らんすぴらしよぉん(l'inspiration) 

田窪与思子のインスピレーション
(L'inspiration de Yoshiko Takubo)

あきらめない

2016-03-12 | 東日本大震災

あきらめない。

 

原発の鎮静化を、あきらめない。

 

被災地の復興を、あきらめない。

 

美しいニッポンを、あきらめない。

 

絶対に、あきらめない。

 

あきらめないぞ。

 

 

 

 

詩集、<みんな、「わたし」。>より

 

 

 

 

 

 

 

 


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3.11

2016-03-11 | 東日本大震災

5年前の3月11日、東京は晴天で、青い空が広がっていた。

 

所用で都心に出るはずだったがキャンセルになり、自宅から徒歩15分くらいのスーパーにいたら、大地が揺れた。

 

ついに東京に直下型の地震がきたのか、と思った。

 

レジの人にことわって、カゴを持ったまま、ドアの外に出た。

 

怖かった。

 

少し落ち着いたところで、スーパーの中に戻り、クラッカーなど非常食になりそうな物を買った。

 

携帯電話から実家に電話をしたが通じなかった。

 

公衆電話にもタクシー乗り場にも長い列。

 

バスに乗って帰宅した。激しい揺れが来る度にバスは止まった。

 

自宅に戻ると、本棚にかけてあった木彫りの少女とレンジの上に置いてあった金属製の花瓶が床に転がっているだけだった。

 

実家に電話すると、ありがたいことに被害はなく、母も犬も元気だった。(当時の母は要介護2ではなくぴんぴんしていた)

 

電車が動くようになって、実家に向かった。

 

テレビでフクシマの原子力発電所の映像を見た時は、ニッポンは終わった、と涙が出た。

 

原発やツナミの映像を見て、もうこんなことをしている場合ではない、と書道のテキストや作品をゴミ箱に捨てた。

 

 

 

あれから、5年。

 

朝日新聞デジタルによると、行方不明者2561人、死者1万5894人、震災関連死3407人、孤独死202人、そして、避難者約17万人。

 

震災直後は、ニッポン中の人たちが、原発に拒否反応をしめし、一時は脱原発運動も盛んになったが、脱原発を唱える政治家たちは潰された。

 

放射能汚染を気にすると、もう年なんだから関係ないわよ、と笑われ、原発再稼働に反対すると、サヨク? と怪訝な顔をされる。(わたしは、ウヨクもサヨクも苦手・・・・・・)

 

原発からは相変わらず放射能がじゃじゃ漏れで、復興は遅れ、被災地では、除染作業で出た汚染土などの詰まった黒い袋がどんどんどんどん増え続け、美しいニッポンがシュールなニッポンと化している今日この頃。

 

それでも、オリンピックを招聘し原発を再稼働し、原発を他国へ輸出しようとするニッポン。

 

被災者の方々を置き去りにして経済至上主義に走った、アベノミクスとやらは大失敗で、株を買うのに国民の年金のお金を使っている政府。どさくさにまぎれて安保関連法案まで通し、新聞やテレビは真実を報道できない状態が続いている。

 

昨年末、環境省は、生活圏外で人が日常的に立ち入らない福島の森林は原則として除染しないことにした。

 

子供たちは森林にも行けない。

 

なんだか変。

 

 

<放射能が降っています。静かな夜です。>・・・・・・

2011年3月16日より、福島在住の詩人、和合亮一さんはツイッターで詩を発表し続けた。

 

ツイッターの詩を集めた「詩の礫(つぶて)」は大きな反響を呼び、外国語にも訳された。

 

詩人は、毎日新聞のインタービューでこう語った。

 

<原発事故も被災経験も、きちんと受容して鎮魂して、というプロセスが本当は必要なんですが、私たちはそれをしてこなかった。レクイエム(鎮魂歌)というものがほとんどないように、日本には現実を受容し、鎮魂する文化が乏しいのかもしれない。だから受け止めきれず、横に置いて、あるいは流して、スケジュールに追われるように前に進もうとする。さあ復興して、再稼働だ、次は東京五輪だ、と>

 

和合さんは、昨夏、福島市内の神社で、鎮魂と再生の祈りを込めた「ふくしま未来神楽」を奉納した。

 

今後30年かけて88の新作神楽を作るそうで、今年は8月27日、福島市稲荷神社で奉納される。

 

