今年はFA市場が活性化してます。
岸くん筆頭に、バファローズの糸井、ホークスの森福、
ファイターズの陽、DeNAの山口と、下記チームの主力選手がFA宣言。
で、そのうちスッキリ、ニコニコFA宣言したのが糸井と
「起用法に不満がある」といった理由の森福についてはまぁまぁ、納得のFA宣言だと思います。
で、問題は残りの3名。
陽はどうにも「戦力構想に入っていない」ということが分かったようで、
まぁこれも仕方ないのかなと思います。
でもあの涙がね。
山口は恐らく構想に入っていたと思うんですよ。
チームも初のCS出場もして、「来シーズンこそは!」という
このタイミングでのFA宣言ですから、おそらく、なにか球団に対する不信感と言いますか、
まぁなにかあるんじゃないかなと思います。
でもあの涙がね。
で、岸くん。
もう、今にも泣きだしそうな顔で記者会見。
この3名。
ともに「泣きながら」もしくは「泣きそうに」という状態で会見しました。
もうこれがすべてを物語っていて、それぞれ「残留」はないなと。
これもそもそもおかしな感じで、もうちょっと糸井みたいにニコニコスッキリ
「ちょっと他の球団の評価も聞いてくるね!」
っていうのがないんですよね。
日本の場合。
ここからは完全に個人的な見解ですが、
FA宣言しての残留を認めているとはいえ、
仮にFA宣言したこれらの選手の中で残留した人が出るとすると…
翌シーズン以降の査定は球団の方が強気になりそうな気がするんですよ。
球団側としては
「結局、ウチに残るんじゃねえか。迷惑かけやがって」
ということが考えられます。
つまり、選手としては「FA宣言=もうチームには残れない」ということなのかなと。
別にFA宣言するのは選手の権利なので構わないんですけど、
あーやって涙しながらとか、神妙な顔つきで会見するのがなぁ…
あーゆーの見てしまうとファン心理としては
「じゃあFA宣言しなきゃいいでしょうよ」
とも思ってしまうわけで。
それでもFA宣言するっていうことは、
各々の選手がなにか現状に不満、環境を変えたいなにかの理由があるのでしょうけども…
「涙のFA宣言」って、つまり「もう今いるチームから離れることが確定した」ってことですよね。
なんだかなぁ。
こういう暗い、悲しい感じがある日本のFA宣言。
なんとかならないものでしょうか?