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まろうさぎさんの「怒り」初日舞台挨拶 午後の回(上映前)レポ  in 銀座日劇東宝シネマズ

2016-09-18 | イベント(レポート・お知らせ)


!!!!!! まろうさぎさんからレポが届きました。やったーーー!!! 
今回も神レポが読めますよ。マスコミ入ってませんよ。
全国でここでしか読めないレポですよ!(笑)
まろうさぎさん、ありがとうございます。松ケン、早く観たいよ~。」



まろうさぎさんの「怒り」初日舞台挨拶 午後の回(上映前)レポ 
         in 銀座日劇東宝シネマズ


樹さん
こんばんは!
「怒り」がついに初日を迎えました!幸運なことに午後の舞台挨拶に参加できました。
いつも通り、おおまかなレポでございます。
松山さん、スッキリした美しいお顔だちでした。
そして、ここ数年、立っている時にフラフラしていた印象が、今回は直立不動でまっすぐ。
時に鼻をこすったりする程度。
それでも、しっかり笑いをとってくるという、安心の舞台挨拶でした!

まろうさぎ

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「怒り」初日舞台挨拶 午後の回(上映前)レポ  in 銀座日劇東宝シネマズ


「怒り」の初日舞台挨拶に参加してきました。
今回、一般販売がなく、劇場の抽選とぴあの抽選のみ。
残念ながらどちらも落選してしまったのですが、松友さんから誘っていただけて
午後の回に参加できました!やはりファン同士のつながりは大事ですね♪

午前の回は、マスコミも入り、上映後なのでティーチインもあったそうです。
それは羨ましい限り!
午後の回は、マスコミなしで、日本では最後の舞台挨拶ということで、
宮崎あおいちゃんが、涙ぐむのを見て、こちらも最初からうるうるしました。
松山さんは、前方をキリリと見つめ、手は後ろに組んで、直立不動。
今日はアヒル口より、鼻梁ラインが目立ちました!
(※宮崎さんの「さき」は「立つ」の崎です)

午後1:40 伊藤さとりさんが登壇。そして、キャストの方々が下手より登壇。
下手から、李監督、綾野剛さん、妻夫木聡さん、宮崎あおいさん、渡辺謙さん、松山さん、
広瀬すずさん、森山未來さんという並び順。
私は上手側に座っていたので、松山さんに近かったです♪
(以下、敬称略)

渡辺:
え~、天気予報に反して秋晴れの中、どこにもいかず映画館に足を運んでいただき
嬉しく思います。
皆さまの期待に必ずや応えられる映画に、自分たちが言うのも何ですが、なっていると思います。
存分にお楽しみください。

森山:
どうもこんにちは。森山未來です。本日はありがとうございます。
今から見るのであまり多くは語れないのですが、ずっしりくるドラマです。
たくさんの方に拡散して見てほしいと思いつつも、さっきも舞台挨拶をしたのですが
その顔をこちら側で見られるだけで、皆さんのその心の中に何かが埋め込まれただけで
いいんじゃないかという気もします。
もちろん、興業的には多くの方に見ていただきたいのですが(笑)

松山:
みなさん、こんにちは。松山ケンイチです。
初日の足を運んでくださり、ありがとうございます。
僕自身も初日を迎えて思うことは、何回かこのキャストで挨拶をさせて頂いているんですが、
ここにいられることが、自分自身嬉しくて、誇りに思います。
作品もそうですし、素晴らしい大好きな役者さんたちと一緒に初日を迎えられて、
また、作品も心を揺さぶってくれるもので、これは間違いなく、今年の日本映画を代表する1本だと思います。

綾野:
こんにちは。綾野剛です。本日はおいでいただきましてありがとうございます。
僕自身この作品を見て久しぶりに体温のある愛おしい涙を何年かぶりに流しました。
いろいろなことを思うと思いますが、この作品が皆さんの心に刻まれることを願っています。
短い時間ですが、よろしくお願いします。

広瀬:
みなさん、こんにちは。広瀬すずです。
足を運んでくださりありがとうございます。
この作品に出会って、この仕事をすること、演技をすることの意味が変わりましたし
人を見ることだったり、感じることや、近くにいる人への気持ちが変わったりしました。
この舞台に立てていることを幸せに思います。たくさんの人にこの作品が届いてほしいです。