逝った方々、家族を亡くした方々、被災した方々すべてのタマシイが癒されますように・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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その後のその後。

2014-04-08 | 東日本大震災

感受性の強いアーティスト達は、時代のカナリア。

 

3.11は、彼らの創作活動に大きな影響を与えた。

 

詩人や音楽家や画家たちの、その後の作品は、それ以前とは違う。

 

多くのアーティストが、被災地や被災者に寄り添い、想いを作品に反映している。

 

たとえ、表層的には依然と同じような活動をしているアーティストも、魂のレベルでは何らかの影響を受けている。

 

あの日から3年経って、被災地の復興は遅れ、フクシマの放射能はじゃじゃもれ・・・・・・。

 

わたしも、この3年間、政府や東電に怒り、一体この国はどうなるのだろう、と悲観的になっていた・・・・・・。

 

が、桜の木の下で花吹雪を楽しむ親子や嬉しそうな顔をして入学式に行く子供たちを見ていると、何となく楽観的な気分になってきた。

 

ひょっとしたら放射能を無害化する技術ができるのではないか・・・・・・ひょっとしたら原発よりもっと効率の良い代替エネルギーが普及するのではないか・・・・・・ひょっとしたらわたし達人類の遺伝子は放射能すらも克服して進化するのではないか・・・・・・

 

ひょっとしたら、ひょっとしたら、とその後のその後を考え始めると元気が出てきた。

 

わたし達の意識が現実を創ってゆくのなら、悪意のある悲観主義より愛ある楽観主義の方が良いのかもしれない・・・・・・

 

春の日差しは穏やかで、誰もがそれを享受する・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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3.11

2014-03-11 | 東日本大震災

あの日から、3年も経ってしまった。

 

3.11直後は、怖かった。

 

東京にいても、緊張した日々を送っていた。

 

あの頃、ブログには、連日、3.11のことばかり書いていた。

 

<「魂は、傷つかない。」

 

魂は、傷つかない。

傷つくのは、自我。

恐怖に、愛を。

悲しみに、優しさを。

何があっても、大丈夫。

魂は、傷つかない。

がんばろう。

みんなで、がんばろう。

美しいニッポンを、新しいニッポンを創りなおそう。

原発はいらない。                    >

 

<「あきらめない。」

 

あきらめない。

原発の鎮静化を、あきらめない。

被災地の復興を、あきらめない。

美しいニッポンを、あきらめない。

絶対に、あきらめない。

あきらめないぞ。                    >

 

<「シェア」

 

3.11の悲しみを、シェア。

痛みを、シェア。

祈りを、シェア。

希望を、シェア。

2011年は、ニッポンのシェア元年。           >

 

読み返すと違和感を覚えるが、書いていた時は、ほんとうに、ほんとうに、そう思っていた。

 

あの頃、ニッポン人の心は一つにまとまっていた。

 

誰もが、いたたまれない、と思っていた。

 

誰もが、何か出来る事はないか、と思っていた。

 

が、3年の間に、事態は悪くなったような気がする。

 

未だに26万人以上の方々が避難生活を余儀なくされ、放射線の除去も復興も進んでいない。

 

被災者の方々の悲しみや苦しみは、怒りや諦めに変容しつつある。

 

フクシマの現状は事態収拾からほど遠く、相変わらず、放射性物質がまき散らされている。

 

汚染水は太平洋に流れ、偏西風に乗る放射性物質は、アメリカ大陸の西海岸を汚染し続けている。

 

今や、ニッポン人は被害者であると同時に加害者でもある。

 

多くの国々でニッポンの農産物は輸入禁止という事実は、風評被害という言葉に置き換えられてしまった。

 

世界の識者たちは、アンダーコントロール、とは思っていないが、首相は、オリンピックを招致する為に、フクシマはアンダーコントロールと断言してしまった。

 

原発の安全神話が壊れても、原発再稼働や原発の輸出に血眼になる政府と企業・・・・・・。

 

3年経った今、わたし達ニッポン人はカオスを進化にかえることができなかった、と暗い気持ちになってしまう・・・・・・。

 

衆議院選や都知事選に期待したが、無駄だった。

 

それでも、ニッポンの未来を信じたい「わたし」がいる・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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ネギ味噌を作りながら、フクシマを考える。

