裁判所書記官のときどき日誌

日々の疑問についての裁判所書記官がただの個人的なことを書いていくブログです。

常識の常識をちょっと疑ってみた。

2010年06月22日 | ちょっと思ったこと
 したり顔で偉そうなことを書ける立場にないとは承知しながらもあえて書きたいことがあります。

 そう、刑事事件のこと、それも冤罪とかそういう問題よりも、もっと根本的というか、もっと身近なことです。
 
 よく、テレビなんかでは、警察アンド検察が、「巨人の星」の星一徹が乗り移ったかとでも思うような鬼っぷりの捜査を繰り広げ、まるで、「24」のジャックバウワーのように自白を強要し、そして、「カクテル」のトムクルーズのように華麗に有罪に持ち込む。
 
 そして、一切の世の中の不条理を、見せつけるかのように99%有罪の法廷が存在する。

 そんな日本社会。

 犯罪者は一網打尽。それで飽きたらぬと無罪の人間ですら、逮捕され、有罪となってしまう社会なら、犯罪者は娑婆にいようはずもないだろうけど。

 それなら、それなら、どして、どして、よくある駅前の自転車ドロボーは捕まらないのか。

 不良少年は、いつも、暴走しているのか。

 同じようなところで、同じような犯罪があるのはどうしてなのか。

 最近、コンビニ強盗も捕まった話すら聞かないし、不可解きわまりない。

 そういう現実も存在するということを是非、論じて欲しいものである。
 
 あえて言えば、鬼畜のように描かれる警察・検察がなぜいつも鬼のように捜査をしていると仮定できるのだろうか。

 警察や検察に入ってしまうと、人間が変わって、鬼になってしまうとでも言うのだろうか。

 鬼になって、無罪の人にでも、どんなことでもしてしまうのだろうか。

 私には、そうは思えない。

 どんな人にでも、やはり、両親が存在するように、良心は存在するのだと思う。

 誤解を恐れずあえて言えば、どんな人もそんなに変わりはないと思う。

 特殊な環境や状況になれば、判断がおかしくなることも、普通の人と同じである。

 そこを、まるで陰謀論のように、鬼のような人間像をもって、一方的な判断を下すようになってしまう世論こそ危険なのではないだろうかと思う次第ですがどうでしょう。
ジャンル:
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キーワード
トムクルーズ
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