宮崎:
みなさん、こんにちは。宮崎あおいです。
映画を見にきていただいて、ありがとうございます。
松山くんも言ってたことと同じなんですが、ここに立てていることを誇りに思います。
初号を見たとき、動悸が止まらなくて、いろんなものを投げつけられた気がしました。
すごい作品となっていると思います。
(あおいちゃんが話している間、心配そうに渡辺さんが見ていたのが印象的)

妻夫木:
こんにちは、初日にお越しいただき、ありがとうございます。
映画は公開してからが始まりです。それぞれの結末に感じ方が違って見える映画です。
それがどう(皆さんの中で)育っていくかお聞きしたい(??)
できれば、大切だと思う人と見てほしいです。今日、一人で来ている人は
大切な人ともう一度見に来てください。その人が愛おしく思えてくるはずです。
よかったら、いろんな人にすすめてください。

李:
本日は初日からありがとうございました。
映画は時代を映すと言いますけれど、この映画はどんな時代でも、たとえ逆風が吹いても
立っていられる足腰の強い作品だと思います。
未來くんが言ったように、広めてほしいというスケベ心もありますが(笑)
たくさんの感情がおしよせている皆さんの顔をみて届いたと思うと、それで充分かなという気もします。
自分の経験の中で、感じるものは違うと思います。そういう感情の一つ一つを受け止めていただければ、
大事にしていただければ、こんなに嬉しいことはありません。

伊藤:
改めまして、映画公開、おめでとうございます!(一同、深々と礼)
「怒り」という作品に参加したことは、どんな経験でしたか?

森山:
去年の九月に沖縄で撮影したんですが、個人的なことではありますが2013年に海外に行ってて、
帰ってきてはじめての映画でした。
僕にとって、なじみのある方、スタッフさんたちも別々のところで出会っていた顔なじみの方との出会いで、
期待もあり不安もありました。
映画って、ヤクザなんですよね!いい意味で!
古き良き伝統で、理屈じゃない、「これ!」って見つかったら、みんながそこに集中して
ぶちこんでくる居合いのようなエネルギーがあるんです。
そういう映画の世界に入らせてもらったのが、この作品でよかった、素晴らしいタイミングでよかったと思っています。

松山:
え?あれ?すずちゃんは??(笑 ←天然なのか、狙っていたのか 爆)
(渡辺:(さとりさんには)順番があるんだよ!)
森山さんから、こう(上手から下手の)順番じゃないの?
あのですね、1本それぞれの映画が3本集まったような映画で、僕は千葉編にしか参加していないんですけど、
素晴らしい出会いがありました。
渡辺謙さん、宮崎あおいちゃん、李監督と3人で話をしていると、それだけで心を揺さぶられる、
感動する場面があったんですよね。
うまく言えないんですけど、謙さんは謙さんの映画、あおいちゃんはあおいちゃんの映画を見ているようで、
素晴らしい出会いでした。
あわよくば、他のキャストの方とも一緒にやりたかったので、
これからもそういう機会があるように、頑張らないといけないと思っています。

綾野:
あ~~~、そうですね~~~、ん~~~~(としばらく悩む)
本当にものすごく愛おしい作品で、現場で経験したことを、映画として見届けて
出ている全員が愛おしい気がします、(直人という)役得かもしれませんけれど。
(自分の話が終わってホッとしたのか、鼻の下をこする松山さん。ファンは見てますよ!笑)
僕は、皆さんの瞳の奥の、誰を今見つめなきゃいけないのか、
誰を抱きしめてあげなきゃいけないのか、自分自身を抱きしめなきゃいけないのか、
そういう大事なことを、普段の自分を見つめなおさせてもらえた気がします。
信じることの豊かさと愚かさを表現した作品に出会えたこと、
優馬と直人に出会えたことに感謝しています。
そして、またこの後に皆さんと出会えるようにしたいと、自分の中で糧となっています。