2013-08-06 | 東日本大震災

マクロビオティックの食材店で、美しいネギの束に遭遇した。

 

購入して、久しぶりに、ネギ味噌を作った。

 

4本のネギを、ていねいに洗った。

 

陰性が強い先端は切り捨て、緑の部分と白い部分を分けた。

 

どちらも、1ミリぐらいの小口切りにした。

 

鍋を熱し、菜種油を入れた。

 

最初に、緑の部分を入れ、炒めた。

 

それから、白い部分を加え、ていねいに炒めた。

 

大さじ2程度のミネラルウオーターを加え、蓋をした。

 

しばらくの間、蒸し煮。

 

それから、味噌を加えて、弱火で蒸し煮。

 

味噌の色が薄くなって、ふわっとしたら出来上がり。

 

全体をていねいに混ぜて、火からおろした。

 

おいしいネギ味噌が出来た。

 

ネギ味噌を作りながら、フクシマを思った。

 

最近、安全な農作物や海産物がますます減っているような気がする。

 

8月2日の共同通信によると、<福島第一原発の汚染水が海に流出している問題で、東京電力は、2011年5月以降に汚染水に含まれて流出した放射性物質のトリチウムの量が20兆ー40兆ベクレルに上るとの試算を明らかにした>。

 

電子版のBBCも、フクシマは新たなる’emergency'に直面している、と報じていた。

 

結局のところ、天文学的量の放射性物質が、地球の海に流れているのだ。

 

そしてそれは、廃炉が完了するまで続くのだろう。

 

そのうちに、太平洋の海産物はみな汚染されてしまうかもしれない。

 

 

大地の除染も思うように進んでいない。

 

TPP、増税、憲法改正・・・それよりも、まず、フクシマ! そう思うのだが・・・

 

放射性物質を無害化する、何か画期的な菌などないのかしら・・・

 

晴れていた空が、急に曇って来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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猛暑と原発

2013-07-11 | 東日本大震災

先日、3・11、東京電力福島第一原子力発電所の事故現場で指揮をされていた、吉田昌郎元所長が亡くなった。

 

久しぶりに、ブログ「院長の独り言」http:onodekita.sblo.jp

を覗いたら、吉田元所長が、困難な状況でどんなことをしたのか書かれていた。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

2013年7月19日号の週刊朝日には、5月ごろに経産省幹部官僚と東電の原発部門幹部の間で交わされたメールの一部が載っているそうだ。

 

 

<今年の夏、気温40度くらいまで猛暑になれば、議会、世論ともに再稼働容認になるだろうとか、つい期待して、毎朝、天気予報を見ています。あがれ、あがれ、と新聞の天気図に手をあわせていると、ビール飲みながら、笑わせている上司もおります。情けないですが、今のうちには猛暑頼み、すがるしかありません>(東電幹部)

 

 

本当? 作り話じゃないの? 本当なら、本当に嘆かわしい・・・

 

 

福島第一原発の敷地内で検出された、高濃度の放射性汚染水は、地中に漏れ、海に拡散している疑いが強い。

 

 

悲しい事に、ニッポンは、みんなの地球を汚染し続けているのだ・・・

 

 

 

昨年の7月16日、酷暑の中、わたしは、代々木公園で開かれた、「さよなら原発集会」に出掛けた。

 

 

左翼でも右翼でもない。ただ、単純に、お天道様に、脱原発を指示します、と宣言したかったのだ。

 

公園は、人で溢れていた。

 

約17万人の老若男女が、スピーカーから聞こえてくる、大江健三郎さん、鎌田慧さん、内橋克人さん、坂本龍一さん、小室等さん、落合恵子さん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さん、広瀬隆さんらのスピーチに耳を傾けていた。

 

集会の後、ほとんどの人が、猛暑の中、パレード行進に参加した。

 

その時は、これが、民意だ、と思った。

 

が、昨年末の衆議院選挙では、未来の党など、脱(卒)原発を掲げた党は惨敗を喫し、政権は、長年原発を推進してきた自民党に戻った。

 

政府は、原発の再稼働や輸出に舵を切り始めている。

 

そんな中での参議院選挙。

 

無駄な抵抗かもしれないが、取りあえず、脱原発を掲げる候補者に投票しようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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気持ちの整理

2013-04-13 | 東日本大震災

近しい人が亡くなると、なかなか気持ちの整理がつかない。

 

