ポコアポコヤ

食べ物、お菓子、旅行、小説、漫画、映画、音楽など色々気軽にお話したいです(^○^)

おばあちゃんの家 と 美術館の隣の動物園

2004-12-12 | 映画感想 他

この映画は、凄く期待して凄く待ちわびて見た映画でした。
日本では岩波ホール何十周年記念作品!という誉れ高い
名前と同時に上映されたものの、家から東京まで遠くて
行けずじまい、やっと我が町にやってきたのは岩波ホールで
上映された後、半年近く経ってからでした。

元々の韓国のタイトルが「家へ」だそうです。
とにかく思い入れが深すぎるとハズす事が多いのか、
この映画は他の方々が号泣した・・・というのに、
私及び、一緒に行った人も、う~~ん・・・悪くはないけどね・・・
と面白かったけど、感動までは出来ませんでした・・。
私も産まれてからずっと、祖母と同居しており、おばあちゃんッコだった
のですが・・・

まず、都会育ちのコンピューターゲームばかりしている主役の小学生サンウが、
小憎らしい。憎たらしすぎです。
おばあちゃんが可哀想で、可哀想で、見ていて前半は頭に来ちゃって・・・・

山の中で出会う女の子が、可愛くないです・・・もうちょっとカワイイ女の子
出して欲しかったです・・・でも牛追い少年やら、可笑しいエピソード、
ちょっとしんみりするエピソードなども混ざっていて、面白く見れました。

でも、やっぱりこのサンウよりは、サンウの母親に、むかっと来る。
自分の母親(おばあちゃん)をへんぴな村に一人残して、貧しそうな
暮らしをさせていて、ほったらかしなんだよね・・・きっと。
それでいて、サンウを突然預かってくれって、やってくる。
なんたるヤツだろう。

私はこのサンウ役を演じた少年(ユ・ソンホ)を、この映画を見る前に
他のドラマなどで見ていて、特にMBC「ラブレター」
の1話で
出ていた彼を見て、すっごく可哀想で、何度も泣いちゃったので
かなりこの少年に好感持ったの気持ちで、おばあちゃんの家を見たんですけどね・・・
ラブレター視聴情報、感想はこちら

このおばあちゃんの家の監督さんである イ・ジョンヒャン監督
の他の作品、『美術館の隣の動物園』
もビデオで、見てみました。
こちらは、ちょっとユーモアあるくすっと笑える恋愛映画でした。
こちらは☆3つ。悪くないんですが、別に取り立てて何か印象に
残るという程でもなかったです。
アンソンギさんが出てくるんですが、あんまりこの役には
合ってなかった様な気がしました・・・

最初喧嘩ばかりしている2人が、徐々に・・・って辺りは
面白かったです。シムウナさんが演じる女主人公は
ちょっとズボラなところが、かわいくて好きですね~
イ・ソンジェさん演じる男主人公は、私個人的には、あんまり・・・・
おばあちゃんの家とはちょっと違った雰囲気の映画ですが
くすっと笑える面白い部分が有るのは、共通してるかな。

コメント (8)    この記事についてブログを書く
« アンドレイ・タルコフスキー... | トップ | 動画 ハウルの動く城 韓国... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご近所です、某ホール (KOAKI)
2004-12-13 00:06:58
latifaさんに怒られてしまいそうですが、岩波ホールは職場の近くです(^^;

この映画の看板も、確か眼にしていました。

NHKか何かの番組でも、少しこの映画のことが触れられていて、なんだか、とっても心温まりそう、とは思っていたんです...。

(でも、結局見れていません。すみません~!)

それにしても、韓国の教育熱は、なかなか凄いみたいですね。この男の子みたいな子供たちが、いっぱいなんでしょうか...。
アウ~~~~!! (latifa(ポコアポコヤ))
2004-12-13 08:36:48
KOAKIさん~おはようございます(^O^)

なんと!KOAKIさんの職場のお近くですか~~!

