名古屋市の子宮頸がんワクチンの調査撤回報道についてWEDGEが報道した。その1,2,3,4,5,6。撤回と報じられたが結論が否定されたわけではない。にも関わらず今回の名古屋市はこのような対応。被害者らの反対が大きいのだろう。安全性に関する議論はなかなか難しい問題を抱えている。
しかし、被害者の救済と子宮頸がんワクチンの安全性の問題は別問題だ。安全性の問題は非常に重要だから、必要な情報は必ず公開されなければならない。被害者を傷つけるから不都合な事は公開できない、報道できないというのは戦前に政府や軍部に逆らう言論が一切できなかった事と同じで非常にまずい。
名古屋市は多くの人が調査に協力したのだから適切な対応をとってほしい。