広瀬:
すごく役柄とか作品とか、自分の中では挑戦的で、1か月ちょっと戦い続けて、
泉(という役柄)としても戦い続けていました。
その姿が太い線じゃないけど、その感情はウソじゃないんだなと、
監督に伝えたり、でも、言葉にうまく出来ない感情が生まれて、
本当に誰にも触ってほしくないとか、見ないでほしいと思いました。
これからも言葉にできない感情だったし、そういう場にいられたことが贅沢だったなと
今は思います。常に悔しくて、心が折れた瞬間もありましたが、常に味方でいてくれた監督、
側に田中さんとしていてくれた未來さんに支えられました。
大人になっても宝物になる作品だと思います。

宮崎:
2週間という撮影期間は長くはないのですが、私の中であれほど濃密な2週間はなかったです。
謙さんと地方やカナダの映画祭に行かせていただいて舞台挨拶をしてきましたが、
もうこれで私にできることはなくなってしまうというのが、
映画は公開されてからが本番なんですが、
離れることが寂しい、自分が何もできなくなってしまうことが寂しいと思うのは久しぶりの作品でした。
そして、私にとっても、宝物であることはずっと変わらない大事な作品です。

妻夫木:
ん~~、本当に皆が言ったことに似てしまうんですが、
僕も映画自体に恋してしまって、それは原作を読んだ時からなんですが、
なんだか、一瞬で撮影が終わってしまった気がします。
剛と一緒に撮影していて、他の千葉編、沖縄編のキャストもスタッフも同じ思いで撮影していて、
最後まで突っ走ったので、
今ここに並んでいる人たちには、家族的な気持ちをもっているんです。
打ち上げの時は(お互いの撮影内容を知らなかったので)「知り合い」という感じだったのが、
作品を見てからは「家族」という感じです。
東京、千葉、大阪・・・あ!大阪じゃないや、なんで大阪が出てきたんだろう(笑)
(宮崎さんに、肩を叩かれる)
東京、千葉、沖縄編を比較するという思いはなかったですね。
何かを失ってしまうような場面が多いようだけれど、実は気づかされることが多い
新しいものに気付ける、そんな一期一会の作品になったら、嬉しいです。

李:(キャストの感想を聞いて)
ハードルが上がってるなぁ(苦笑)
とにかく、一人もキャストが逃げなくてよかったです。(笑)
すずは逃げようとしたみたいだけど。
(広瀬:危なかったです(笑))
映画は作り続けられるけれど、実はこのキャスト・スタッフで交わる瞬間は奇跡的で
大きなものでした。
綾野のはかなさ、妻夫木の艶、あおいちゃんの透明感、松山くんの憂い、すずのひたむきさ、
未来くんのそこはかとない深さ、そして謙さんのすべてを受け止める大きさに
(監督として)関われてよかったですし、大事にしていきたいです。

渡辺:
あおいちゃんが言ってたように、映画に関われるのが日本ではこれが最後に
なるんです。
一筋縄ではいかない監督で、それを一番感じているのがここにいるキャスト・スタッフなんですけれど、
本当に一筋縄ではいかない監督に、坂本龍一さんやスタッフたちも振り回されました。
(李:けっこう、怒られました 笑)
だから、出来上がった作品も一筋縄でいきません。
映画を見た帰りに楽しく食事をして帰ろうとか、ぶらぶらして帰ろうとか
そういう気持ちにはなれない映画かもしれません。
深く心に刺さって、自分の心に向き合ってしまう映画です。
帰りに階段とかにつまずいたり、信号を間違えたりとかしないように
気を付けてお帰りください(笑)。
家に帰って、一息いれたら、何かが揺り戻すように湧き上がってくると思います。
何より、初日を迎えられて嬉しいです。喜びをかみしめています。
本当にありがとうございました!!
(一同、礼。宮崎さんが涙ぐんでいるので、肩を抱く渡辺さん。
 本当に愛子として、娘として心配している父親そのものでした)

午後2:05分 上手へ退場。最後に観客へ一礼して皆さんは帰っていきました。



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さて、映画ですが・・・・
ツライ、シンドイ映画です。同じ日に2回見るのは躊躇います。
私は今日が初めてだったのですが、もう、心臓のあたりにずっと鈍痛を感じて、椅子に縛り付けられたようになって、
泣くことすらできない、そんな映画でした。
原作を読んでいたので、誰が犯人なのかは知っていましたけれど、
誰が犯人なのか、という犯人探しや、なぜ殺したのかという動機の部分はどうでもよくて、
自分が好ましく思っている人、愛する人を信じ切れない自分の弱さに腹が立つ、
そして信じていたのに裏切られたことに対する悔しさを感じる映画でした。

