けなくてはならないのでなければ、受けたくないと希望を出した。私の面接は課長か主査が代わりに行ってくれると、主査に言われたが・・・・。


<追記>
課長から、他の人との公平性を保つため、他の人が面接をするというのはダメということになった。面接の目的が勤務時間の希望の聴取だけだったので、私は、それなら・・・とそのことだけ主査に言ったら、面接はそれで終わりになり、係長の面接はなしになった。9月からは、私の就職面接の時からの希望が通り、早番で出勤し、早く帰ることができるようになった。

おばあちゃんちに行く

2008年08月15日 | Weblog
8月15日、1月1日は、毎年実家のおばあちゃんちに行くことになっている。この日に親戚が集まるからだ。いとこが総勢15名。1軒を除きみんな市内や隣市なので車で10分もすればそれぞれの家に着く。その1件だって電車で1時間半の距離。十分日帰りができる。にもかかわらず、みんな泊って、合宿をした。だからいとこはみんな仲良し。

私たちの子供の世代に代って、子供から見たいとこは、総勢6名。うちだけが離れていて、妹弟の家はスープの冷めない距離。一人だけ女の子であとは全員が男。うちと妹のところの子供は年が近いので、小さい頃は一緒に泊まっては遊んだ。が、弟が結婚すると、お嫁さんに面倒をかけては・・・・という思いが遠慮させて、泊まることはなく、日帰りで帰ってくる。子供も大きくなったので、いとこ同士会うのが楽しみ~~というよりは、半分は義務感で行っている部分もある。今でも私のいとこたちは、あのお泊り会を懐かしみ、おばさんがやってくれたからいい思い出になった、と言って喜んでくれるが、うちの子供たちを見ていると、同じことをやったにも関わらず、そのような思いが育っていないような気がする。何でだろう?

うちの子供は何か冷めているが、妹の子も弟の子も、うちの子供たちに会うのをとても楽しみにしていてくれる。特に、甥っ子にとって、うちの子はヒーローになっている。朝5時から起きて、待っていてくれたとか。

実家に着くと、甥っ子はゲームのことが気になり、聞きたくてしょうがない様子で、早速ゲーム機を取り出した。適当に盛り上がっているようだった。が、次男は甥っ子にひっぱりまわされて、夕方には疲れてしまった様子。別室で一人眠ってしまった。ちょうど、バーベキューを始める頃。

バーベキューが始まり、花火が始まり、みんな親戚の者もみんな集まり、盛り上がっているその時、次男はグーグーお昼寝。一度は食べに起きてきたが、ちょこちょこっとつまむとまた寝てしまった。

今年は変わった花火が出て、なかなか見ごたえあったのに・・・・。これは来年までお預けだな~~。帰りの電車の中、そんな話もしたが、全く無関心のようだった。きれいなのにな~~~~。

自宅でも、花火を始めたが、帰りの電車がなくなってしまうので、私たちは先に帰ってきた。

いつまでこうして集まれるのかな~~~。祖父が亡くなってから、だんだんうちに集まる親戚も少なくなり、ずいぶん寂しい、盆、正月になった気がする。

課長の面接

2008年08月14日 | Weblog
うちの職場は、毎年7月が転勤月。今回課長が転勤してきた。新しい課長は、今の現状を把握しようと、一人一人面接を始めた。一人ずつ丁寧にやっているようで、2日間で全員を終える予定が、もう何日もかかっている。課長が私たちの所にやってくるのは週2日(らしい)。課長の面接が気にはなっていたのだが、全然話がないので、まだなんだと思っていたら、突然今日その日がやってきた。