悲しいのは、残された人たち。

 

逝った人は、あちらで、元気だと思う。

 

地球に顕れる時、赤ちゃんは、オギャーと泣く。

 

何となく、これから大変だぞ、と悲しくて、オギャーと泣くような気がする。

 

逆に、あちらに帰った魂は、窮屈な肉体から解放されて自由になり、喜んでいるのではないかしら。

 

逝った人は、違う形態になって生きている。そう思う。

 

ティク・ナット・ハン禅師の本、「死もなく、恐れもなく」にもこうある。

 

<ブッダによれば、何かが存在する・存在しないと考えるのは誤りで、実在の世界では完全な存在・非存在はありえない。>

 

<道々の木の葉、花、小鳥、露のしずくに注意を向け、立ち止まっては深く見つめる。あなたの愛する人が、さまざまなかたちとなって、何度も、何度もあなたの前に立ち現れてくることに気付いただろうか。そのとき、あなたはふたたびいのちの喜びを抱きしめるのだろう。>

 

お父さんやお母さんが亡くなった被災地の子供達が元気でありますように・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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子供たちが守られますように

2013-03-29 | 東日本大震災

時事ドットコムに、気になるニュースが掲載されていた。

 

<茨城県東海村は、28日、福島第1原発事故を受けて同村が実施している、甲状腺検査の結果を発表した>。

 

<検査を受けた2-6歳までの410人のうち、5歳児2人について今後の精密検査が必要との結果が出た>。

 

<公表された結果は昨年11月5日から今年1月31日までの検査分。2人のほか98人は「経過観察」、310人は「異常なし」との結果だった>。

 

子供の甲状腺癌というのは、10万人あたり年0.05-0.1人と、発症率がとても低いそうだ。

 

100人もの子供たちが、「異常なし」ではない、ということは、異常だと思う。

 

が、例によって筑波大医学医療系の原教授によると、<原発事故の影響は考えにくい>そうだ。

 

群馬大学の早川教授による、「福島第一原発事故の放射能汚染地図」を見ると、茨城県の太平洋沿岸はそれなりに汚染されている。

 

最近、首都圏で、体調を崩したり亡くなったりする芸能人がとても多いような気がする。

 

ただちに影響はないと言われていた放射能の影響が、じわりじわりと広がっているような気がしてならない。

 

ついに、自分の身は自分で守らなければいけない時代になってしまった。

 

せめて子供たちだけは、自治体と国が一体となって、守って欲しい。

 

子供たちが守られますように・・・

 

 

窓は閉まっているのに、どこからか大きな蟻が入ってきて、PCの傍のカーテンをよじ登っていた。

 

蟻を、虫取り網で取って、ベランダに放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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3.11

2013-03-11 | 東日本大震災

神田神保町を歩いていて、ふと時計を見ると、14時50分になっていた。

 

生きている限り、3.11を忘れることはないだろう。

 

水道橋のプラットホームには、春の陽光が射していた。

 

東日本大震災から2年。

 

東京は、あの頃より元気になったような気がする。

 

が、被災地では、復興が進んでいない。

 

何となく、弱者が切り捨てられているような気もする。

 

現在も、315,196人もの人たちが避難生活を余儀なくされている。

 

死者、15,881人、行方不明、2,668 人、震災関連死、2,303人。

 

今日、被災地では、多くの人たちが涙しただろう。

 

東京新聞は、独自に、原発事故に伴う非難やストレスによる体調悪化などで死亡したケースを、「原発関連死」と定義して取材した。少なくとも、789人が、「原発関連死」に該当するという。

 

 

東京新聞によると、<福島第一原発の壊れた原子炉や溶解した核燃料の詳しい状況は不明で、廃炉への道はかすんでいる>。

 

自民党政権は、円安株高で浮かれているが、フクシマの状況は収束からほど遠い。

 

福島第一原発は、未だに、放射性物質を空気中と海に放射している。

 

基準値を超えた食品の割合は減っているというが、山や川や海の汚染や生態系の影響は計り知れない。

 

食物連鎖で放射性物質が濃縮されると、鮭や鮪なども汚染されるかもしれない。

 

原発さえなかったら、と残念だ。

 

例えば、何か「菌」のようなものを使って、海や大地の放射能汚染を除去する技術が確立されないかしら・・・・

 

東京オリンピックより、まずフクシマだと思うのだが・・・・

 

春よ来い、早く来い・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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もうすぐ2年。

2013-02-21 | 東日本大震災

フクシマでは、まだ「石棺」を造ることができず、事態の収束からは程遠い状態が続いている。

 

政府が発表する「定時降下物環境放射能測定結果」によると、今月、福島県に降った放射能の量は304Mbg/Km2だとか。

 

県のHPの野生鳥獣の放射能モニタリング調査結果には、イノシシ12頭のうち11頭から、基準値を超える放射能を検出した、とある。

 

最高値は、7400Bg/kg・・・食べたら、どうなるのだろう・・・

 

イノシシというのは、食物連鎖の上位にいる動物なので、学者たちは、生態濃縮を危惧している。

 

先週、福島県の子供達、18万人のうち3万8千人の甲状腺検査で、3人が甲状腺がんで、7人に疑いがあるという結果が出た。

 

子供達だけでない、大人も体調不良を訴える人が増えている。

 

慢性疾患を抱える人が被曝すると、病状が悪化するが、因果関係を証明することは難しい。

 

放射能は、肉体だけでなく精神にも影響を与える、といわれる。

 

何となく、電車の中やプラットホームで、無気力な人やキレル人が増えているような気がする。

 

中国からのP.M.2.5の飛来や、北朝鮮の核実験では、政府も自治体もマスコミも大騒ぎをする。

 

北朝鮮の核実験では、「WSPEEDI-Ⅱ」による放射能拡散予測結果が速やかに発表された。

 

が、フクシマ由来の放射能に関する情報や福島原発の状況が、積極的に報道されることはない。

 

核や原発のなかった時代に世を受けたかった・・・と思うが、結局、わたしのようにノンシャランと生きてきた大人達が、今のような世界を創ってしまったような気もする・・・

 

今日の東京は、寒い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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震災

2013-01-18 | 東日本大震災

阪神・淡路大震災から、18年が経った。

 

東日本大震災から、もうすぐ2年。

 

17日は、神戸市のあちこちで追悼行事があった。

 

中央区の「東遊園地」では、集まった市民が、東日本大震災が起きた午後2時46分に黙とうし、被災地に思いを馳せた。

 

次元を超えて逝った人たちは、悲しくない。

 

悲しいのは、残された人たち。

 

それでも、時は流れ、子供は成長し、大人は老いる。

 

いずれ、誰もが、あちらの世界に行き、先に逝った魂と再会するだろう。

 

安倍総理は、総額50兆円の外債購入ファンドを設立する、とブルームバーグ英語ニュースが報じたそうだ。

 

購入のほとんどは、米国債。

 

アメリカ訪問のオミヤゲなのだろうか。

 

増税は本当に必要なのだろうか。

 

50兆円も調達できるのなら、フクシマや被災地につぎ込めばいいのに、と思うが、ままならない事情があるのだろう・・・

 

街の雪は、どんどん溶けてゆく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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脱原発!

2012-10-16 | 東日本大震災

東日本大震災の復興予算が、めちゃくちゃな使われ方をしているようだ。

 

世界中から日本赤十字に頂いた、義捐金は大丈夫なのぉ、と心配になる。

 

昨日のブログで、「made in Japan」を褒めた。

 

が、原発事故の国会事故調査委員会の黒川委員長は、英文の報告書に、と嘆いている。

 

彼はこう続けた。<・・・・その根本牽引は日本文化の根深い因習にある。それは、反射的な服従、権威に疑問を持つことへの抵抗、プログラムに固執する熱意、集団主義、そして島国根性である・・・>

 

わたし達ニッポン人の、やさしくて大人しくて従順という長所は、短所でもある。

 

また、村田元駐スイス大使は、今年の3月、衆院予算委員会公聴会で下記のように述べたそうだ。

 

<私は痛感しました。原子力独裁というものが日本にあるんだということを。脱原発に躊躇するというのは誹を免れない。>

 

経団連などは、早くも原発を推進する自民党にすり寄り始めた。

 

原発推進派って、カルトかもぉ・・・

 

そんな中、YOUTUBEで、先日日比谷公会堂で開かれた「さよなら原発集会」での、福島県郡山市在住の、森園かずえさんのスピーチを見て、やっぱり、脱原発!、と思った。

 

今年の夏、郡山市では蚊や蛾やコガネムシなどの昆虫が異常に少なかったそうだ。庭には赤とんぼも一匹しか飛んでこなかったし、コオロギや鈴虫などの秋の虫も弱弱しく鳴くだけ、とか。

 

彼女は語った。<・・・この先、昆虫たちの姿を見ることが出来るのでしょうか? 子供達に既に出ている健康被害。無色透明、無味無臭の放射性物質。今日も容赦なく私達に降り注ぐ放射線。>

 

ある小学校では、除染を重ねても、9月25日に測った結果は、5.736マイクロシーベルト/h。そんなホットスポットがあちこちに点在しているという。

 

そんな中で、昨年の夏から、マラソン大会、駅伝大会、ビール祭り、ラーメン大会、屋台や出店が開かれる。

 

彼女は涙声で訴えた。<そして、先日、霧雨降る中で、神輿を子供達が引いていました。放射能の雨です。その霧雨の中で子供達が楽しそうに太鼓を叩きながら神輿を引いているのです。誰がやらせているのでしょう。でも子供達は雨に濡れながら楽しそうでした。企業、商工会議所、教育界、医学界までもが行政と結託して昨年早々から安心安全キャンペーンを繰り広げてまいりました。>

 

彼女は、無知で無関心だったことを反省し、人間の手に負えないものを作ってはいけない、と訴えた。

 

事故が起きれば制御が不可能となり、人間や動植物の遺伝子を傷つける放射性物質を放出し、海も山も大地も水も空気も汚染してしまうような物を建造するべきではない。

 

利権目当てのおじさん達が代替エネルギーに群がってもかまわないから(いずれ利権などというものは淘汰されるので)、ニッポンは脱原発に舵を切ってほしい。

 

「made in Japan」でも、原発だけはごめんだわ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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フクシマ少女の詩

2012-09-02 | 東日本大震災

3・11から、1年半。

 

未だに、不自由な生活を強いられている人たちが多い。

 

せつない思いをしている人も多い。

 

ネットで汚泥の事を調べていたら、偶然、フクシマから名古屋に避難した、吉成瑞桂ちゃんという少女が、先日、名古屋大学の講堂で開かれた被災者イベントで発表した詩を見つけた。

 

< 「生きる意味」          吉成瑞桂

生きる意味とはなんだろう

最近そんなことを考えてしまう

3月11日の震災で原発事故が起こった

そして私と母は名古屋に引っ越した

心にぽかんと穴が開いてひどく落ち込んだ

 

友達もできず

孤独で寂しかった

今は友達がいるが、明るい気持ちにはなれない

いつだってふるさとに帰りたい

こんな嫌な思いが何年続くのだろう

私には生きる意味なんてもうないのだろうか

 

私の周りの人の生きる意味は何だろう

そこでお母さんに尋ねてみた

私にとって生きる意味とは体験すること

それを楽しむことなの

と答えた

次にお父さんに聞いた

嫌な事を自分の力で乗り越えた時の

達成感がすきなんだ

と答えた

最後に一人の友達に聞いた

生きる意味なんて考えたこともない

でも、毎日楽しいよ、色んな人と話して

色んな物を食べて、色んなことを知って

だから毎日楽しいよ

だから生きるって楽しいよ、そう答えた

 

生きる意味は人それぞれで

答えなんかないのだろう

 

でも私の生きる意味は

なくなってはいなかった

ただ色んな事があったから、

それで霞がかかっていただけなのだろう

ふるさとには今だって帰りたいが

それでも心の霞は晴れた

私の今の生きる意味を見つけられた

 

それは知ることだ

 

私は今知りたい

放射能が私や私の大事な人や

福島の人に及ぼす物を

その影響がいつやってくるかを

 

放射能について調べ勉強すると決めたのだ

私の大事な人、福島の人の安全を知りたいと

私はそう思う                   >

 

 

原発事故に遭った13歳の少女は、生きる意味を問うた。

 

少女は、悩み、考え、彼女なりの結論を得た。

 

生きる意味なんて無いのさ、とうそぶいていたおばさんも、考え込んだ。

 

メルトスルーした燃料は地球を汚染し続け、首都圏の放射性泥炭はどんどんたまり、子供たちの健康も蝕まれている。

 

それなのに、原発事故の収束よりも、子供たちを守ることよりも、外国資本による惨事便乗型ビジネス「ショック・ドクトリン」に手を貸し、利権に群がる大人たちが大勢いる、今のニッポン・・・

 

そんな国にも、健気に、「生きる意味」を問う少女がいる、という救い・・・子供たち、頑張れ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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コドモタチヲ、マモレ!

