神融心酔 

中国茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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上海・武夷山の旅 第四日目 午前の部

2012-05-23 | 茶にまつわる文化・芸術
せっかく武夷山に来たのだから、
延泊して桐木まで行こう、というのが当初からの計画でした。
桐木は自然保護区内であるため、一般客は気軽に入ることができません。
桐木内で茶業に携わる方の案内が必要となります。
今回は武夷山風景区内の畑に案内してくれた李さんの知人の方にお願いすることになっていました。

しかしながら連日の大雨。
桐木への道路で土砂崩れが起こり、行けなくなったと聞いたのが二日目。
筏下りもできなさそうだし、桐木もアウトかぁ・・とガッカリしていたところ、
直前になって通れるようになったから、という連絡。
幸い当日も雨が上がったので、桐木の茶農家さん、李さん、李さんのお友だちの3台の車で向かうことになりました。

筏下りの乗り場もある星村鎮の中心街に集合です。
月曜日だけに開かれるというフリーマーケットに遭遇。



生産者さんたちが持ち寄った新鮮野菜や雑貨、漢方薬も人気でした。



星村の中心街を出てしばらく走ると茶畑の風景から鬱蒼とした森林風景となります。
ところどころで崖崩れの片鱗が。
片側通行にして土砂を取り除く作業をしています。
まだ作業車が届かず土砂がそのままの場所も。
これでまた雨が降ったら怖いな〜と思いつつ進みます。

保護区への入り口です。
ここからは登録車のみ入れます。



久々のニーハオトイレ。
結構きれいです。



少し進むと吊り橋があり、しばし休憩。
ここで写真を撮るのが桐木を訪れる客のデフォルトのようです。
高いところは苦手なんですが、この吊り橋はかなりしっかりしているので大丈夫でした。



森林浴!!



しばらくすると村があり、ここで昼食をとることになりました。
民宿兼レストランのようなお店は案内してくださる茶農家さんの顔なじみの場所のようです。
昼食が出来上がるのを待つ間、茶農家さんが正山小種を淹れてくださいました。



二階にあるレストランの部屋へ行く途中、不思議なバッタを発見!
まさしく茶葉バッタとでも名付けたいような見事な擬態。
一緒にいたおじさまが「この先は昆虫天国だよ」とおっしゃっていました。



待ちに待った昼食。
木製のおひつが懐かしい。



まさしく秘境の旅。
期待に胸が膨らみます。
この先に事件が待ち受けているとは、このときはまだ全く気付いていませんでした。。。


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■コラボ茶会「三岩物語」 
 茶席の募集を開始しました。
 詳細はコチラ→まで。

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三岩物語のお知らせ

2012-05-22 | お茶会
うらりんさん小町さん、私ちょしの三人によるコラボ茶会、今年も開催します。
今回のテーマは武夷山のお茶、その名も「三岩物語」です。

ブログでも絶賛連載中(笑)ですが、
5月11〜14日に三人で武夷山へ行ってきました。
武夷山へはもともと去年の5月に行く予定でしたが、
東日本大震災の影響もあって、一年先延ばしにしたという経緯があります。
念願かなっての訪問、思いっきり楽しんできました。

せっかくの機会ですから、茶会も武夷山でまとめましょう、と言うことで
お茶もお道具も旅行中真剣に選びました!

三人のうち二人は岩茶を品種違いで、もう一人は紅茶を担当します。
岩茶は今年の荒茶と前年度の完成茶の飲み比べ、
紅茶は工場は違いますが、今年の荒茶と今年の完成茶を入手しました。
岩茶は生粋の正岩茶、紅茶は桐木産です。
厳選したお菓子も各席でお楽しみいただきます。

武夷山に行ったことのある方もない方も、
武夷岩茶のファンの方もそうでない方も
この機会に「山美水美茶亦美」の武夷山の魅力をご一緒に堪能いたしましょう。

気軽なお茶会ですので、初めてという方も、ぜひご参加ください♪

■テーマ:「三岩物語」

■日時:6月30日(土)