うちの職場には、モラルハラスメントがある。このことを言うべきか言わざるべきか迷っていた。子供たちが新学期になって新しい担任になった時、たまたま事件を見てしまって、それを言うべきか言わざるべきか考えるのと同じ。(子供たちは何も話さなくても、察してしまうこともありますが・・・)もし、自分の言ったことをよく聞いてくれ、その問題が解決できるように働きかけてくれる先生ならいいが、そうでない先生だったら、自分をもっと傷つけてしまう。だから話すべきかどうか、よく考えてしまう。私もそんな気持ちで、課長に言うべきか迷っていた。親や教師は、子供に、
「黙ってないで何でも相談するように」
というが、話す相手を信頼できるかどうか自分で見極めなければ、話せないよね。それがたとえ教師であっても親であっても・・・・。いつも、親の立場で物事考えていると、そういう部分が見えてこないことがあるのだが、自分が実際に経験してみると、子供の気持ちがよく見えてくる。

ずっと祈っていた。話すべきだと答えを受けたので、話すことにした。

課長はじっくり話を聞いてくれ、
「(モラルハラスメントについて)このうようなことがあってはいけない。直接私の耳に入ってくるシステムを作ります」
と約束してくれた。

今日の話は実に2時間にも及んだ。こんなに時間をとってもらっていいのかと私の方が焦ってしまった。が、課長は時間を気にすることもなく、のんびり構えて、じっくり耳を傾けてくれた。

話してよかった。そんな気持ちになった。終わった時、たとえ何も変わらなかったとしても、自分の気持ちを分かってくれる人がいる、それだけで、重荷が軽くできた感じがする。

子供たちには、良き理解者が必要。話す前に、子供に
「私は、あなたの信頼に足る人間ですよ」
とアピールしておかないと・・・。それが分かってもらえないと、子供は話したくても話せない。誰かに聞いてほしいのに口を閉じてしまう。

自分の言うことを聴いてくれる人がいる。それをちゃんと受け止めてくれる人がいる。ということそれだけで、こんなに気持ちが楽になるとは・・・・。



<追記>
これから数日後、「モラルハラスメントの相談窓口(外部窓口、内部窓口)」の掲示物が、総務部から配布された。課長が私との約束を守ってくれたことを知り、うれしくなった。

イライラする

2008年08月13日 | 日常生活
8月は何とかしたいと思って、目標を立てさせたり、セミナリーをやろう、家庭の夕べをやろう、あれこれ働きかけてはいるのだが、何か学校に行っていた時のような活気がない。去年の無気力状態に戻ってしまった気がして、何ともならない。昼夜逆転し、ふらふらしている次男を見ていると、大丈夫か~~~と心配になる。9月の試験が近付いてきて、気持ち的に私も自分のことで精一杯ムードになって焦ってきているので、どうも、気持ちが子供に向かない。声はかけてはいても気持ちが入っていないのか、それを子供に見透かされているのか、よくわからないが、何ともイライラする毎日だ。なんとかしてくれ~~~~。

夏休みに頑張ろうよ

2008年08月10日 | 教会
1学期は学校に行くのが精いっぱいだった次男だが、夏休みは時間がある。次男の入っている部活は、夏休みの間1回も活動がない。(こんな部活あるんか~~)たっぷり時間があるから、1学期できなかったセミナリーを頑張ってやろうよ、と何回もこの間から誘っているのだが、いい返事が返ってこない。ちょっとやる気になるまで待ってみようか、と思ったのだが、
「ん~~~~」
とYESでもなくNOでもない、どっちつかずの返事をされて、何かイライラしてくる。

どうするんだ!!はっきりしろ!

土曜日が出校日?

2008年08月08日 | Weblog
「明日出校日だから」
次男がそう言った。

え?明日は土曜日だよ。学校は土曜日はないだろう?
出校日、明日じゃなくて今日じゃないの?

