最近、のど風邪が流行っています。
周囲にもゴホゴホと激しい咳をする人がたくさんいます。
高熱が出る風邪も流行っているようです。
ところで、多くの風邪薬には抗ヒスタミン作用というものがあり、それによって鼻水やくしゃみを抑えます。
しかし同時に、この抗ヒスタミン作用を持った薬は強烈な眠気を誘います。
普段から睡魔と闘っている私などは、この薬を服むと一日中、頭がボーっとして仕事になりません。
無影灯の鋭い光と熱気の下での手術。
こんなときに風邪薬の副作用(=眠気)はもちろんご法度です。
なので、薬を服まず、くしゃみをしながら手術をすることになります。
これはこれでとてもつらいものです・・・
眠気を誘導しない、しかしよく効く風邪薬。
こんな薬が開発されたらいいのにと思ったのが学生の頃。
今でもそのような薬が見当たらないということは、開発がとても難しいということでしょう。
最先端医学は日々進歩していますが、こういう身近なところは意外と進まないのです。
一筋の光によって「赤」がより鮮明に表現されていますね。
この光と影はどのようにセットされたのでしょうか?
やはり、風邪は予防のひとことにつきると思います。
20代の毎年インフルエンザにかかり、冬期は抗生剤漬けだった私が
息子を宿したときさすがに薬に頼れず、教えてもらった方法は
ビタミンCの摂取(1日2000mg)と、睡眠時間を長くとること、加湿というものでした。
その後、神経質なくらいその習慣を守ったところ本当に
インフルエンザにかからなくなり、風邪も寝込むことはめったになくなりました。
あとは、かかったら早めに病院で薬をもらうことでしょうか。
コールセンターでの仕事は、喉が命ですから、予防第一なのです。
この写真は室内で撮りました。
窓から線状の光が入っていたので、そこに本を置きました。
F1.4のハイスピードレンズですが、室内でも明るく撮れますね。
そうですね。
風邪の場合、特効薬がないのです。
扁桃腺炎だと、細菌が原因なので、抗生剤が効くのですが、風邪は風邪ウイルスによるため、抗ウイルス薬というのがほとんどないのです。
おっしゃるとおり、予防と自己の抵抗力に頼るしかないのです。
抵抗力を上げるために、ビタミンと睡眠はベストだと思います。
でも、不摂生と夜遊びを家訓とする不良外科医は睡眠と栄養はなかなかとれないんですね(笑
なので、きっちりと風邪をひいてしまいました。