う、うらやましいです~。

私は2回ほど、岩波ホールに根性あった頃は

行った事がありましたが、ここ何年かは、

めっきりパワー不足で行けないでいます。



この映画、試写会には、天皇家の紀子様家族などもいらっしゃったそうです。

何年か前に韓国で大ヒットした映画です。



そうそう、韓国の教育熱は凄いですよ。韓国の子供達は非常に忙しい子が多いです。学校の後も毎日塾や、ピアノ、英会話、ダンス・・習い事漬けです。高い教育費を使っているお家も多い様です。私は、偶然、同じ年の子供を持つ、韓国人のお友達がいるので、色々な話をするのですが、本当にすごいです。特に彼女が熱心だって事じゃなくて、みんなが凄いので、何もやらないと自分の子だけ、取り残されてしまいそうだから、ついみんなと同じにやらせてしまう・・って言っていました。
岩波ホール近辺 (KOAKI)
2004-12-16 07:41:52
岩波ホール近辺(神保町)あたりも、ここ2、3年の再開発で、だいぶ様子が変わってきました。

もちろん、あのホールは健在ですよ(^^)



教育熱のお話、ふむふむ、と読ませていただきました。観た番組では、30代はじめ、共働きの夫婦で、3歳の娘が一人。すでに英語の家庭教師を付けていて、子供を中心に生活が回っているような感じでした。

数年前に不況に陥ってから、リストラされた経験があるので、「そういう大変な想いをさせたくない、教育し良い学校、良い会社に入って貰いたい」という親心からなんだそうです...。

分刻みのスケジュールで、本当に大変ですね。私のほうが、怠けてるかも(^^;
あ~~行きたいな (latifa(ポコアポコヤ))
2004-12-16 12:04:26
KOAKIさん、そうですか・・あの辺りも随分

変わったんですね・・・

私が行った頃は、駅から降りて岩波ホールの方へ

向かう右の方に、ヨーロッパっぽい小さな

アイスクリーム屋さんがありました。



そうそう、「子供を中心に生活が回ってる」

そういう世界です。

物価だって日本より安いのに、日本より高い

授業料払って、ピアノ、そろばん等に通わせて

いるんですから・・・家計はほとんど子供のために

アップアップみたいですよ・・・
あのガキに頭にきました! (ぶーすか)
2006-12-04 19:56:35
TB&コメント有難うございます。私は最近のTV放送で2本とも拝見しました。「美術館の隣の動物園」はセリフが面白くて大好きなんですがlatifaさんはどうもイマイチだったようですね…(汗)。でも「おばあちゃんの家」は同意見です。もうあの我がままなガキにずーっと怒りっぱなしでした。
<岩波ホール
ここで1度だけ『宋家の三姉妹』を観た事があります。いい作品を上映するところですが、どこよりもちょっと料金が高いんですよね…。
ぶーすかさん☆ (latifa)
2006-12-05 08:17:21
ぶーすかさん、こんにちは
こちらこそ、どうもありがとうございました!
いやいや、美術館の隣の・・・は、面白く見ましたよ^^
3つ☆くらいっていうのは、面白く普通に見れたな~って時につけさせて頂いていて、私は、結構点数つけるのが厳しい方だと思うんです。
セリフや、喧嘩・かけあいは、楽しかったな~って私も思いました。あと傘のシーンを覚えています。

宗家の三姉妹、岩波でご覧になられたんですねー!
私は、前に小説を読んだことがありました。(内容結構忘れちゃって思い出せない部分が
やっと観ました (こまものやJUN)
2008-11-28 21:58:14
こんばんは。
お久しぶりです。
ブログにお越しいただきありがとうございました。
それですでにご覧になっていたのを知ってやって来ました。
以前お邪魔したかもしれませんが…。
latifaさんの子ども&母の感想、なるほどと思えます。
村の女の子はたしかに…風貌はさておいてもちょっと中途半端かも。
こまものやJUNさん☆ (latifa)
2008-11-29 10:59:27
JUNさん、こんにちは~
すいません、わざわざこんな古い記事に来て頂いちゃって・・・
自分でも書いたのは覚えているんだけど、一体いつ頃書いたんだっけ・・・?状態で・・。しかも、確か辛口な事書いたんだよなあ・・って事だけは覚えていたので、、、でも、せっかくなので、後でTBさせて頂きます~

スンホ君、どんな青年俳優になって行くのかな?
昔から子役の主役を常に張っていて、すごいです。

コメントを投稿

映画感想 他」カテゴリの最新記事