2時間待たされて、少しも怒っていなかったと言えば嘘になる。
しかし、C小姐のパワーに押され、何もかも吹っ飛んでしまった。
「バイク出してもらうなんて、そんな、大変なのに・・」としどろもどろで恐縮する私。
「いいのよ、私自身“麻煩”(日本語で“面倒”みたいな意味)な人間なので、
“麻煩”は苦にならないタイプなの」
なるほど・・・妙な説得力だ。
聞けば、1時間以上家で車の鍵を捜し回り、
結局諦めて、運転をお願いしていた友人を置いてバイクで来たと言う。
その友人は「日本人でしょ?バイクの二人乗りなんてできるの?」と心配したそうだ。
これを読んでいる皆さんは台北の街のバイク二人乗りを想像できるだろうか?
台北の道は車も多いが、バイクも多い。
渋滞が多くバイクのほうが速いので人気がある。
小回りが聞いて、狭い路地でも自由に走れることもポイントが高い。
しかし・・信号待ちをしているバイクの数を見たことがある方もいるだろう。
とりあえず車よりも前に出て待つバイクの数の多さ。
さながらマラソンのスタートのようである。
車を追い越せなかったバイクは車と車の隙間を埋め尽くすように並ぶ。
初めてだったら、怖くて辞退していたかもしれない。
幸い(?)にも私は留学時代に、友人によく乗せてもらっていたので
ある程度は慣れていた。
それに昔のほうが今よりもバイク自体の数は多かったように思う。
「バイクの運転技術は大丈夫よ。信じて」というC小姐の力強い言葉も不思議に納得できた。
しばらく走るとバイクは台北の渋滞を抜け、山すその抜け道を走り、木柵に向かう。
タイトルの副題「兜風」は中国語で「ドライブする」の意味。
ヘルメットをかぶり、風を切って走る今回のドライブにはピッタリの言葉だ。
最初はC小姐にしがみついていた私も、少しずつ乗ることに慣れ、リラックスして風を楽しんだ。
そう、その時までは・・・。
猫空の麓に到着。通常のバスや登山の道とは反対側の道から登っていく。
かなりの重量に耐え、バイクは頑張ってくれた。
「頂上に着いたら、一人でロープウェーに乗って降りてくるといいわ。
私は先にバイクで降りて待っているから。」
ああ、その案はなかなかいいな、と楽しみにする。
そう、その時までは・・・。
途中、布袋劇の一団に会い、劇が始まる前の儀式を見た(冒頭の写真)。
ああ、台湾に来たんだ、という実感が沸いた。
昔はこういう光景はもっと多かったように思う。
C小姐の持論では、猫空の茶藝館で行く価値のある場所は
張協興茶行の経営する「杏花林茶坊農荘」だけだと言うことだった。
ここでは張さんのお茶を飲むことができ、旧正月の季節にはピンクの杏の花が美しいと言う。
でもね、「杏花林茶坊」は週末のみで、平日は予約が必要なんだよね。
やってないじゃん!杏も咲いてないよ。。。
でも他の茶藝館には寄ってもらえそうもない(笑)。
まあ、ここはC小姐の意見に従っておこう。
しかしさすがにここまで来てただ降りるだけと言うわけにも行かない。
ほどなくして「張廼妙茶師紀念館」に到着。
ここで休憩を取ることとなる。
しかし、C小姐のパワーに押され、何もかも吹っ飛んでしまった。
「バイク出してもらうなんて、そんな、大変なのに・・」としどろもどろで恐縮する私。
「いいのよ、私自身“麻煩”(日本語で“面倒”みたいな意味)な人間なので、
“麻煩”は苦にならないタイプなの」
なるほど・・・妙な説得力だ。
聞けば、1時間以上家で車の鍵を捜し回り、
結局諦めて、運転をお願いしていた友人を置いてバイクで来たと言う。
その友人は「日本人でしょ?バイクの二人乗りなんてできるの?」と心配したそうだ。
これを読んでいる皆さんは台北の街のバイク二人乗りを想像できるだろうか?
台北の道は車も多いが、バイクも多い。
渋滞が多くバイクのほうが速いので人気がある。
小回りが聞いて、狭い路地でも自由に走れることもポイントが高い。
しかし・・信号待ちをしているバイクの数を見たことがある方もいるだろう。
とりあえず車よりも前に出て待つバイクの数の多さ。
さながらマラソンのスタートのようである。
車を追い越せなかったバイクは車と車の隙間を埋め尽くすように並ぶ。
初めてだったら、怖くて辞退していたかもしれない。
幸い(?)にも私は留学時代に、友人によく乗せてもらっていたので
ある程度は慣れていた。
それに昔のほうが今よりもバイク自体の数は多かったように思う。
「バイクの運転技術は大丈夫よ。信じて」というC小姐の力強い言葉も不思議に納得できた。
しばらく走るとバイクは台北の渋滞を抜け、山すその抜け道を走り、木柵に向かう。
タイトルの副題「兜風」は中国語で「ドライブする」の意味。
ヘルメットをかぶり、風を切って走る今回のドライブにはピッタリの言葉だ。
最初はC小姐にしがみついていた私も、少しずつ乗ることに慣れ、リラックスして風を楽しんだ。
そう、その時までは・・・。
猫空の麓に到着。通常のバスや登山の道とは反対側の道から登っていく。
かなりの重量に耐え、バイクは頑張ってくれた。
「頂上に着いたら、一人でロープウェーに乗って降りてくるといいわ。
私は先にバイクで降りて待っているから。」
ああ、その案はなかなかいいな、と楽しみにする。
そう、その時までは・・・。
途中、布袋劇の一団に会い、劇が始まる前の儀式を見た(冒頭の写真)。
ああ、台湾に来たんだ、という実感が沸いた。
昔はこういう光景はもっと多かったように思う。
C小姐の持論では、猫空の茶藝館で行く価値のある場所は
張協興茶行の経営する「杏花林茶坊農荘」だけだと言うことだった。
ここでは張さんのお茶を飲むことができ、旧正月の季節にはピンクの杏の花が美しいと言う。
でもね、「杏花林茶坊」は週末のみで、平日は予約が必要なんだよね。
やってないじゃん!杏も咲いてないよ。。。
でも他の茶藝館には寄ってもらえそうもない(笑)。
まあ、ここはC小姐の意見に従っておこう。
しかしさすがにここまで来てただ降りるだけと言うわけにも行かない。
ほどなくして「張廼妙茶師紀念館」に到着。
ここで休憩を取ることとなる。
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