八ヶ岳の設計事務所 アトリエリーフの『たてものブログ』

八ヶ岳での家づくりや暮らしの話題を中心に、あれこれ綴っています。

太陽の恵み (パッシブソーラー)

2014-01-20 | 住まい

最近では太陽エネルギーを活用した家づくりが盛んですね。 山梨県は日照時間が全国トップクラスで、太陽エネルギーに恵まれた地域ですので、それを活用するのは一理あります。

少し前のことですが、ソーラーシステム 「そよ風」 というものを勉強してきました。(メーカーは環境創機さん。)

システムはこんな感じです(↓)。 屋根面で暖められた空気をファンで床下に送り込み、基礎のコンクリートに蓄熱させて、床の吹き出し口からゆっくりと放熱させるというもの。住宅雑誌でよく目にする 「OMソーラー」 も、基本的には同じシステムです。 ちなみに夏は、夜間に涼風を取り入れ、日中は屋根の暑い空気を排気します。

Solar01  メーカーHPより

そして実物モデルはこれ(↓)。 室内の空気がゆっくりと循環されるので、快適な空調環境が実現可能です。 その反面、ソーラー発電パネルのように、売電したり、停電時の電源に利用したりはできません。また、天候に左右されるので、補助的な冷暖房設備が必要となる日もあります。

そして、システムを導入すれば必ず、何百万かの建築費アップの要因となるので、ご予算面のやりくりが必要です。

Solar02

Solar03 ふむふむ・・・

ところで基本的な話になりますが、軒や庇の長さと窓の配置を工夫して、夏の日差しは遮り、冬の日差しをたっぷり取り込む・・・ これが最もシンプルな、『パッシブソーラー』 の考え方です。

【 ※パッシブソーラーとは、機械設備を使わず、太陽エネルギーを受動的〔=パッシブ〕に利用するもの。 太陽熱をお湯や電気に変換しないで利用することから、広義においては上記の「そよ風」や「OMソーラー」もパッシブソーラーの一種としていますが、設備(システム)を要するので、上記のパッシブとは少し異なります。 】

まずはこの 「設計」 をしっかりすること、そしてその上で、目的と費用対効果に見合う 「システム」 があれば導入を検討する・・・ 当たり前のようですが、これが、太陽エネルギーの利用においては大事なのです。

 

 

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