DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

二つのフォーラムのお知らせ

2014-05-31 22:04:11 | CAP
 
 リエゾンちょうふでは6月に2つのフォーラムに参加いたします。


  6月20日~22日調布市民フォーラム(国領あくろす)
    
    20日金曜日午前10時~12時半CAP講演会
    CAPせたがやの方をお呼びしました。
    子どもをどう守っていったらよいのか、わからなくなることがありませんか?
    子どもの自立を妨げないで危険な時に、子ども自身が自分を守ることができたらどんなに良いで     しょう。そんなノウハウをCAPが(子どもへの暴力防止プログラム)保護者の皆さんにお届けしま     す。
    調布市市民プラザあくろす3階研修室2 国領駅徒歩1分


  6月25日渋谷女性センター(渋谷女性センターアイリス)
    
    「DVの現状から見るこれからの女性の生き方」
    16時~18時リエゾンちょうふ中島由子講演
    DVとは、デートDVとは、なぜ起きるのか、予防法は?
    そのメカニズムは?自分がDVにあっているのかどうかわからないとき
    少し学んでみませんか?きっと自分がどうした良いのか見えてきます。

 渋谷女性センター 渋谷区桜丘23-21 渋谷文化総合センター8階
     
    
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

在籍中の男性からのメッセージ

2014-05-18 23:23:18 | 【DV加害者更生教育プログラム】
 題名:行動が性格をつくる(40代男性)

本文:

私たちは普段の行動をどの様に決定しているのでしょうか?それぞれの人が、これまでの習慣や経験に照らし合わせて「正しい」と信じる行動をしているに違いありません。それも、なぜ正しいと思うのかを精査せず「何となく」行動を起こしているのではないでしょうか。もしかすると、その何気ない行動様式を「これが自分の性格だ」と信じているかも知れません。

リエゾン調布に通って気がついたことは、これまで自分が正しいと思ってきた行動様式は、正しくもなければ、理にかなっているわけでもなく、また上手いやり方でもないということです。また、習慣化した行動様式は、「親からどの様な教育を受けたか」とか「たまたま出くわした出来事にどの様に対応したか」という狭い個人的経験に強く依存していていて、それが「自分の性格」を正確に投影したものかどうかすら怪しいと思えてきます。

私たちは、「性格」が「行動」を規定すると考えがちですが、実際は逆で「行動」が「性格」を形作るのではないでしょうか。暴力をする人は、ますます暴力的な性格になっていきます。パートナーはもちろん苦しみますが、暴力をする自分自身も、「本当の気持ち」との乖離に苦しみます。その様な人は、他人の助けを受けながら、まずは暴力を止め、ささくれ立った言動を止めることです。すると、ものの考え方そのものが丸くなっていくことが実感できます。借り物の行動様式を捨てて初めて本来の「自分の性格」に向き合うことができると思います。



  彼は初回面談で、もう気づきのあった人でした。と私は記憶しています。
 毎回深く考え込む彼を思い返されます。ここまで気づく人になれたんだなぁ。と感慨深い思いです。
 暴言を言い放って、なにか気持ちの悪さを感じたことありませんか?
 暴力をしてしまって、体の中から何か違う感じを感じたことはありませんか?
 リエゾンは本当の自分を掴むことを目指します。本来の自分ってちゃんとあるんです。
 それが掴めなくなっていることが誰にでも起きています。本来の自分を掴めるようになると
 今までとは雲泥の差で楽になっていきます。そして、未来までも変わっていきます。
 大げさに聞こえると思いますが、これは事実なんです。
 ここに在籍している彼らはこのことをきっと同意してくれると私は確信しています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする