らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

お片づけ(2)

2015-05-30 | スケッチ

という訳で、只今、本の整理中。

 

一軒家からマンションに引っ越す時、本は五分の一位に減らした。

 

古本屋さん、ブックオフ、図書館の交換本コーナーなどに何度も何度も通った。

 

それでも、今のわたしには不要な本がたくさんある。

 

今度こそきちんと整理しよう、と古い本棚を一つ粗大ごみとして出したので、本棚に入っていた本が床に並んでいる。

 

そして、今、それらの行先を、別の本棚、物置、古本屋、ブックオフ、図書館の交換本コーナー、などと分類している。

 

なぜか、本は、「ときめかなくても」、捨てられない・・・・・

 

たとえば、古本屋さんも引き取ってくれなさそうな、1952年のドイツ語の辞典など・・・・・・

 

今度こそ、何とかしよう・・・・・・と思っていたら、お嫁さんがドイツ人、という友達が貰ってくれることになった・・・・・・

 

で、先ほど、辞典3冊をスーパーの宅配便コーナーに持って行った。

 

本の整理はなかなかはかどらない。

 

つい、読みだしたり、別のことをしたりする。

 

整理をしていたら、初めてアマゾンに注文したDVDが届き、笑いながらそれを見てしまった・・・・・・

 

梅雨入りまで本の整理が終わるかしらん・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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紙芝居

2015-05-28 | ポエム

話を、考える。

 

絵を、描く。

 

色を、付ける。

 

役を、演じる。

 

役になりきると、拍手喝采。

 

パチパチ。パチパチ。

 

人生なんて、猿芝居の紙芝居と、

 

ほんとうの「わたし」が、笑う。

 

ふっ、ふっ、ふっ。

 

「桃太郎の鬼」は、「わたし」の鬼。

 

 

 

 

詩集、<みんな、「わたし」。>より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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経絡マッサージ

2015-05-27 | スケッチ

郊外にあるクリニックに、老母の薬の処方箋を貰いに行った。

 

漢方で有名なそのクリニックは、いつも混んでいて、日本人の先生の隣に、なぜか中国人女性の先生が座っている。

 

ようやく順番がきて、先生に処方箋をお願いしたついでに、どこかこの辺りにお勧めの整体師さんがいないか、尋ねた。

 

先週美容院に行った時、肩をもんでくれた女性に、かたーぃ!やばいっす! と驚かれ、自分でも何とかしなければ、と思っていたのだ。

 

と、初老の先生が、中国人女性を指して、彼女、とおっしゃった。

 

そういえば、待合室に、中国人医師による経絡マッサージのポスターがあった。

 

 

という訳で、初めて、経絡マッサージを体験することになった。

 

クリニックは古びた昭和の建物の一階にあり、マッサージは二階で受ける。

 

階段を上がると、ぎしぎしと音がした。

 

後ろから、上って右の部屋ね、とカク先生(漢字は分からない)の声がした。

 

簡素な部屋には、コンピューターを置いたデスクと本棚とベッドがあった。

 

本棚の上には、時計。

 

うつ伏せね、両手は楽にしてね、と言われて、靴を脱ぎ、ベッドにうつ伏せになった。

 

枕の上のタオルは洗濯してあった。

 

マッサージを始めた先生が驚いた。固いね。かわいそね・・・・・・・

 

ココ、痛いね・、と言われた所は、ほんとうに痛かった・・・・・

 

ふくらはぎも異常に痛かった。

 

毎日一万歩以上歩いている、と自慢したら、上半身が太っているのに足首と足が異常に細いからあまり歩かない方がいい、と言われた。

 

けれど、歩かなかったら太るし・・・・・・

 

今はやりの「一日一食」にしようかしら・・・・・・(たぶん、無理)

 

時折たわいのない話をし、あっという間の三十分だった・・・・・・

 

何となく調子が良くなったような気もするし、あまり変わらないような気もするし・・・・・・の経絡マッサージだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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キャベツの穴

2015-05-26 | ポエム

キャベツに、穴があいていた。

 

ふっ、ふっ、ふっ。

 

虫さんは、「わたし」と同じものが、好きなのね。

 

農薬が付いていないと、おいしいよね。

 

むしゃ、むしゃ、むしゃ。

 

ふっ、ふっ、ふっ。

 

 

 

 

詩集、<みんな、「わたし」。>より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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クレソン

2015-05-25 | スケッチ

オランダガラシとも呼ばれる、クレソンが大好きだ。

 

スーパーで二束買ったら、根が出ている茎があった。

 

クレソンは繁殖力が旺盛で、日本では要注意外来生物に指定されているそうだ。

 

精養軒の厨房から流れ出たクレソンの茎が不忍池に茂ったとも言われている。

 

ならば、と発根している茎を水につけて、様子を見ている。

 

底にはEMセラミックを敷き、水は毎日変えている。

 

育つかしらん・・・・・・

 

 

 

 

 

1990年代初頭、ミッテラン大統領の時代、任期は短かったが、エディット・クレソンという首相がいた。

 

彼女は、「日本人は黄色いアリ」「世界を征服しようとしている」「日本人はうさぎ小屋のようなアパートに住み、2時間もかけて通勤し高い物価に耐えるアリのような生活をしている」などと発言して物議を醸した。

 

当時の円はとても高く、日本企業が欧米の土地や建物や企業を次々と買収していた。

 

けれど、「驕る平家は久しからず」・・・・・・今の日本は円安にあえいでいる・・・・・・

 

いっそ今の政権も、「驕る平家は久しからず」となればいいのに・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2015-05-23 | 色々な思い

覚者は、

 

たぶん、この世に顕れたものはすべて美しい、と思うだろう。

 

たぶん、野に咲く花々も原子力発電所も美しい、と感じるだろう。

 

たぶん、すべて同じ所から顕れた、と知っているのだろう。

 

けれど、それぞれの美には、違いがある。

 

咲き誇る花々の美には、喜びがある。

 

原子力発電所には、滅びゆく悲しみがある。

 

けれど、覚者は、すべてを肯定的に見るのだろう。

 

なんとなれば、覚者は、善悪などの二元性を超えているから・・・・・・

 

覚者になりたいと思っているうちは、覚醒しないんだろうなぁ、たぶん・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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ニュートラル

2015-05-22 | スケッチ

かつては、感情的であった。

 

楽しくて、嬉しくて、飛び跳ねた翌日に、

 

いじけて、みじめで、下を向いてとぼとぼ歩いたことがある。

 

悲しくて、涙が止まらないこともあった。

 

怒りの感情がフツフツと湧いて、眠れない夜もあった。

 

けれど、最近は、ネガティブな感情に支配されることがほとんどない。

 

過去を思い出して、どうしてあんなにいじけていたのだろう、何がそんなに悲しかったのだろう、と不思議に思うことすらある。

 

周りの風景を、周りで起きていることを、映画のように感じることもある。

 

ただ、実家で、老母と話していて、まったくもう、と頭にくることはままある。

 

そんな時は、自宅に戻ってCDなどを聞いたり好きな本を読んだり、友達に会ったりして、感情のギアをュートラルに入れる。

 

わたしは、まだまだギアチェンジが上手ではないが、

 

何が起きても、感情をニュートラルに保つことができる人が、人生の達人なのかもしれない。

 

最近、ネットサーフィンをしていて、ノンデュアリティ(非二元)という言葉を目にすることが多い。

 

善悪などの二元性を超え、自我の失せた、ほんとうの「今ここ」では、誰も傷つかないのだろう・・・・・・

 

この世は、全て夢、幻・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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目覚ましスマホ

2015-05-20 | スケッチ

急行電車に乗った。

 

近くの席に、口をあんぐり開けて熟睡しているおにいさんがいた。

 

しばらくすると、大きな音で、スマホの目覚まし機能が起動した。

 

お兄さんが飛び起きてスイッチをオフにすると同時に、電車は、とある駅に着いた。

 

お兄さんは、ドタバタと電車から降りた。

 

近くに大学のある駅だった。

 

最近、わたしも、朝は、目覚まし時計とスマホ、両方の目覚ましをかけている。

 

 

 

箱根山が噴火しそうだが、それは、「目覚めよ、ニッポン人!!!」という、自然からのウェイクアップ・コールかもしれない・・・・・・

 

地球的規模で大地が揺らいでいるのに、原発を再稼働してどうするのかしら・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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雨の匂い

2015-05-19 | スケッチ

スーパーを出ると、雨の匂いがした。

 

空を見上げると、どんより曇っている。

 

傘は持っていない。

 

たくさんの荷物を抱えていたので、降り出す前に帰ろうと思った

 

アスファルトの道を歩きながら、全ての道をアスファルト舗装にする必要があるのかしら、と思った。

 

土の上に雨が降ると、雨と土の匂いが混じり合う。

 

年を取ると、そんな匂いにほっとする・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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犬の洗濯

2015-05-18 | 動植物

散歩から帰ると、いつもは、お尻を拭いて足を洗うだけなので、今日はジャージャーしよう、と言うと、

 

メルシーは、きょとんとした顔をしてわたしを見上げた。

 

浴室に犬用にしてある桶を置き、脱衣所には犬用にしてあるバスタオルを敷き詰めた。

 

お湯を貯めた桶に犬を入れ(小さなトイプードルなので楽々と入る)、体中に泡立たせたシャンプーをすりこんで、ごしごし洗う。

 

メルシーは足を踏ん張って、じっと動かない。

 

まるでぬいぐるみを洗っているようだ。

 

老母が浴室に顔を出し、夫や子供達には聞かせたことのない猫なで声で、おりこうちゃんね、と話しかける。

 

きれいに洗った後、泡だらけになったメルシーにシャワーをかけていく。

 

すすぎが終わった後は、バスタオルの上にそっと置く。

 

と、メルシーは、ぶるぶると体を震わせて、水気をきる。

 

老母が、話しかけながら拭いていく。おりこうちゃんね。気持ち良かったね。きれいになって良かったね。

 

拭き終わると、ドライヤーで乾かす。

 

一連の作業が終わり、わたしが、バスタオルなどを洗濯機に入れていると、メルシーが尻尾を振りながら傍にきた。

 

何となく、ありがとう(メルシー)と言っているような気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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うつつの断章 (2)

2015-05-17 | うつつの断章

ケキョ、ケキョ、ケキョ、ホーホケキョ・・・・・・

 

春だというのに、核の冬のような花冷えの朝、

 

メルシーは、

 

マゼンタ色のツツジが咲き誇る公園を、

 

どんどん歩いて行く。

 

地面で何やら啄んでいた二羽の雀が、犬の気配に驚いて飛びたつ。

 

 

と、雀は、

 

時空を超え、

 

パリ、サンジェルマン・デプレにあるカフェのテラスで、

 

夫とわたしが食べ散らかしたパンくずを目当てに近寄ってくる、

 

太った雀となる。

 

雀が、テーブルの下でパンくずを啄み始めると、

 

鳩が来て、雀を追い払う。

 

 

念願の、「ナジャ」という名の付いたバッグを手に入れ、

 

束の間の日日常を楽しむわたしの傍を、

 

職場や学校に向かう人たちが急ぎ足で通り過ぎていく。

 

 

公園を通って学校に向かう小学生たちの声で我に返ると、

 

メルシーが、

 

草の上で足を踏ん張っていた。

 

ビニール袋や老母が折り畳んだトイレットペーパーや水入りのペットボトルが入った、お散歩バッグから必要な物を取り出して屈む。

 

 

と、遠い昔、

 

ベルサイユ宮殿近くの、

 

ナオビとベルナールが働く映画の撮影現場の草むらで、

 

