出すことのない手紙

出すことのない手紙を書く。宛先はまだわからない。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

津和野

2017-07-17 23:31:15 | 日々平安
「案山子」さだまさし 津和野にて撮影


  さだまさしの案山子の舞台が津和野だということを知った。津和野について、そして案山子についてはそれぞれブログに書いたことがある。学生時代に一人旅をした思い出と、人の子の親になり関東で5年も暮らす息子への思いを書いた案山子がその瞬間結びついた。そして堰を切ったように40年も前の思い出が蘇ってきた。朝はやく上った城址は朝もやに包まれ人影もなかった。そのとき、やるせない思いの中で一生出すまいと決めた手紙を胸中深くしまった。

  いつのまにか人生の終焉をのぞき込むほど年月は流れた。かっての熱情も燠火に変わり、時折思い出したように騒ぐだけになった。そしてすべての情景がセピア色になった。しかし今でも案山子を聞くと胸が騒ぐ。その歌詞の情景がありありと浮かんでくる。そして多くの親と同じように、こどもたちが自由に、幸せに暮らす将来が叶うことを祈るような思いで願っている。人生の黄昏になって、大事なものがくっきり見えてきたことを幸せなことだとおもっている。

  ただ、持ち時間が与えられたなら津和野にもういちど行ってみたい。40年前行けなかった乙女峠の教会にも行ってみたい。ささやかな願いだが運がよければ叶うだろう。

  
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« どうでもいい話 | トップ | He is anything but ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日々平安」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。