2012-08-30 | 東日本大震災

<子を連れて西へ西へと逃げていく愚かな母と言うならば言え>

 

<子を守る小さき虫の親あれば今の私はこれだと思う>

 

俵万智の歌に、ぐっとくる「わたし」がいる。

 

けれど、線量計を付け、移住できない親をかばいながら健気に生きているフクシマの子供たちにも、ぐっとくる。

 

子供も孫もいないけれど、ニッポンの子供たちが心配。

 

欧州に毎年のように足を運び、チェルノブイリ原発事故が及ぼした影響なども調べている、生態系協会の池谷会長の、「日本をリードする議員のための政策塾」における発言が、物議を醸している。

 

<フクシマばかりじゃございませんで、栃木だとか、埼玉、東京、神奈川あたり、あそこにいた方々は、これから極力結婚をしない方がいいだろう。>

 

<結婚をして子供を産むとですね、奇形発生率がどーんと上がることになる。>

 

差別だという非難に、会長は弁明した。

 

<原発事故が及ぼす影響がいかに危険かを伝えたかった。>

 

<今後もたらす重大な事態にどう対処すべきか、政治課題として為政者も措置を講じる必要がある。>

 

首都大学東京大学院の放射線科学域長を務める、福士教授は反発している。

 

<現在の放射線量は遺伝的な影響を及ぼすようなものではない。社会的な混乱を招くような発言で、非常に違和感を覚える。>

 

素人のおばさんには、これからどうなるのか、全く分からない。

 

けれど、現実問題として、福島県内の3万8千人の18歳以下の子供の36%に甲状腺のう胞か結節が見つかっている。

 

それは、チェルノブイリの時よりはるかに早いペースで、子供たちが、外部と内部、両方から取り込んだ放射性ヨウ素による甲状腺被曝量が、尋常でない高さであることを証明しているそうだ。

 

コドモタチヲ、マモレ!

 

経済より、子供たちの方が大事。

 

貧乏しても、子供たちの命が大切。

 

フクシマの事故からもうすぐ1年半。

 

わたし達ニッポンの大人は、「再生」と「破壊」の瀬戸際に立っているような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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やっぱり気になる放射能・・・

2012-08-18 | 東日本大震災

英科学誌「ネイチャー」に、琉球大の大瀧准教授らの研究チームによる、福島県の一般的な蝶「ヤマトシジミ」の2世代に突然変異が生じている、という論文が掲載された。

 

北大の秋元教授らの研究チームが採取した、福島県川保町の「ワタムシ」の約一割にも奇形が見られた。

 

放射能の影響は、動植物にじわりじわりと広がっている。

 

何かと物議を醸す、群馬大の早川教授http://kipuka.blog70.fc2.com/は、昨年、小山での講演で、小学4年生にこう言った。

 

「・・・いま、おとなを信じてはいけない。おとなが言うことをそのまま信じていると、君たちの命がちぢまってしまう。放射能をあびるとがんになります。がんになったひとは半分くらいが死んでしまいます。原発のすぐ近くは放射能が強すぎてもう住めなくなってしまいました。食べものに気をつけてください。放射能が含まれている食べものは毒です。ただあんまり心配しすぎると食べものがかたよって、病気になります。運動もしましょう。元気に外で遊ぶことはとても大事です。かしこい子どもが生き残れます。工夫しないと死にます。・・・・」

 

東京では放射能など全く気にせずに暮らしている人が多いが、「おとな」も「子ども」も、「かしこい」人しか生き延びれないのかしら・・・

 

時事ドットコムに、福島の飯館村の除染を、大成建設、熊谷組、東急建設の共同企業体(JV)が約77億円で受注したとあった。

 

国が直接除染を行なう特別地域は、11地町村ある。

 

それだけのお金があれば、子供たちを疎開させたり移住を希望する家族を援助したりできると思うのだが・・・

 

3.11以後の「おとな」たちの対応は、戦争末期の「おとな」たちの対応を彷彿させる・・・結局、わたし達は何も学ばなかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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