そういえば、夏休みのスケジュール表まだ貰ってなかったなぁ~~~。
夏休みの予定表は?
と言ったら、案の定、
「どこやっちゃったかな~~~?」

次男はそう言いながら探し始めた。机に貼っておけばなくならないのに・・・。
しばらく探していたがみつからないみたい。

私が「今日だ、今日だ」と言うものだから、最初の「明日」というのがだんだん自信なくなってきたみたい。それで、とにかく1回学校に連絡してみなよ、ということになって、電話した。遠い学校なら、こんなことできないが、学校までは自転車で15ふん。始業30分前に電話をすれば、間に合ってしまう。こういうところが近いって便利だよね。

次男が学校に電話を入れたら、
「出校日は明日です」
と言われた。

「俺って最強だ!!」
と自慢げに言った。

そうこう言っていたら、4月にもらった年間予定表が見つかった。それを見ると、確かに土曜日が出校日になっている。無くさないように予定表を壁に貼っておいた。

8月の目標

2008年08月05日 | 日常生活
夏休みの宿題を最初の2日で終らせたあとは、なんとなく昼夜逆転で、ネットゲームにふける生活。まるで、去年に戻ってしまったようだ。そんな生活で終わってしまった7月。なんとか8月はこんな生活を改善したいと思って、8月の予定なるものを書かせてみた。夏休みが終わったら、実力テストがあり、そのテストの結果で2年生のクラスが変わる。入学するときに、どの科にするのか選ぶことができたが、1年生は、どのクラスに入っても、皆同じパソコンと電気の基礎を学ぶ。そして2年生になるときにコンピュータと電気に、更にコンピュータはコンピュータと進学コースに、電気は電気と電子制御のコースに分かれる。2年生から本格的に専門コースに分かれての勉強になるので、そのクラスを1年勉強してみてもう一度進路を選択する時間をもらうことができるのだ。コンピュータにしても電気にしても、初めての専門コースなので、自分には何があっているのか、本当のところはやってみないとわからない。そういうことからしても、この制度はありがたいものだ。

で、次男は今電気制御に行きたいと思っている。どうして電気制御かといえば、長男がコンピュータのコンピュータコースに行ったので、同じ道に進みたくないのだ。勉強の内容がどうこうじゃなくて、単に「お兄ちゃんと同じは嫌」ということだ。

この学校では、成績のいい子はコンピュータコースに行く子が多く、このクラスの倍率は高いので、難関。先生たちの間では「おりこうちゃんクラス」と呼ばれている。一番腕白で成績の悪い子が集まるのが、電気コース。この勉強をしたいと言ってこのクラスに来る子ももちろんいるが、いわば、成績が悪くてどのクラスにも入れなかった子が集まってくる。成績でいえば、コンピュータコース、進学コース、電子制御コース、電気コースでしょうか。毎年これが恒例なのだが、今年はちょっと異変が起きているようだ。

自分が行きたいコースに行くためには、成績が悪くてはダメだ。次男はそのために、がんばって実力テストでいい点数を取りたいらしい。

次男の立てた目標はかなり抽象的。目標はもっと具体的に立て、行動を促すものでないと、結局は計画倒れになってしまう。もう一度、具体的目標を作るように言ってみた。

言われてなくても心が痛い

2008年08月03日 | Weblog
ミスをすると、係長が怒鳴る。部屋中にその声が聞こえる。言われた方は、自分が悪いことがわかっているので、怒鳴られてもしょうがないと言って、とにかく同じ失敗をしないようにしている。まぁ、そんなに怒鳴らなくても、本人は自分が失敗したことはわかっているし、気がついていないことは、
「ここ間違ってますよ。気がついてますか?」
と言うだけで、相手はわかる。大人なんだから、自分のやったことぐらい自分でわかってるよ。人に言われなくても・・・

このことは、実は言われた本人のことだけで過ぎないことがわかった。この怒鳴り声を聞いている人の中に、胃の調子を悪くした人がいる。彼女は何のミスもしていないし、係長から怒鳴られたこともない。にもかかわらず、体に不調を訴えていて、なかなか治らない。