フランスの幼児がcacaと呼ぶ、犬の排泄物を踏んだ記憶が甦る。

 

草の上で靴を擦っていると、

 

ベルナールが、今日はついている、と大声で笑う。

 

 

笑い声は、

 

ゲームの話しで盛り上がっている小学生たちの笑い声と重なり、

 

わたしは、うつつに引き戻される。

 

ナオビは、ベルナールと離婚して、ケープタウンに居る。

 

 

ぼんやりしていると、

 

メルシーが再びcacaの態勢を整え、

 

鶯の声が聞こえる。

 

ケキョ、ケキョ、ケキョ、ホーホケキョ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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うつつの断章

2015-05-16 | うつつの断章

うつつの生活の中で、

 

記憶の断章が顕れては消える。

 

本当に起きたことなのか、夢なのか、分からなくなることもある。

 

あの世に帰還する時には、

 

次元を移行する時には、

 

記憶は切断されるのだろうか。

 

時間のない世界でも、

 

「今ここ」しかない世界でも、

 

記憶は存在できるのだろうか・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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「美しき緑(の星)」

2015-05-14 | アート・映画・演劇

昨秋、ある区民ホールで、フランスのコリーヌ・セロー監督の映画、「美しき緑(の星)」(原題La Belle Verte)が上映されることを知って、飛んで観に行った。

 

20年も前に作られた映画なのに、不思議な感動を覚えた。

 

DVDが欲しいと思ったが、アマゾンでは在庫切れだった。

 

と、日曜日に、あるブログに貼りつけてあった、「美しき緑(の星)」を見つけた。

 

嬉しくなって、2回も観て、いくつかのセリフを暗記してしまった。

 

翌日、もう一度観ようとしたら、映画は削除されていた。

 

やはり、著作権の問題があるのだろう。

 

映画は、宇宙にある小さくて美しい星に住むミラという女性が地球に降り立ち、パリで繰り広げる心温まるコメディーだが、とても奥が深い。

 

人々を覚醒へと導く映画かもしれない。

 

 

 

ミラの星は、愛と笑いと優しさに満ちた平和な星だ。

 

自給自足で、貨幣制度はない。

 

皆がそれぞれ好きなことをし、共栄共存。

 

いわゆる「権力」もヒエラルキーも差別もない。皆、平等。年に一度住民全員が参加する会合が開かれ、様々なことが決められる。

 

原子力発電所も工場も会社も店も裁判所も警察署もない。

 

飛行機も鉄道も車もない。

 

考古学を勉強した人たちは、3000年位前の大昔、彼らの星にもそういう物が存在したことを知っている。

 

学校はないが、皆でテレパシーや高度な宇宙科学を学ぶ。

 

家はなく、穏やかな気候なので、人々は戸外で寝て、湖で水浴をする。

 

衣服も食糧も分かち合う。

 

靴ははかない。

 

殺した動物は食べない。

 

平和なその星では誰もが長生きで100歳や200歳以上生きている人も大勢いる。(ミラも地球的には中年だが、130歳を過ぎている。)

 

その星では、他の惑星に人を送り込むことをしているのだが、野蛮で危険な地球には誰も行こうとしない。

 

と、5人の子供達の反対を押し切って、ミラが志願する。

 

彼女の父は、昔地球に行ったことがあり、そこで地球の女性と恋に落ち、ミラが生まれた。

 

ミラを生むと母は死に、父はミラを連れて故郷の星に帰還した。

 

ミラは、フランス革命の時代に父とパリに行ったことのある老人に地球での注意事項を聞き、いくつかの言語のプログラムを脳に入れてもらい、当時の洋服と犬のウンチ対策の靴をもらう。

 

困った時の為に、相手の自我や記憶を「スマイル・切断」して心を無垢な状態にする能力ももらう。

 

「切断」しなくても、ミラと接触した地球人には、気づきが起きる。

 

仲間の一人が、何人か「スマイル・切断」したら帰っておいで、という。

 

ミラが地球に向かう時、星の仲間はミラの周りで輪になる。

 

と、ミラは、美しい、光り輝くシャボン玉のような球体に包み込まれ、それに乗って、フランスのパリに到着する。

 

パリで繰り広げられる数々のハプニングが、観る人を笑いの渦に巻き込む。

 

彼女と会話した人には気づきが起き、彼女が「スマイル・切断」した人は本来の自分を取り戻す。

 

地球ではまだ貨幣制度が存在している。お金がないと食べ物も買えない。

 

困ったミラは、素足を噴水につけて、地球に行ったことがある老人と交信し、彼が隠した金貨の在りかを教えてもらう。

 

ミラは、ノートルダム寺院で金貨を見つけるが、もはやそれらは流通していない。

 

彼女は、寺院にいた男の子に金貨 、食べかけのハンバーガーを貰う。

 

が、ミラはハンバーガーを吐いてしまう。彼女の体は、地球の、毒のような食べ物は受け付けない。

 

彼女は、再び、素足を噴水につけて故郷の星の人と交信し、食べ物の代わりに、赤ん坊からエネルギーを受け取る能力を遠隔で送ってもらう。(彼女が交信を始めると、近くの電気系統に異変が起きる。)

 

乳児のいる病院に侵入したミラと遭遇する、美しく純粋な看護師やエリート医師・・・・・・サスペンスと笑いが続く・・・・・

 

ミラは、高圧的なエリート医師マックスに「スマイル・切断」をする・・・・・・彼は突然変わり、本来の自分になり、見る物すべてを美しいと思い、ミラの状況も理解する。

 

ミラは、外で寝るからマックスの家に泊めて欲しいと頼み、彼は彼女を家に連れて行く。

 

戸惑う妻・・・・・・子供たちもテレビも捨ててしまう父親の突然変異に戸惑う。

 

崩壊していたマックスの家庭もミラの出現で変わっていく。

 

ミラが食物の代わりにエネルギーを貰う赤ん坊は、強姦されたセルビア人少女から生まれた捨て子。

 

ミラと看護師は、施設に入れられることになる赤ん坊を看護師と彼女の姉妹の住むアパートに連れていく。

 

アパートの風呂場で息子たちと交信するミラ。

 

二人の息子は、風呂場に代わる代わるやって来た看護師姉妹の映像を見て、恋に落ちる。

 

アパートに赤ん坊を捜す役人がやって来る・・・・・・看護師たちは隠れ、ミラの「スマイル・切断」で危機を脱するが、困ったミラたちはマックスの家に移り住む。

 

彼の妻は、マックスではなく今までの自分と離れるために家を出ていた。

 

看護師姉妹に魅せられたミラの息子たちは、いてもたってもいられなくなり、彼女たちのいる地球に向かう。

 

彼らは地球の美しい大地に(オーストラリア)着き、自然と共存しテレパシーの通じる原住民に歓待される。

 

その後、息子たちはミラと交信し、パリに向かう。

 

原住民たちとの美しい別れ。

 

クレジットカードもパスポートも持たない彼らは、ミラから授けられた「スマイル・切断」能力を使いながら無事飛行機に乗り、パリに着く。

 

パリの空港でパスポートを要求された彼らは「スマイル・切断」で危機を乗り越えたかに見えたが、異変に気づいた同僚が彼らを追いかけてくる。

 

ミラは、ゲートから現れた息子たちを追ってきた警官を「スマイル・切断」するが、そばにいたオーケストラの団員たちも「切断」されてしまう。

 

その夜、ミラとマックスはコンサート会場に向かう。「スマイル・切断」されたオーケストラの団員を元に戻そうという試みは失敗し、コンサートは大混乱・・・・・・

 

家を出た医師の妻も覚醒して彼の元に戻り、彼らの息子にも娘にも気づきが起きる。

 

ミラは息子たちに、もう帰らねば、と言う。

 

恋に落ちている息子たちは、身寄りのない二人の看護師たちを連れて行く、と言い、ミラも同意する。

 

その夜、皆で出かけたサッカーの試合で、ミラたちが「スマイル・切断」をすると、選手たちは愛の人となりゲームを止めて踊り出すシーンは抱腹絶倒・・・・・

 

ミラは、医師一家と別れを惜しみながら、息子たちと恋人たちと赤ん坊を連れ、美しいシャボン玉のような球体に包まれて故郷の星に向かう・・・・・

 

この映画は、わたし達の世界はどこか間違っていて、地球の常識は宇宙の非常識であることを気づかせてくれる。

 

映像と音楽も美しい。

 

あの美しい星はどこで撮影したのだろうか・・・・・・

 

星で繰り広げられる、若者たちのアクロバット的な身体運動もとても美しい。

 

 

 

脚本を書き、一部の音楽の作曲をし、主役を演じた、コリーヌ・セロー監督は、1947年生まれのパリジェンヌ。

 

わたしは、映画、「男と女の危機」と「サン・ジャックへの道」しか見ていないが、「赤ちゃんに乾杯」は世界的に有名だ。

 

監督は、コンセルヴァトワールやサーカスやコメディ・フランセーズで学び、俳優、映画監督、脚本家、劇作家、演出家、オペラの演出・・・・・・と才能豊かなマルチのアーティスト。

 

昨年は、バスティーユで、オペラ「マノン」の演出をした。

 

彼女は、娯楽も芸術もスピリチュアルもOK! の才媛で、フランスでは多くの熱狂的なファンがいる。

 

わたしも、突然、熱狂的なファンになってししまった。(遅い!) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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デジャ・ヴュ

2015-05-10 | ポエム

初めて訪れたのに、見たことがある、ような、風景。

 

初対面なのに、会ったことがある、ような、人。

 

初体験なのに、かつて経験した、ような、体験。

 

デジャ・ヴュ。

 

既視感の、不思議。

 

何度も、何度も、転生した魂の記憶なのか。

 

ご先祖さまからのDNAの記憶なのか。

 

垣間見たパラレルワールドなのか。

 

この世は、不思議。

 

不思議、不思議、摩訶不思議な、デジャ・ヴュ。

 

 

 

 

詩集、<みんな、「わたし」。>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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スマホがぁ・・・・・・

2015-05-09 | スケッチ

木曜日の夜から、10か月前から愛用しているスマートフォンの電源が入らなくなった。

 

何度スイッチを押しても、撫でても、叩いても、話しかけても、画面は真っ暗。

 

何日か前にベッドから落としたのが原因かもしれないが、定かではない・・・・・・

 

金曜日の朝の目覚ましが鳴った時は、感で、いつもオフにする時に押す場所を押したら、音は消えた。

 

メールの着信音は聞こえるが、メールを見ることはできない。

 

文明の利器が壊れると、面倒だ。

 

金曜日は多忙だったので、今朝、スマホを購入した店に出かけた。

 

やはり壊れていた。

 

選択肢は、三つ。

 

修理に出すか、保障サービスに加入しているので¥5000で全く同じスマホを入手するか、新しいスマホを購入する。

 

もうすぐ夏モデルが発売されるので、今買い替えることは躊躇する。

 

修理は無料だが、全てリセットされることに変わりはない。

 

どれを選択しても、サーバーに保管されているメールは見ることができるし、住所録はバックアップをしてあるので大丈夫だ。

 

けれど、どれを選択しても、この何年かに取った写真は消えてしまう。(カードに保存しておけばよかった)

 

そのことは、とても淋しい。

 

結局、¥5000で、同じスマホの新しい物を入手することにした。

 

日曜日の午後、店舗に取りに行く。

 

「待ち受け」の写真やたくさんの「お気に入り」もまた最初からやり直し・・・・・・

 

もし、待ち合わせをしていてスマホが壊れた時に公衆電話から連絡できるように、親しい友人たちの電話番号を、手帳に書いた。

 

結局、最後に頼るのは、「アナログ」・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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