らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

指導に行く。前半戦 4!(2016)

2016年06月11日 23時59分59秒 | 指導
 今晩、山形大学フィルヴィオラパートを指導に行ってきました。

 先月は、少し前に書いたとおりスケジュール的に合わず、結局山形大学フィル指導には行けずに悔しい思いをしました。

 気分をあらためて、今月末の方にせまってきたサマーコンサートに向かって今月は2回ほどお邪魔します。

 史上最高に暑くなるかもと気象予報士のなかには言っている人もいる、むしむしした一日になりました。暑いのですが、練習室の窓を開けると虫がブ~ンブ~ンと飛ぶ悪条件でしたが、やる気満載の学生達で、こちらも一生懸命教えました。

 最初の30分位は、初心者の1年生を含む大学生になってから楽器を始めた2人に執行学年の2人の4人で基礎練習指導から。その他演奏出来る1年生から4年生の5人はその間30分位個人練習をしてもらいました。「習うより慣れろ」とはよく言ったものですが、(もちろんのちのち考えながらの練習は大切です。)とにかく時間をかけて楽器に触る時間を多くとったであろう学生のレヴェルアップは日進月歩のようです。その過程でついてしまった悪癖をとってあげて、次のステップに進んでもらいます。

 全員9人(欠席者3人~休団者含)のうち初心者の1年生は今回のサマーコンサートはお休みなので、早退。残りの8人でC.ドビュッシーの音楽をつくってゆきました。学生オケ~アマチュアの指導に行くとドビュッシーをベートーヴェンやショスタコーヴィチのように情熱的に演奏してしまうことがよくあります。

 P、PP、PPPなどのダイナミクスの変化もそこそこに、全部の音を弾きすぎてしまうのです。

 寄せては返す波のように、そして漂う感じをパート全体で作り上げるのには、少しだけコツがいるようです。

 指導し始めて5年以上たちますが、最初は人数も少なく上から下までかなりのレヴェルの差がありましたので、とにかく元気出して楽しく演奏出来れば「よし!!」の状態から、今では多くの経験者を抱えた強豪パートになりましたので、かなりの所まで音楽作りをする事出来ます。

 本日もそんな充実したパート練習の日でした。

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