長男が小学校1年生の時に初の不登校をやった。その時の長男の言葉が理解できなかったのだが、やっとわかった気がする。

長男の小1の時の先生は、とても明るい先生で、長男が学校に行くと、まだ校庭の向こうにやっと姿が見えるほど遠くにいても
「おはよう!!よく来たね~~~」
と手をちぎれんばかりに振って迎えてくれるような先生。私からすると「いい先生」だった。ところが、長男に言わせると、「怒りっぽい先生」でよく怒っていたという。長男の言うことを100%鵜呑みにしたとしても、長男は1時間目に
「いい姿勢だね。」
と先生に褒められると、それを帰るまで続けるような子で、先生から怒られるようなことは、何一つしていないようだった。だから、先生が怒りっぽかったにせよ、長男には何もそれは関係ないだろう、と思っていた。ところが、職場の彼女の様子を見ると、長男は全く同じことを経験していたのかもしれないと思う。

つまり、本人自身は先生に怒られることがなかったが、他のクラスの友達が先生に怒られているのを見て、自分が怒られているような気持ちになってしまったに違いない。心に響いてくることは、自分が言われたことだけではなく、自分の周りの人が言われた言葉でも、短刀で刺し抜かれるように胸を刺すものなのだ。

この職場に来て、いじめについて、また子供たちが学校で経験したことについて、少し理解できてきた気がする。

繊細な者がつぶされる

2008年08月02日 | Weblog
だいたい、何を言われても「ガハハ」と笑って、いとも簡単にそれを笑い飛ばしてしまう人は、いじめとは無関係でいられるのかもしれない。ところが、人から言われたことが気になってしまう人(真面目な人はこういう人が多いよね)は、誰かの思いやりのない人ことが気になって仕方がない。傷つき、悩んでしまう。こうなったら、立派ないじめだよね。

本来、感受性が強いというのはいいことだと思う。感受性が鈍くては、優しい人にはなれないから。でもね、感受性が高いということは、人から言われたことも全部心に止めてしまうので、「ガハハ」と笑って笑い飛ばすことは難しい。こういうガラスのような繊細な人はつぶされてしまう。

何か言う方が、その人のために言ってる・・・なんて考え違いをしている場合は最悪だ。大人は、相手の立場に立って考え、きっと、この人はこういうことを考えて私に言ってくれているんだな~~と考えることもできる。でも、子供には無理。子供は言葉を選んで話すこともしないから、ストレートに言ってしまう。こんなことされたら、繊細な心の持ち主はいっぺんにつぶれてしまう。あ~~~本当に胸が痛い。

職場でのいじめ

2008年08月01日 | Weblog
今週Uさんが8月いっぱいで辞めることにしたという話を聞いた。彼女はとても優しく、人に気を使う人なので、辞めてからの自分の計画を楽しそうに話してくれた。自分のやりたいことが見つかったからね、と。なんかとてもガックリきてしまった。

今日は、NさんがTさんに
「あなた感じ悪いわよ」
と言っている。あ~~~まただ~~と思ったら胸が痛くなった。

Nさんのいうことは間違ってはいない。確かに自分の前で、内緒話をされたら気分がよくないもの。でもね、そういうことってみんなの前で言うこと?誰かに注意したり、忠告したりする時って、「二人で、ひそかに」というのが鉄則じゃない。みんなの前で大きな声でそんなこと言ったら、聞いてる方も気分悪いし、第一言われる方の顔をつぶしてしまう。これが社会的地位の低い人だったら、一発でつぶされてしまう。ところが社会的地位が上とか、年齢が上だったりすると、それをあえて
「ちょっと、貴方、みんなの前でいうなんて・・・・云々」
なんていうことを言う人なんかおらず、それがまかり通ってしまう。その結果、このようなことが繰り返される。

職場でこういうことがある度に、いじめについて考えてしまう。これも言われた方が傷つきいじめられたと深い傷を負えば、立派ないじめだろう?これがエスカレートすれば、心身症を起こすに違いない。

大人の社会では、どうしても辛くなれば、Uさんみたいに「辞める」という選択もある。私のように、食事の時間は外に出て、一人になる、という選択もある。でも子供たちには、そういう選択はない。どんなに担任の先生と合わなくても、クラスの友達にいじめられていても、他の学校に変わることもクラスを変わることもできない。唯一できることは、学校に行くのを辞めること。なんて理不尽なことだろうか?