道路沿いの緑色が濃い季節となった。
春雨という名なのに梅雨かの如き日もあるが、着実に前進する季節の証しを実感できている。
真夏にも似た陽射しだった先日、自転車でゆっくりと専用道を走行している時に、道沿いの長く四角い植え込みがきらきらと光り輝く様子に見惚れた。 よくある街路樹でマメツゲ？と思うが、緑葉の先端が日光で悉くプラチナ色に煌めいている。
さらに植え込みの中をじっくり見てゆけば、芥子の橙色、小菊の白色、黄緑色のイネ科植物の花々が幾つも顔を突き出している。 他にも桃色に紫色に濃紺色と、何処からか飛んできた種が芽吹いて色とりどりの花を咲かせていた。
花見は派手な花だけではない。 周辺を見渡せば都会の街中でも密やかな美を見ることが可能だ。
このような瞬間には「足るを知る」の言葉が頭に浮かぶ。
「足るを知らない」種類の人間の愚かさを知るにつけ、なおさら残念至極に思う。
見出し画像はミニ・ブーケとして売られていた春の草花たち。
極端な寒がりなので、この頃の暖かさが非常にうれしい。 暑さが苦手な方々には申し訳ないのだが、筆者はむしろ一足飛びに夏になってくれてもいいと考えるぐらいの寒がりなのだ。
ようやく桜開花の情報が当地に届き、菜種梅雨の降る合間にも少しずつ季節は前進している。
天災や人災で苦境にある人たちには温かな時間が徐々にでも訪れるようにと願うばかり。
明日から卯月、新しくも忙しい季節の始まりはいつも期待と不安とが入り混じり、人間は心構えを試される。
或る島にずっと行っており、他の事柄が手付かずになっている。
その島とはドンドコ島。 何のことはない、ゲーム『龍が如く８』を延々とプレイしているわけで、バーチャル・ハワイに居て、更に作中に登場するドンドコ島のリゾート開発事業にハマっているということ。
かつて『どうぶつの森』が流行った当初、「妻が森から帰ってきません」なる言葉が話題になったが、まさに「島から帰ってきません」状態である。
これだけを書くと筆者が呑気極まりない奴と伝わるが、この性分はどうしようもないので諦めて頂きたく思います（何を？）
世の中の動きに無関心なわけでは決してなく、むしろあれこれ考えてばかりいるので、忙中閑ありなのだと御容赦下さい！
めでたき事が連なると、普段茫漠と過ごす時間に眩い光が射し込むような気持ちになれる。
つい先日、御嬢様が結婚式を挙げたばかりの友人女性と再会した。
こじんまりとした居酒屋で正午から各種料理を注文、海老のおどり食いが美味しい。 海老はおせち料理に縁起物として入っているとおりの「腰が曲がる年齢まで達者でいられるように」という意味合いを思い起こす。
場所を変えてお茶をしに行った先は百貨店に在るチョコレート専門店。 チョコレートは媚薬に似た成分を含む説もあり。
今日は更に超がつく有名人のおめでたいニュースが飛び込んできた。
おめでとうございます！ 末永く幸多からんことを祈ります。
ブログやインスタグラム等に載せる場合に、食べ物の写真をスマホで綺麗に撮影する方法を教えてもらったのは先月のこと。
こんな感じとか――
こんな感じである。
教えてくれたネット友達、と言っても何度も顔を合わせて遊びに出掛けている長年の友人関係なのだが、その女性の御嬢様が先日めでたく結婚式を挙げた。
身辺に高齢者が多い上に親戚が少ない身の筆者としては、慶事が我が事のように心浮き立って喜ばしいかぎりである。
年が明けてからもすっきりとしない世情に沈みがちだった気分が、お蔭で徐々に上がってきたのだった。
元日に発生した能登半島地震の被災者の皆さまへ心よりお見舞い申し上げます。
被害の激しい地域では全く予断を許さない状況が続いている様子ですが、可能な限りに早期の復旧復興へ道筋がつきますように、被害に遭われた方が少しでも安心して生活できる時が一刻も早く訪れることをお祈りしております。
微力ながら、本当に微力ながら何らかの形でお役に立てる方法を探ってゆきたいと切に思っています。
年始恒例になりました「干支土鈴/辰」の画像です。
2024年の我が国は忍耐をしいられる状況にありますが、そのような中で気概と前進する胆力を持ち続けたいものです。
皆様が日々を力強く乗り越えてゆかれますよう祈念し、この干支土鈴をアップ致しております。
∽∽∽当ブログの文章及び画像その他は通常全て無断転載禁止ですが、こちらに関してはご自由に持ち帰り頂けます∽∽∽
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は当ブログにお越し頂きありがとうございました。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
なお、吉例「干支土鈴の画像 ～辰～」は近日公開予定ですのでご期待下さいませ。
gooブログ 【夢の人】執筆者 拝
もはや2023年もあっという間に過ぎたという感覚しかない。 それが身辺平穏であれば良しといった境遇に “囚われていられる幸い”あればこその事だとは痛いほど解っている。
非力な人間が何をしてゆけば僅かでも世の中の為になるのか、来年は真面目に考えてゆきたいと切に思う。
見出し画像だが……誰だよ！とツッコんで貰えれば嬉しい。
本年の更新は今日を最終日とします。 次は元日に更新いたしますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。
皆様良いお年をお迎えください。
本年の勝手にゲーム大賞は『龍が如く7 外伝 名を消した男』に決定した。
パッケージ裏の紹介文にあるとおり、かつて伝説の極道と呼ばれた男・桐生一馬は愛する者たちを守るために自らの死を偽装し、名を捨てて闇へと潜る。 ある組織の下で任務を請け負うエージェントとして空虚な余生を送る桐生だが、その静寂を破る存在が……という内容だ。
「あと何を失えば、大切な人を守れるのか」のキャッチ・コピーが胸に刺さる。
シリーズ外伝なのでストーリーそのものは短いが、よく練り上げられた物語になっており、主人公と過去から彼を取巻く人々との繋がりが見事に結晶化している。
今作に興味を持たれた方へは是非にとお薦めしたい。 もしも、龍シリーズが初めての場合は、可能な限り過去作に触れてから本作に取り掛かるほうが絶対に楽しめる。 そういった意味ではファン・アイテムとも言えるけれども、初登場の登場人物達もまた期待値以上に魅力的であった。
シリアスな展開と素っ頓狂なチャラけた部分が混ぜこぜな、いつもの龍シリーズらしさ。 それも御愛嬌ということで遊んで頂きたい。
ワザありの作品であり、文句なしの大賞である。
