世界変動展望

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東大の不正事件は公正に調査されるのか?

2016-10-29 00:00:00 | 社会

最近東大医学系や生命科学系の研究不正の問題に関して国会に質問主意書が提出された質問書答弁書。国会にまで質問が出るほどに発展してしまった。事実なら理研の関与を調査するという報道もある

質問書で言及されたように、この問題は告発された論文以外に疑義研究者の全論文を調査した方がよい。なぜなら、研究不正が常態的に行われてきた事が疑われるからだ。少なくとも数年にわたって不正が疑われる論文が出たのだから仕方ない。

東大は元東大病院長などの不正をできる限り認めたくないのだろうし、調査範囲を限定する可能性は十分ある。それ以前にきちんと公正に調査するのか疑わしい。今回に限らず、昨年の大量疑義事件やJ-ADNI事件など東大医学系の研究不正疑義は続発した。しかし、不正は認定されなかったし、東大医学部生に対する東大の対応を見ても、研究不正の問題に非常に消極的である。VARTの改ざんで虚偽説明をした循環器内科教授の懲戒処分も未だに行っていない。

東大は本当に公正な調査を行うのか。

世間ではSTAP細胞事件が大きく注目されたが、学術界としては本件や分生研事件のような事件の方がずっと根が深くて重大な問題だ。

これまで研究不正の問題を公正に扱わなかった例はいくつもある。例えば某旧帝大は告発を規程やガイドラインに反して不受理にし、調査しなかった。被告発者が某旧帝大を去った後も捏造、改ざんを一切認めていない。

O 30代女性研究者の不正も数年にわたって捏造、改ざんのある研究発表があったから、常態的に捏造、改ざんを行った事が疑われたのに、某国立研究所や某有名大学は全論文の調査を行わなかったし、規定に反して一部しか調査しなかった。

別の30代女性研究者の事件をみると、こんな対応は非常に甘いと言わざるを得ない。

公正な調査裁定が行われる必要がある。

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