第1部 10:30〜12:00 満席

第2部 12:30〜14:00 満席

第3部 14:30〜16:00 満席

*各部全て同じプログラムです。
       

■場 所:ありがとう Cafe&Bar

東京都中央区日本橋兜町7−15 1F
TEL:03-6231-1303
アクセス: 東京メトロ 日比谷線/東西線 茅場町駅下車 10番、11番出口徒歩1分 

■各部 12名様まで

■お茶席料: 3,300円(税込)  *各席30分で3席すべてを回って頂きます



★お申込み方法★

chosi@goo.jp(@を半角に直してご使用ください)宛て、下記項目を明記の上、ご送信ください。

1.参加希望者のお名前(複数でお申し込みの場合は全員フルネームでお願いします)
2.参加希望時間(可能な時間帯を第一希望から第三希望までお書きください)


5月中にお申し込みいただいた方には6月1日頃、メールにてお振り込み方法をお知らせいたします。
6月以降のお申し込みについては随時折り返しメールさせていただきます。
入金確認を以って、予約確定とさせていただきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

皆さまと楽しいお茶のひと時をご一緒できますように。
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上海・武夷山の旅 第三日目 午後の部

2012-05-22 | 茶にまつわる文化・芸術
下梅村見学の後は茶工場へ。

天心岩茶村の中の比較的規模の大きい工場です。
見学の車が何台も止まっていて、その中に公安の車もありました。

中庭で枝取りをする女性たち。
このお茶は岩茶の固形茶にするそうです。



工場長は若手ですがかなりのやり手とみました。
人当たり良く、世の中のニーズをいち早く取り入れようという姿勢も見えます。
工場内の設備も効率よく設置されています。



数種類の荒茶を飲ませていただきました。
私たちの図々しいリクエストにも答えてくださり、稀少な品種も登場。
かなり食いついてしまいました

老[木叢]水仙の荒茶。
右の緑色の毛玉のようなものは
李さんの畑でも見ましたが、老[木叢]の証しのコケです。
製茶するとこんな風になるそうです。



いったんホテルに戻って昼食をとった後、武夷宮に向かいます。
武夷山最古の道教寺院です。
宋代に朱熹が植えたとされる桂花の木があります。



隣接する宋街を散策。
宋代の街並みを再現した、というか、まあおみやげ屋さん通りですね。



その後紅茶を飲みたいという私たちの希望で、
もう一軒別の村にあるお茶屋さんに連れて行ってもらいました。

ここは多分観光ガイドのルートに組み込まれるようなお店なのでしょう。
お姉さんが宣伝文句を早口でしゃべりながらお茶を淹れてくれました。
お茶の淹れ方も、お茶の説明内容も、そして肝心のお茶の味もはぁ・・という感じ。
既に二カ所でちゃんとした正岩茶を味わっている私たちはある意味舌が肥えてしまっているので、ほとんど反応せず。

お姉さんは畳みかけるように「これは皆さんの好みではないようですね」とお茶を替えて入れてくれるのだけれど
それにもいまいち食指が動かない。
子供たちも正直で、お茶は積極的には飲まなかったのに、お茶請けのピーナツが出てきたら、一斉に手が出ていました。

台北のツアーで半日観光に参加したときに連れて行かれるおみやげ屋さんを思いだしました。
でもなかなか貴重な経験でした。
お姉さんとガイドさんには申し訳ないけれど、いい比較材料ができたというか・・。

これは金駿眉だったかな。
みょうに甘かった・・・。



この日の夕食も武夷山荘で。
内容的には茶宴料理の方が充実していましたが、ここは美味しいですね。



上海在住の皆さんはこの日でお別れ。
夜の便で上海へ。

うらりんさん、小町さん、Kさん、荒田さん、私はもう一泊武夷山に滞在します。
明日はいよいよ秘境へ!?