回想シーンで出てくる犯人を演じているのは誰なんだろう?
それぞれの「疑わしき人物」が演じているような気もするし(あるシーンは、はっきり田代だった気がする)、
実は他の人が演じているような気もするし…。
繰り返し見るのはしんどいし、
気軽に「いい映画だから見てね!」と言えるような作品ではありませんが
絶対的に信じられる人とは誰なのかを考え、信じられない自分の弱さと向き合う作品です。
個人的に、私は、家族以外は信じきれないんじゃないか、そんな気がして、
そこが自分の弱さと醜さだなと痛感しました。




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3 コメント

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感謝感激! (樹)
2016-09-18 09:14:36
まろうさぎさん、
おはようございます。

今回も素晴らしいレポをありがとうございました。
その場にいるみたい、というのは毎度の至福でございますが、
今回はレポ末のまろうさぎさんの言葉で、
原作を読んでいるからこそわかっている結末、を超えた、
作品鑑賞の重みについて考えさせられました。
エンタメとして価値のある作品もあれば、
ひとのこころに重い楔をうちこみそうなものもあって、
この作品は間違いなく後者なのだろうなあと思います。

>綾野のはかなさ、妻夫木の艶、あおいちゃんの透明感、
松山くんの憂い、すずのひたむきさ、
未来くんのそこはかとない深さ、そして謙さんのすべてを受け止める大きさに
(監督として)関われてよかったですし、大事にしていきたいです。

この出演者寸評!
レポしてくださってありがとうございます。
できあがった作品のご褒美のような舞台挨拶は、
とかく監督がほのぼのと傍らに立っておられる感があるのですけど、
さすがの李監督!
上映前の舞台あいさつで、ここを観ろよ、のサジェスト

なるほど、そしてありがたやーです!

まろうさぎさんの控えめにして的確なその時々の反応には、
毎度のことながらくすっ、と笑ってしまいました。
大好きや~まろうさぎさんのレポ、と思うのがこういうところにもありです!

本当は今日、シフト前に見たかったのですが、どうしてもタイムテーブル的に無理なので、
泣く泣く、明日の初回に観せていただきます。
覚悟の鑑賞、
そして松山さんの出演部分は堪能し尽くしたいと思っています。
田代くんは希望ですよね。
この、希望を実際味わいたいけど、示唆があるんだろうかとドキドキしてます。
小説と映画はべつものですからね。

本当にお疲れの中、豪華で素晴らしいレポをありがとうございました。
同棲してました、とかそういうの、より作品のキモを語る発言が読みたかったので、
松山さん以外の発言もとってもありがたかったです!!!









追伸 (樹)
2016-09-18 09:21:15
最後の最後でネタバレ?書いちゃったけど、
いいですよねー。
すみません(謝るんかい:笑)

>あわよくば、他のキャストの方とも一緒にやりたかったので、
これからもそういう機会があるように、頑張らないといけないと思っています。

頑張らないと、は松山さんの本音でしょうね。
30超えても、40超えても、
こういう俳優さんなんだろうなあ、
嘘のない松山さんは毎度のことながら素敵です。

Unknown (まろうさぎ)
2016-09-19 09:18:05
樹さん
掲載&コメントありがとうございます。
こういう映画ですから、ついついキャストの皆さんのコメントも真面目で重苦しくなりがちなのですが、その中で、飄々と軽やかにコメントする松山さんの存在が、映画の田代と同じく救いになりました。

映画だけでは分かりにくいところもありますが、よくあの話をまとめたなあと思います。
人を信じるという意味では、ラストの槙(ナベケンさん)が、もう少し娘たちを信じた明るい顔をしてくれれば、すっきりしたのかも知れませんが、あの顔はやはりまだ心配で信じきれないように見えました。そこが信じることの難しさなのでしょう。

樹さんの感想もお聞かせください。語り合いたいです。

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