千一夜第2章第529夜 あわやハゼタロウ

2012-05-14 23:11:56 | サーフ

2012.5.14(月)


第2埠頭西側の凹部分からサーフ、天気晴朗波穏やかだが・・・。


この日はハゼ3尾の釣果、リリース、いや野良犬の餌。

釣行日:5月13日(日)
旧暦:閏3月23日
場所:第2埠頭西側凹部
時間:06:30~11:00
天候:晴れ
風  :南弱風
月齢:21.8
潮  :小潮 満潮14:22潮位217cm 干潮08:48潮位132cm
狙い目:カレイ
釣り方 :サーフ
餌  :ゴカイ
釣果:ハゼ3(犬の餌)

漫画「釣りバカ日誌」に登場する「ハゼタロウ」をご存知だろうか。浜崎家のペットのワンちゃんであるが、ある日、主人公の浜崎伝助ことハマちゃんがハゼ釣り(恐らく東京湾の何処か)に出かけた時に、誤って捨て犬の子の口に針を引っ掛けてしまい、病院に連れて行って針を外してもらって、そのまま浜崎家のペットとなったのである。この話に似たようなことがこの日に起こったのでいささか吃驚した。

私は別にハゼを釣りに来た訳ではないのだが、ハゼしか釣れなかった。本命のカレイは何処かに出掛けているのか、はたまたここには居ないのか、音信不通である。

最初のハゼが釣れた時、上げた後で針にハゼが付いたまま置いておき、他の竿のリールを巻いていたのだが、置いていた竿がガタッと音を立てて動いたので吃驚、見ると埠頭に棲みついている野良犬がハゼを銜えていこうとしている。私はハゼは持ち帰らないので、犬の餌になっても構わないのだが、まだハゼの口に針が付いているので「こらっ!」と大声を出した。野良犬もちょっと怯えてハゼを離したが、また銜えようとするので今度は足を蹴り上げる所作をして脅す。

埠頭の野良犬は餌をやる者が多いので、人に馴れているのが多い。子犬を産んだ後かも知れないこのメス犬(乳がだらんと垂れている)も良く見かける野良犬であり、大人しい顔付きで人懐っこい。少々脅したところで逃げたりはしない。私は巻き掛けの竿を置き、ハゼの針を外して犬に与えた。針を外している時から、もう私の目の前でハゼを待っている。犬が生魚を食べるのは意外だったが、与えると直ぐに銜えて持って行った。

針が付いたまま食べていたらどうしただろう。子犬なら兎も角、立派な成犬なので捕まえて病院に連れて行くことも難しい。それに野良犬なので狂犬病の予防注射もしていないだろうし・・・兎も角、針を飲み込まなかったので一安心といったところだった。その後もハゼが2尾釣れたが、何処で見ているのか何時の間にか傍に来ている。恐らく砂山の何処かでこちらの様子を窺っているに違いない。都合3尾のハゼが釣れたが、全部この野良のメス犬の餌となった。

こちらはすっかりハマちゃんの気分になっていたが、わざわざ野良公の餌を釣りに来た訳じゃないのだ。前日にカレイが1枚揚がったが、やはりフロックか。1枚しか居ないということは無いと思うが、それにしても数は確実に少なくなっている。

【5月14日過去の釣行記録】
・2005年第2埠頭中電前、第2埠頭東側、05:30~13:00~19:20、小潮、釣果=カレイ1・アイナメ2・ハゼ3・キス2・アジ20・ボラ1R
・2006年笠戸本浦港防波堤、06:45~15:15、大潮、釣果=カレイ16・アイナメ2・キス15・ギザミ1・クジメ1
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:00~00:10、中潮、釣果=メバル12・アジ11・キス1
・2011年大島大原、19:00~22:00、中潮、釣果=メバル11

【この日の釣り情報】
・2004年第2埠頭東側、昼間、若潮、釣果=チヌ多数
・2005年第2埠頭西側、昼間、サビキ、小潮、釣果=アジ20
・2005年東海岸通りテトラ、昼間、小潮、釣果=25cm級キス
・2007年切戸川河口、19:20~21:20、中潮、釣果=キス6
・2009年東海岸通り、夜、中潮、釣果=16~24cmメバル8

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コメント (2)
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