セピア色の映画手帳

古い映画を中心に

マサラ・システム

2017-07-16 00:57:10 | 雑記
 これ、よくよく調べてみたら日本独自のスタイルらしい。
 昔は解らない。
 僕が20代の頃(40年前)、サタジット・レイが崇拝されていて、そこから、実はインドが世界で一番の映画製作国だというのは知識として知っていた。
 でも、僕の映画熱が下降線の最中で、その時はインド映画まで手を拡げようなんて、これっぽっちも思わなかったんですよ。

 それから30年。
 ハズレやギリギリの線というのは当然あるけど、僕がインド映画のファンになるなんて40年以上、想像すら出来ませんでした・・・。
 完全な偏見、一言で言えば、これに尽きます。
 如何に僕が東アジア、東南アジア、西アジアに対して無意識の偏見を持っていたか。(いろいろな本を読んでいたにも関わらず)
 それでいて、「偏見持たずに観てる!」
 何と思い上がった根性でいたのか。

 昔は解らないけど、現在のインドに於いて「映画館ではマナーを守って」というのは一般的。
 これ、「バルフィ!人生に唄えば」の冒頭、日本の「観賞マナー」インド・バージョンを観れば、彼の国だって日本と同じってって解るのに、「きっと、インドなら・・・」って、無意識に偏見があった。
 大いに反省してる所ではあります。

 「マサラ・システム」
 飲んで踊って、紙吹雪とクラッカーの乱舞。
 インド映画だってマサラばかりでなく多種多様と言うのは何作か観て理解したけど、純正マサラ映画に日本のマサラ・システム、というのは誰が考えたのか知らんけど日本人と親和性抜群のシステム。
 静かに映画を観たい人には邪道で正反対の方式だけど、これはこれで有りだと思う。
 僕もね「もう身体は人並みに動かないけど」、ちょっと、経験してみたいですよ。(笑)
 
 7、8年前、映画を再び観出してから、西洋や日本ばかりでなくアジアに素晴しい作品が沢山あって、映画主要生産国と認識されている以外の国々に無限の可能性が有るだろう事。
 数十年の空白を具体的に言えば役者陣が見知らぬ人ばかり、凝り固まった自分の偏見を思い知らされる。
 いろいろ有りました。
 が、映画には尽きせぬ興味があるという事も再認識させてくれました。
 これからも、ボチボチと観ていきたいと思っています。

 「さらば、わが愛/覇王別記」(香港・中国)
 「山の郵便配達」(中国) 
 「きっと、うまくいく」(インド)
 「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」(インド)
 「タレンタイム~優しい歌」(マレーシア)
 「別離」(イラン)
 上記、六作に深い感謝を込めて。
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