セピア色の映画手帳

古い映画を中心に

「マイ・インターン」

2017-03-29 00:12:24 | 外国映画
 「マイ・インターン」(「The Intern」、2015年、米)
   監督 ナンシー・マイヤーズ
   脚本 ナンシー・マイヤーズ
   撮影 スティーヴン・ゴールドブラット
   音楽 セオドア・シャピロ
   編集 ロバート・レイトン
   衣装 ジャクリーン・デメテリオ    
   出演 ロバート・デ・ニーロ
       アン・ハサウェイ
       レネ・ルッソ
       アンダーズ・ホーム

 定年退職後の自適生活も妻に先立たれ生き甲斐を見出せずにいるベン、そ
んな時、町でシニア・インターン(老年新入社員)募集の広告を見つける。
 会社は若き起業家ジュールスが経営する服飾通販会社、自宅で一人で始め
た事業は順調に発展、1年半で200人を超える社員を抱えるまでになってい
た。

 昔読んだ、堺屋太一さんの「豊臣秀長」にも有りましたね、急成長の為、人材
不足で内部はいつもテンテコ舞いって。
 面白い作品だと思います、特に女性にはウケがいいんじゃないでしょうか、僕
の評価も諸手を挙げてとはいかないけど悪くはないです。

 で、何時もの事ながらグチグチと。(笑)
 ・Aは才能有るビジネスマン、仕事も家庭も八面六臂の行動力で頑張ってる、
Bは子供を抱え家事、幼稚園の往復だけの単調な毎日、Aが忙しくゆっくり夫
婦の会話も出来ない、そんな閉塞感からフッと浮気に走ってしまい・・・。
 Aが男、Bが女なら結果も含めて映画100年の歴史に掃いて捨てる程有る
話、この作品は単にA、Bの性を逆にしただけで、そう考えれば話自体に目新
しさは殆どない。
 ・この物語、大人用の「ドラえもん」。(笑)
 違うのは、ジュールスがのび太と正反対の超有能でベンのドラえもんも便利
なグッズを出す訳じゃない。
 でも超有能だろうと何だろうと仕事を過剰に抱えれば余裕は無くなり、心のど
こかで悲鳴を上げてる、そんな時に現れた年寄りのドラえもん、大人用だから
便利グッズは使わないで的確なアドバイスでサポートしてくれ、全てがメデタシ
メデタシ。
 万能の神様みたいなドラえもんが傍に居るのなら、話は鬼に金棒です。
 ・この作品のヒロインを演じたA・ハサウェイ、顔芸一つで映画1本こなしまし
たね。
 ちょっと一流の役者として如何なものかと・・・、TVじゃないんだから。
 遣り過ぎるからあざとく感じてしまい、同じ顔芸が目立ってた「世界一キライ
なあなたに」のエミリア・クラークよりも印象悪いです。(エミリア、チャーミング
だし~男は美人より可愛げのある方が好き(美人は3日で飽きると言うから))
 
 と、いろいろ書き散らかしたけど最初に言ったように作品は面白く、飽きる事
はないと思います、後味も宜しい。
 誰にでもお薦め出来る作品。
 グチグチは個人的ガス抜きと思って下さい。(汗)

※公園で太極拳って「ノッティングヒルの恋人」でも出てきたけど、欧米の日常
 風景なんだろうか、それとも中国市場への戦略?
 「寿司は水銀が心配」みたいな台詞、挨拶に「サヨナラ」を使う事で日本向け
 は帳消しなのかな。(笑)
※序盤でジュールスは時間節約の為、オフィスを自転車で移動してるけど、話
 が本筋に入ると歩いて移動してる。
 つまり最初の疾走状態から地に足を付け、迷いながらも着実に歩を進めてる
 って事なのかな。
※原題だとデ・ニーロがメイン、邦題はハサウェイをメインとして女性向けにア
 ピールしたかったのでしょう。
 どちらが主役かと言えば、やはり原題でしょうね。(大差ないけど)

 H29.3.26
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (take51)
2017-04-03 16:35:58
こんにちは!

この映画のアン・ハサウェイはイマイチだったようですね!
僕は結構、気に入ってましたがひいき目が強かったかもしれません(笑)

僕はブログに「大きな目が表情豊かに訴えかけてくる様は流石です!」
と書いてましたが、鉦鼓亭さんは顔芸と書かれてて大笑い
させていただきました(笑)

>年寄りのドラえもん、大人用だから便利グッズは使わないで的確なアドバイスでサポートしてくれ

この表現が素敵でした♪
会社でこの映画の話になったら使わせてください(笑)
Unknown (鉦鼓亭)
2017-04-03 22:50:51
 take51さん、こんばんは
 コメントありがとうございます!

この作品、DVD返すまで計3回観ましたよ、嫌いじゃないです。(笑)

アン・ハサウェイはイマイチだったようですね!
>僕、余り彼女の作品観てなくて「レ・ミゼラブル」の印象は良かったですよ、本作も良いのですが、ちょっとアレが過ぎた気がしました。(汗)
「世界一キライなあなたに」(殆ど意味不明なタイトル)のエミリア・クラークも面白いですよ、あっちは眉毛!人形劇の眉みたいな眉芸。
話は‘70年代に特大ヒットを飛ばした恋愛劇の21世紀版という感じですが。

会社でこの映画の話になったら使わせてください(笑)
>え、こんなので良いのでしょうか?(汗)
どぞ、好きなだけ使ってやって下さいませ。

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