埋まりゆく本棚

読んだ本の感想なんかを好き勝手に綴ってます。最近忙しくてなかなか本が読めませんが…。

Happy Birthday☆

2006年04月04日 15時07分56秒 | 新書
 今日はわたしの誕生日なので、とりあえず自分で祝ってみました…


『壊れる男たち』 金子雅臣 (岩波新書)

 この本は、いつまでたっても減少しないセクハラ問題について書かれている。
 筆者は東京都の労働相談に携わってきた方で、そのなかでセクハラの問題について関わっている。その体験を基にセクハラの事例を挙げ、なぜセクハラをする人が絶えないのかという分析もしていた。

 この本を読んでいて「嫌よ嫌よも好きのうち」という言葉を思い出した。この本で紹介されていた事例には、女性が男性からの誘いを拒否してるのに、それを男性は「恋の駆け引き」とか「遠まわしに好きと言っている」などと自分に都合よく解釈して…。つまり自分の行為がセクハラになるとか認識してなかったらしい。
 「嫌よ嫌よも好きのうち」なんていう言葉もあるけれど、「嫌よ嫌よ」って連呼してたら普通はほんとうに嫌なんじゃなかろうか?


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