コンビニの土下座事件や窃盗犯の顔写真ネット公開警告などネットで晒す行為が少し注目を集めている。私も週刊現代で紹介されたが、こういう行為はどうなんでしょうか[1]。前に東京医科大学整形外科の山本謙吾が二重投稿をしたということは論文撤回公告で現在も世界中に公表されている(その1, その2)。これは山本謙吾が自分で公開に同意したものであり、山本謙吾が二重投稿をした事をネットで指摘しようと名誉棄損、プライバシー侵害等ではなく一切問題ない。もともと二重投稿をした旨の公告がネットで公表された責任は二重投稿を行った山本謙吾にあり、山本が完全に悪い。ネットで二重投稿の公表などをされたくないなら論文発表を止めるべきだろう。
「ネットいじめをしているのはあなたじゃないですか!」
と言ってきた人が前にいましたが、来年度から文科省ガイドラインが改定されてネット上の研究の不適切さの指摘も告発として扱う事になっているし、著しい注意義務違反も不正になります。具体的には元三重大の青木直人の事件は多数の不適切さがあり少なくとも重大な瑕疵があるとして捏造、改ざんが認定されたので、こういう多数の不適切は不正なのだろう。時代はもう変わってるんですね。
あなたは不特定多数に向けて研究の間違いや不正を指摘する事をどう思いますか?指摘してほしいですか?止めてほしいですか?
意見があればコメントか左のメッセージでどうぞ。もし私の行為が悪いと思うなら意見を伝えないと望むように改善していきません。
参考
[1]週刊現代 2014年10月18日号 p203
あなたよりきびしい小保方批判をしていたブログがありましたが、顔写真を大きく何枚も出すようなことはしていませんでした。小保方氏の会見の写真も、ロングで撮ったものを使っていました。
私は写真はプライバシーの問題もあり、使い方に気をつけるべきだと思っています。
それに対し、文章や図などで意見を述べるのは表現の自由、言論の自由であると思います(誹謗中傷などを除く)。
また、その意見について、文句を言うのも言論の自由であると思うので、書けば何か言われるのはやむをえないと思います(ただし、脅迫や嫌がらせは除く)。
表現の自由、言論の自由、プライバシーの尊重、そして誹謗中傷や脅迫はNGといったことを基準にすればよいのでは?
それがネット上であっても、どこであっても、同じだと思います。
論文の著者の名前を出すのも当然ですし、そのこと自体は科学のルールとして合意はとれているのではないでしょうか。
小保方事件は、それ以外の要素が大きかったのは確かだと思いますが、
同情で科学的不正の追及の手を緩めてはいけないと思います。
わたしは研究者ではありませんが、今回の小保方さんの件で興味を持ちました。
ネイチャーに掲載されるということがあんなに宣伝?されたこと、今まであったのでしょうか。
わたしは初めて見ました。
その論文が、不正、捏造だったとは驚愕でした。
誰にもわからないなら、知られないなら不正も捏造も大丈夫とならないためには、発信しなければと思います。
研究者、科学会の方、お願いしたいです。素人にはわからないことなので。