静かな場所

音楽を聴き、自分のため家族のために「今、できることをする」日々を重ねていきたいと願っています。

聖響×OEKブラームス・チクルス第2回(その2、ブラ2感想)

2007年07月14日 13時19分47秒 | コンサート
台風の接近で、地元の祇園祭は中止。伊勢の花火大会は9月に延期となってしまった。
自然には逆らえないです。。。。



さて、「今さら」の感も無きにしもあらずだが、「聖響×OEKブラームス・チクルス 第2回」の感想文、その後半を・・・。



その前に、写真はザ・シンフォニーホールの行き帰りにいつも窓から見送ってくれるワンちゃん達です。


後半の曲は交響曲第2番。
やはり、一番力が入ってた。
室内オケながら曲本来の分厚さを十分に表出した冒頭から、とても流れのよい感じだった。
聖響さんもコンチェルトの時とは違って、気のせいか、とっても「伸び伸び」と振っておられる。
提示部リピート直前でフルートとオーボエがきらきらと舞い降りて冒頭に。
リピート敢行のときだけ聴けるおいしい8小節である。
ディスクだと、煩わしく感じられるリピートも、実演ではうれしい。

展開部に入っての内声、低声部の明瞭に聴こえてくる爽快さはいつもの聖響さんであるが、対向配置によって、ほぼ中央で聴いている私にとっては、耳ががんじがらめになるスリリングさ。
それは、このあともずうっと続いた。

第2楽章も同じ。
第1ヴァイオリンだけでなく、どのパートもが全く違う「歌」を同時に奏でているのだが、それが、一つひとつよく聞分けられ、かつ全体の雰囲気はとっても融合していて、これってブラームスの手腕の凄さなんだろうなぁって実感。
ここでも、対向配置の効果抜群であった。

第3楽章から終楽章にかけても丁寧さを失わず、艶やかさを保ちつつ、切れ味するどく進んだ。
終楽章は、迫力一辺倒の単純アプローチではなく、むしろ、よくコントロールされたバランスと超快速でないテンポ設定によって、曲の旨味を見逃すことなく味わうことができた。
そして、最後の最後、コーダーで、天へ突き抜けるかのような飛翔パターンで、もう心身ともにクラクラに・・・。
やられたなぁ。
ブラ2で久々に興奮&感動でした。

ブラームスの曲って、聴感上の拍節と譜面上のそれとがズレてることがよくあり、この終楽章も単純に「イケイケ」の手拍子足拍子が出来ないブラームス的段差があり、昔はよく「指揮がずれてんじゃない?」って思ったのだが、この日の聖響さんの振りも、なんかケムに巻かれているようなクライバーみたいなところがあったよ。
でも、すっごい乗りの良さ!

さて、次回は12月。
大好きなハイドン・バリエーションと、聴き応え十分のP協2番(4つの味が楽しめる。)。
それと、全部の楽章が弱音で終わる3番の交響曲だ(演奏順は協奏曲が最後だったね)。
どんな、アプローチで来るんだろ?
楽しみだなぁ~。

こんどは、余裕を持って家を出よう!

追伸:12月までコンサートおあずけなのは、ちょっと寂しすぎるので10月に下野さんを聴きます。

『音楽』 ジャンルのランキング
コメント (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 聖響×OEKブラームス・チク... | トップ | 両雄死す »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良かったですね (ゆき)
2007-07-20 09:54:57
今回も盛り上がったようですね!
10月のガラコンサートも楽しそうなんですが
やっぱり予定があって。。
聖響さんは12月までおあずけです
>ゆきさん (親父りゅう)
2007-07-21 11:36:44
はい、やはりブラームスの2番の魅力全開の幕切れでした。
一夜のコンサートには、いろいろな局面があり、それが生演奏の魅力というか醍醐味なんですね。
12月には、この醍醐味を共有できますことを楽しみにしております

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む