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上海・武夷山の旅 第三日目 午前の部

2012-05-21 | 茶にまつわる文化・芸術
前の晩はぐっすり寝たんですが、大雨が降っていたことはわかりました。
さすがに河の水位が上がり水もにごっていて、楽しみにしていた筏下りは中止。
あ〜〜ん、この旅行唯一の心残りです。
でもきっと武夷山が「またおいでね♪」って言ってくれてるんだわ!
と、思うことにしよう・・・。

で、気を取り直して三日目です。
筏下りが中止になったので、予定を繰り上げて
まずは2007年11月発売の雑誌『Coyote (コヨーテ)No.23 特集:中国茶葉街道を行く』で日本でも有名になった下梅村へ。
武夷山風景区から南へ7km、かつて清代に茶葉の交易所として栄えた村です。

何となく懐かしさがこみ上げる雰囲気。



女性はせっせと岩茶の枝取りのお仕事をしてたりしますが、男性陣はポーカーに興じる姿が目立ちます。



1700年代から1900年代にかけて、武夷のお茶はこの運河から広州経由でヨーロッパに渡り、
また山西省の商人の買い付けにより北はロシアまで販路が拡大していたそうです。
アヘン戦争(1840〜1842年)の後、交易の独占権が消失し、この村はその栄華の歴史を閉じました。



この道を抜けた向こうには何が待っているのでしょう。



下梅村の運河を築いた江西省出身の趨氏の邸宅。
当時の暮らしぶりが伺えます。



中国の時代劇から抜け出たような一コマ。
私のイメージでは、ここで仁王立ちしている(妄想)のはチャウ・シンチーだな。



チャウ・シンチーにはこの格好も似合いそうな(妄想)。



余談ですが、ロシア向け茶葉交易で趨氏と手を組んだのは山西商人の常氏。
山西商人は中国の経済史において、金融業を支配していたとされ、
その中の実在の一族にスポットを当てたドラマ『喬家大院』がかなり面白いそうです。
中国の連続ドラマは長いものが多いので見るのはたいへんだけど、今度探してみよう♪


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上海・武夷山の旅 第二日目 夕方の部

2012-05-20 | 茶にまつわる文化・芸術
大紅袍茶樹を見学した後は、午前中に畑に案内してくださった李さんのお宅を訪問しました。

風景区から移住した茶農家の皆さんの居住区は何カ所かあり、そのうちの一つの岩茶村に李さんの住まい兼製茶工場があります。
製茶はほぼ終了していましたので、製茶の機械を見学しながら工程を説明していただきました。

出来たての荒茶を試飲させてもらいます。
李さん宅で岩茶を勉強中の美帆子さんもガイド役を努めてくださいました。



華やか系の白牡丹、黄観音のほか、李さんの畑では一番生産量が多い水仙や肉桂をいただきました。

この荒茶の状態から枝や発酵不足の葉を取り除いて、焙煎を施して完成品ができあがります。
できあがるのは6月下旬くらいでしょうか。



この日の夕飯は武夷山荘で茶宴料理です。
武夷山荘は大王峰の見えるロケーションで国家級の要人も泊まる老舗ホテルです。
なかなか宿泊予約が取れないとか。



茶葉を使った料理がいろいろ出てきました。
タケノコが美味しい!卵の料理もお気に入りになりました。

でも茶宴料理にはご飯が付かないので、炭水化物ラブの小町さんは暴れてました。
チャーハンを追加して事なきを得ましたが(笑)。



お料理も美味しいし、高級な雰囲気なのですが、
何故かメニューの日本語は不思議ちゃんでした。



円卓でご一緒だった荒田さんと美帆子さんが関西人、Yさんと小町さんの大学が関西だったこともあり、
話題は関西系のノリについて。
生粋の関東人のうらりんさんと私、関東寄りのKさんは修行の足りなさを実感しました。
次に荒田さんに会うときにはしっかり突っ込みを入れられるようにしなくては。


この日はだいぶ歩いたので足がかなり疲れていました。
早めにホテルに戻れたので、マッサージをお願いすることに。
少し待たされた後、マッサージのおばさま方がガヤガヤとやってきて、
「週末は忙しいのよ!」と悪びれる様子も無くチャチャチャ、と施術してくれて、風のように去って行きました。
時間も予定より短めで料金はしっかり取られたのですが、おばさま方の迫力に何も言えない私たち(笑)。

マッサージ派遣を采配していたオニイサン方が申し訳なさそうにお詫びに大紅袍を振る舞ってくれました。
強面ですが、話すととっても楽しいオニイサンです。



そうは言っても翌日足の疲れがほとんどありませんでしたので、
私を担当したオバサマの技術はかなりなものでした。
武夷山、いいところです〜〜!


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