セピア色の映画手帳

古い映画を中心に

「世界一キライなあなたに」

2016-10-16 11:41:55 | 映画感想
 「世界一キライなあなたに」(「ME BEFORE YOU」、2016年、米)
   監督 シーア・シェアイック
   脚本・原作 ジョジョ・モイーズ
   撮影 レミー・アデファラシン
   美術 アンドリュー・マッカルパイン
   音楽 クレイグ・アームストロング
   出演 エミリア・クラーク
       サム・クラフリン
       ジャネット・マクティア
       ブレンダン・コイル

 イギリスの田舎町で働くルイーザ、しかし勤め先のカフェが経営不振で
廃業。
 父親も失業中でしかも大家族、急いで選んだ再就職先はバイク事故で
肢体不自由者となった青年ウィルのヘルパー。
 だがウィルは気難しく、しかも生きる希望を捨てていた・・・。

 あらすじ見れば解るだろうけど、フランスの「最強のふたり」の恋愛版み
たいで、そこに「ある愛の詩」を混ぜ「シンデレラ」要素も振り掛けてみまし
たって感じ。
 何せ青年、事故前は有能なエリート社員で家族は本物の「お城」持って
ますから王子さまみたいなもん。(購入でなく先祖からみたいだし~という
事は貴族なんだろうな)
 「最強のふたり」で感じないでもなかったけど、これは更に金持ちだから
そんな事してられるんだよなァって僻んでしまいます。(笑)
 前半終わりで「父も失業中でお金が要るからここに居るのよ!」ってキレ
てしまうけど、ウィルがお城のメンテナンス係に父親を雇う事で解決って・・・。

 涙腺弱いから泣いてしまうけど、いろいろ引っ掛かって感動はしません
でした。
 感動しなくても泣けるんですね。(笑)
 凄~~~ぅく捻くれて厭味に見れば、これ「バツイチにならないで「How to
Steal a Million」」(百万(ポンド)盗む方法教えます)~「おしゃれ泥棒」の原
題と感じないでもない。
 勿論、ルイーザに下心なんてこれっぽっちもなく、ウィルに生きる希望を持
たそうと純粋に頑張ってるのは解るし、それが自然に愛情へ変わってしまい、
それまでの恋人を捨てるハメに至ったのも見てれば解ります。
 しかしレンタル?ジェット機使って綺麗な専用ビーチ、高級コテージ生活、
確かにウィルの生死に関わる事だけど、普通の生活してた女性なら、そん
な夢のような環境に大概ウットリしちゃうよね(笑)、しかもイケメンで相思相
愛なんだから。
 なんだか僻んでばかりの感想になってしまい自分が厭になって来たので、
この辺でヤメ!(笑)

 予告編
 https://www.youtube.com/watch?v=DjOlF5fRNT8

※ヒロインのエミリア・クラーク、普通の顔立ちなのがいいですね、天性の美
 貌で落とすタイプだったら厭味でしかない。
 野暮ったく引っ込み思案気味の子が奇抜な服装で陽気なおしゃべり好きだ
けど積極性に少し欠けた子が、ウィルを思う事から競馬場の会員レストラン
でキツイ皮肉を言えるまで強くなる。
 どんどんチャーミングになっていくのを演技でしっかり見せています。
※原題は「私と逢う前のあなた」かな、作中でそんな訳になってた。
 多分、真意は「私と逢う前にあなたが決めたこと」だと思う。
 何を決めていたのかは、ここには書きません。(汗)

 H28.10.15
 イオンシネマ板橋

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 君が為 何を遺せば いいだろう
  忘れられると 解っていても

 
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「パリジェンヌ」 | トップ | 「淵に立つ」(ラストに触れ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL